読者ライター【ナラ シカオ】の記事2
どうも。 42歳の転勤族サラリーマン。 ナラ シカオです。 先日訪れたホールで、面白いポスターを見かけました。 「○○ホール・スタッフ総選挙」 満面の笑みを浮かべる店員さんたちの写真と、プロフィール。 そして、「ぜひ投票ください」の文字。 と、投票? コインサンドに千円いれる度に、投票用紙くれるのでしょうか? 一体全体、誰が喜ぶのか全く理解できない企画を眺めながら、つくづく思ったんです。 「パチンコ屋って、健全になったなあ」って。 ここ数年にパチンコ屋に通い始めた若人には想像もつかないでしょうけど、今のパチンコ屋さんって、 店内にはオシャレなBGMが流れ、 有名タレントがテレビCMに起用され、 女性がひとりでも気軽に入れる、 遊技場じゃないですか。 四半世紀前のパチンコ屋さんときたら、 店員の煽りマイクと共に軍艦マーチが爆音で流れ、 パチンコ屋のテレビCMなんてそもそも存在せず、 女性がひとりで来店すると、店内が「ざわっ」とする、 博打場でした。(ねえ、まゆりんさん) 今日も、24年前のパチンコ屋店員時代を振り返り、昭和のパチンコ・ダークサイドへご招待します。 以前の日記で少し触れた、佐々木健介似の社員さん。 バイトの私たちを飲みに連れて行ってくれたり、仕事を教えてくれたり、面倒見のいい先輩だったのですが… 前職が影響しているのか、健介さんは、男気があるというか、見栄っ張りな一面がある人でした。 食事をオゴる、というと、とても食べきれない大量注文を炸裂させ、2次会は不相応な高級クラブ… そんな人でした。 ある日。 私は大学の友人(身長188pの大男)と、バイト終わりに飲みに行く約束をしました。 福岡から、大学入学をきっかけに大阪に出てきたばかりの私にとっては、数少ない貴重な友人です。 私のバイトが終わる30分くらい前に、その友人がホールに迎えに来てくれました。 パチンコをしない友人は、空いた席に座わって、私を待つことに。 私(バイト中)が友人としゃべっていると、健介さんが肩をいからせながらやって来ました。 「うぉい〜 シカオ〜 お前のツレ(友達)け?」 「はい、そうなんです。 このあと飲みに行くんですよ。」 「うぉい〜 それやったら、こんなところで待たせんと、パチンコでも打たせたれよ〜」 「いや、パチンコやったことがない奴なんですけど…」 友人に聞くと、少しだけならやってみたい、とのこと。 健介さんオススメのセブン機に座らせました。 「うぉい〜 シカオ〜 ツレに少しサービスしたれや〜」 「え? サービスってどうするんですか?」 「玉、入れたれや〜」 「…いいんですか?」 私は友人の台のガラス面を開け、いかにも『玉詰りを直しました』を装いながら、スタートチャッカーに十数個の玉を入れてあげました。 玉は上皿いっぱいになり、友人に打ち方を教えていると、健介さんが再び登場。 「うぉい〜 そんなちょっとの玉、すぐ無くなってまうやんけ〜」 私を押しのけ、ガラス面を開け、上皿の玉を鷲掴みにした健介さん。 針金でアタッカーをこじ開け、あろうことか、握りこんだ玉の全てをアタッカー(!)に、滝のように全投入しだしたのです! 私に比べ、入れた玉数も多かったのですが、スタートチャッカ−とアタッカーでは、払い出し玉数が全然違います。 「ちょ、ちょっと! マズいですよ健介さん!」 「うぉい〜 かまへん〜かまへん〜」 たちまち玉は上皿から溢れ、下皿に。 それでも健介さんは、何度も何度も『上皿の玉を鷲掴み→アタッカーに滝投入』を繰り返し、ヤメようとしません。 当たってもいない、どころか、ハンドルを握ってさえいないのに、玉は下皿からドル箱に。 アタッカーに玉が入ったことにより、ビカビカ光る台枠。 目の前で起こっている事態を全く飲み込めず、固まる友人。 「うぉい〜 こんなモンでええやろ〜」 ようやく、ようやくガラス面を閉めた健介さん。 満足げに立ち去って行きました。 健介さんの暴走は止まりましたが、出玉は止まりません! 他のお客さんの強烈な視線を感じつつ、遂にドル箱を交換。 1回転も回さずに、別積みに突入です! 友よ! おめでとう! これがビギナーズラックだ!(ヤケクソ) 「いい加減に止まれ!止まれ!」と必死に願いましたが、吐き出され続ける玉を止めることは、店長にも、神さまにも、誰にも出来ません。 シマの端には「やり切った」感が満載の健介さんの笑顔。 私は真剣に考えてしまいました。 「ヤツは…狂ってるのか?」 だって、普通に営業中ですよ? 周りにお客さんがいるんですよ? なんだったら、両隣にもお客さんが座ってるんですよ? 最終的に、ドル箱2つがいっぱいになりました。 友人は、『投資500円・獲得4000個・大当り0回』という大記録を樹立。(笑) 「シカオ、パチンコって、めちゃめちゃ面白いやん!」 パチンコのシステムを100%誤解したまま、友人は大興奮していました。 明るく楽しく健全なパチンコ屋さん。 一昔前にはこんな事がありました。 皆さんに惜しまれながら(?)、最終回を迎えた「パチスロ昔話」ですが、一部の局地的ファンの方のラブコールにより、小ネタ&パチンコネタですが…ちょっとだけ復活することにしました。(笑) 次回予告! 「石川県金沢市での悲しかった話」 涙無くしては読めません! ハンカチをお忘れなく!(嘘) ナラ シカオの記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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