読者ライター【男爵】の記事8
読者諸兄ご機嫌よう、男爵です。 追うべきか、退くべきか。 高設定の可能性がある時や天井が近い時、スロッターは考えるものです。 ましてやそれが滅多にみられない伝説のモードだったら、諸兄はどうしますか。 今回は、男爵が夢見た蒼い伝説を追う話。 スロット紳士こと男爵の体験談を聞いて欲しい。 …これはブルーレジェンド…か? 青7が揃ったサラリーマン番長を前にそう考える。 弁当箱当選やポイント昇格ではない、履歴も青7が続いている。 プレミアモードが継続している可能性が高い、非常に嬉しい状況。 だが、私はうかない顔をしていた。 聡明な読者諸兄は感づいたと思うが、頂ラッシュに入らないのだ。 ご存じのように、サラ番はたとえブルーレジェンド中でも、頂ラッシュが無ければ容赦なく追加投資が続く。 青7消化後にオフィス街を歩きはじめる轟氏を見ながら溜息をつく、ここまでかなりへヴィな投資になった。 もうモード転落しているかもしれない、そもそも入ってない可能性も否定できない。 打ち続けても必ず勝てる保証はないのだ。 「これぜってーブルレだわ!今日はもらったな!」 過去に青7が3連した後のサラ番を発見し、満面の笑みで座った同期の神尾君は、1時間後天井赤7をくらって顔面ブルーレジェンドになっていた。 続けるべきかやめるべきか、期待値的には追ったほうが良いのか… もう10年程前だろうか、管理人クランキー氏が、 「高設定と思われるが継続率に恵まれない。そんな北斗を打つときは、機械になったつもりで打つ。」 と言っていたのを思い出す。 そうだ、期待値を追うと決めたら後は些末な事象に一喜一憂すべきではない。 回すことに徹するのだ。 甘ったるい缶コーヒーという名のガソリンを注入し、感情を忘れたレバオンマシンと化す、マシン男爵の登場だ。 「バァンチョ―カプセルホテルゥ―!」「ウァ―!」 … 「バァンチョ―ラクダレースゥー!」「ウァ―!」 …… 「ジィカイノバンチョ―!」 !? 「バァンチョ―トォビコミエイギョー!」「ウァ―!」 ……… 幾度となく白目をむいて吹っ飛ぶ轟氏を見ながら800G程回した末に青7を揃え、轟BBを選択。 …でも、どうせ揃わないんだろう。 そんなイメージばかり浮かんでくる、レバオンするのが怖い。 すっかり臆病になっていた私は、一旦気持ちを切り替えようとスマホを起動。 すると、水曜丸氏の第5回記事が飛び込んできた。 キャプテン翼か、懐かしいな。 幼少期の思い出に現実逃避していると、翼君が私の心に語り掛けてきた。 「男爵君!パチスロはともだち、こわくないよ!」 ―そうだった、恐れるあまり楽しむことを忘れていた。 あんなに好きだったパチスロじゃないか。 「パチスロはともだち」なんて、パチスロを打たない人からはもちろん、スロッターからも色々心配されそうな発言だが気にしてはいけない。 あと、翼君は絶対そんなこと言わない。 私のパチスロデビューを飾った『GOGOジャグラーV』。 スイカも見えなかったくせに初打ちでラオウ昇天させた『北斗の拳』。 打ち時ヤメ時を考えやすい仕様が好きだった『主役は銭形』。 初万枚を出した『アラジンUエボリューション』。 美しい筐体と怪しい挙動で魅了してくれた『いみそーれ』。 5号機を打つ希望となった『スカイラブ』。 甘めの機械割と画期的なシステムの『勝負師 哲也』。 クールな演出にしびれた『ハードボイルド グリフォンの幻影』。 演出とシステムの完成度が抜群に高い『悪魔城ドラキュラ』。 私とパチスロの長い付き合いが思い出される。 あの頃はもっと楽しんでいた、そうだ、恐れることはない。 純粋な気持ちで立ち向かえば結果は自ずとついてくるんだ。 台に向き直り構える。 BBのどこかであたってくれ!! ヴォ―! 来た!パンダだ! 「いけェ!ドライブプッシュだぁ!!」 だんしゃく くん むだなうごきをくわえてのぎゃくおしだー! /ウァ―!\ だんしゃく くん ふっとばされた! だめじゃねぇか! そりゃ雑コラ画像も作成するわ! そしてオフィス街を歩き始める轟氏。 顔面ブルーレジェンドと化した私の財布には、もう小銭しか残っていなかった。 手持ちの100枚程度ではゾーンも回しきれない。 これがサラリーマン番長に潜む罠である。 私は白目をむいて椅子から転げ落ちた、ウァ―! つ〔〔 BET 〕〕 まだまだァ―! マシン男爵には復活演出付きだ、復活しても勝利確定ではないのが残念だが。 紳士の遊戯とはスロットだけではない。 ルーレットやカードといった遊びも男の嗜みだ。 遊戯王と呼ばれる(呼ばれたことは無い)私は一旦ホールから出て、カードの店に入店した。 看板にはUFJだかUSJだかと書かれていたが、おそらく大手アミューズメント産業の会社なのだろう。 自慢ではないが、ここのカードゲームは私の得意分野で、毎回現金を持ち帰ることに成功している。 ルールはシンプルなものだ。 手持ちのカードを機械に読み取らせ、コンピューターが求める数列を予想し入力、見事正解すれば要求する金額が手に入る。 ここで私は、切り札の赤いカードを出す。 このゲームに精通した私には必勝法があった。 あまり人に話したことはないが、今回は特別に必勝法を読者諸兄にも伝えることにする。 同じカードを使えば、コンピューターが求める数列は毎回同じ。 それが必勝法だ。 拍子抜けするほど簡単だが効果は絶大、まず間違いなく成功する。 最近ではこの方法を実践する人も多い様子で、スムーズに機械を行き来しているが、その傍らで高齢女性が入力に何度も失敗し、かけつけた制服の係員とあれこれやりとりしていた。 恐らく別室送りになるのだろう、ざわざわ。 軍資金を調達した私は再びマシン男爵となり先ほどの番長に戻る。 また会ったな番長よ、私は何度でもよみがえる、決してあきらめんぞ。 悪の怪人みたいなセリフを吐いて回し始める。 ブルーレジェンドを追う苦しみと男爵の決意、略してブルーレェドおくだけを見よ。 潤沢になった資金から繰り出されるメダルを、これでもかと番長に浴びせてやる。 何か破滅へ近づいている気がするが。 しかしその後あっさり90Gでボーナス告知。 男気ポイントを貯めろという無理難題を適当にあしらっていると妙にレア役が続く。 弁当箱 弁当箱 チャンス目 弱チェリー それはBB中に来てくれ、と苦々しく思っていると一気にポイントが貯まって昇格。 あれ? これって… 始まる絶頂ラッシュ! 歓喜する男爵! パンダなんていらんかったんや! いつもの私ならば、ここで結局ショボ連に終わったという記事を投稿して、 「男爵っていつも同じパターンでつまんねぇよハゲ」 とコメント欄で酷評されるところだが、マシン男爵は一味違う、フサフサだ。 絶頂は220G獲得で終了、そして青頂ラッシュに突入だ。 しかし油断するとあっという間に駆け抜けてしまうだろう。 過去2回ほど青頂に入ったが、いずれも50G駆け抜けを食らった私が言うのだから間違いない。 気を引き締めてマシン稼働だ、あくまで淡々と消化するのだ。 青頂ではポイントもガンガン貯まる、頂SラッシュどころかSSラッシュも降臨。 あまり恩恵は無かったが。 快調にボーナスを獲得、もちろんボーナスは全て青7。 途中600Gほどハマったが、AT中は何も怖くない。 超番長ボーナス以外は全て引いたと言ってもいい。 絶頂から数えて頂中に青7が8回揃って、獲得枚数も5000枚に到達。 これだけ勝ったのは久しぶりだ― ―私はベッドから起き上がる、アルコールの影響か少々けだるさが残る朝だ。 自分の身体を確かめる。 マシンじゃない、うれしくもないオッサンの身体、生身の人間だ。 スマホをチェックしてみるも、絶頂や5000枚獲得場面の画像も無い。 …夢か、ちょっと残念だけど、楽しい夢だったな。 相次ぐ新台入れ替えによってホールでの役割を終えつつあるサラリーマン番長。 その番長が最後に見せてくれたブルーレジェンドはとても楽しいものだった。 打ち納めと思って撤去前の台を稼働すると、今まで引けなかったレアフラグが引ける。 「オレこんなに楽しいんだぜ、いい機種だったろ!」 それは、最後に輝こうとする台の意地なのかもしれません。 そして心に残る名機とは、まさに夢にまで出てくる機種なのかもしれませんね。 オカルト紳士な私の思い出である。 …おや、SDフォルダに見慣れぬ画像が。 男爵の記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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