読者ライター【男爵】の記事11
読者諸兄ご機嫌よう、男爵です。 突然ですが、愛とはなんでしょうか。 いつの時代も人をひきつけてやまない永遠のテーマ。 歌に活字に映像に、多くの人を魅了しつづけるものが愛。 愛は惜しみなく注ぐもの。 愛は全力で奪うもの。 愛に目が眩むやつかをためすもの。 この記事を見ている方の大半は、パチスロに愛をもっていることでしょう。 今回は、愛深きゆえに金を失うも、一縷の望みをかけてレバーを叩き続ける男爵の話、すなわちラブ。 スロット紳士こと男爵の体験談を聞いて欲しい。 先日、会社の飲み会の2次会としてキャバクラに行くことになった。 私はキャバクラというものがあまり好きではない。 女性が嫌いなわけではない。 しかし、あのシステムにはどうにも納得がいかないのだ。 キャバ嬢と呼ばれる彼女達が特に面白い話をしなくても、隣に座って酒を飲むだけで驚くほどの金銭を請求されるシステムは、相当無茶なシロモノだと思う。 例えば落ち着いた雰囲気のバーで一人グラスを傾ける女性の二つ隣に座り、軽くマスターと話してから、ふと目があった彼女に一杯ご一緒してよろしいですかとたずねる。 彼女の隣に座り直し、注文したギムレットを楽しみながら、彼女の仕事の愚痴等を聞く。 そして30分ほどでご馳走様でしたと席を立ち、代金は彼女につけてくれとマスターに告げる。 そうすると、どんな淑女でも「いやいや、ちょっとまたんかい」くらいは言うであろう。 いくら私が福山に似ているからといっても、それは許されないのだ。 性別は違えど、同じことが夜の歓楽街では連日繰り返されているのに。 いや、需要と供給の関係なのはわかっているんですがね。 また、世の女性はキャバクラに行ったと判明した時に夫や彼氏を責めることがあるだろう。 「私というものがありながら、浮気よ!」 「他の女に貢いでチヤホヤされたいの?」 「キャバクラってなんかえっちな店なんでしょ!」 そうした店に出入りする男の半分近くは付き合いでの入店であり、自発的に通う男も一部の例外を除き、本当に大切なのは妻であり彼女だと思っている。 あと、キャバクラはそれほどえっちな店ではない。 えっちな店は他にあr……ゲフンゲフン、いや失敬。 ともかく、寛大な心をもって見守ってほしいのだ。 そもそも、私の記事に女性読者がいるかどうかはいささか疑問だが。 さて、そんな夜の盛り場での接待を終えた次の日。 以前から狙いを定めていたホールに向かった。 私も立ち回り講座ユーザーの一人、打つならば当然勝ちを狙う。 お金を使ってかりそめの愛に付き合うのは昨日でおしまいだ。 今回はライター伊野谷氏のテクニックを拝借しよう。 氏の記事から学んだ、「高設定を使うホール」の「特定日」を狙って入店。 ●ホール選びの根拠 →先月絆で4以上確定演出を出したホール ●特定日 →体感でも出玉が違う11時開店の日 ●メール会員情報 →面倒なので未登録 ●朝から動ける休日 →昼過ぎまで寝る うん、全然徹底されていない。 養分ムーブである。 私は新台『鬼武者3 時空天翔』に着席。 新台なのに空いていた。 ●鬼武者3の根拠 →新台なので打ちたい そして、一度コインオーバーをはさみ財布を軽くして終了。 「鬼武者じゃなくてただの鬼だよ、諭吉が天翔していったわ!」と憤る。 あと、ミシェルが微妙に不細工になっている気がした。 その後座った『スーパーブラックジャック2』。 ●スーパーブラックジャック2の根拠 →ストックタイムを体験してみたい さらに財布の軽量化に成功。 ボーナス昇格抽選画面になってから50枚減らし、貸し出しボタンをおかわりした時にはリオに殺意すら覚えた。 彼女がケーキを見て「おいしそー」と言う演出には暗に「お前らはエサだ」というディーラーの思想が込められているに違いない。 そうしたわけで全く良いところが無い。 勝手に名前を出された伊野谷氏もさぞ憤慨していることであろう。 途中から根拠ではなく願望になっている事には気付いていたが、もはや止まれぬと現実から目を背けていた。 そんな中のバラエティコーナーの一角に『ラブ嬢』を発見する。 たしか、知人が面白い台だと言っていた台だ。 今までキャバクラというモチーフが私を遠ざけていたが、愛は滅びぬと北斗神拳の人も言っていたのでとりあえず座ってみた。 ●ラブ嬢の根拠 →北斗神拳 開始数ゲームでブドウが揃った。 なんだか、山佐の名機『プレイボーイ』を彷彿させるブドウだ。 その直後に液晶上で数字が揃い、半裸の女性がATへの当選を告知してくれる。 台のシステムをいまいち把握していないが、当たったので満足だ。 なんだか知らんが、とにかくよし! 枚数管理型AT「ラブラッシュ」が始まり、まずはオープニングアタックに突入する。 知らない人に説明すると、要はハーデスの犬です。 ここで黒服の男性がカウントダウンしながら初期枚数が決定される。 こういうバカバカしいノリは嫌いではない、少し楽しくなってきた。 初期枚数は100枚になった。 最低枚数じゃないか、全然楽しくない、情緒不安定だ。 そして指名するラブ嬢を選ぶ画面になる。 よくわからないので初期カーソルの原さんにする。 「原さん」と書くと大工のあの人のように感じるがそうではない。 原幹恵嬢だ。 ついでに、大工の方は源さんだ。 そして入店しAT開始。 退店。 あっという間に終わった。 夜の街はこんなにも残酷だ。 レバーオンすると、時折原さんが「ねぇねぇ」と話しかけてくるが何もおこらなかった。 まぁ私ほどのスロッターになると、「ねぇねぇ」と話しかけられると「なんでもなぁーい」が待っている覚悟が完了しているのでそれほどダメージは無い。 気をとりなおして通常時を消化していると、AT終了から40ゲーム程で強ベルから再びATに当選。 そうこなくっては。 そして退店。 さらにAT終了後110ゲーム程で自力解除ゾーン「LOVEゾーン」に突入、そしてAT当選。 流れるように退店。 店のドアが開かれたと思ったらいつの間にか閉じている。 もはや営業妨害レベルで、開けたら閉めるの入退店を繰り返す男爵に根負けしたのか、4回目のATでようやくアフターデートチャンスに発展した。 デートを成功させれば上乗せらしい。 よし行け男爵、ちょっと気の利いたことでも言うんだ。 うわっ…… 思わず声に出してしまった。 気持ち悪い、主に三点リーダーが気持ち悪い。 キャバクラに一見で来た30過ぎのオッサンにピンク色背負ってこんなこと言われたら通報ものだ。 しかし意外にも原さんは「私も大好き!」みたいな言葉を返してきた。 飲み過ぎではないのか。 私が福山だからだろうか。 枚数上乗せかと思いきや、GOHOUBIRUSHと出てきた。 ストップボタンを押す毎に「セクスィー!」「ダイナマイ!」の掛け声とともに水着の原さんがくねくねして上乗せしていく。 うむ、嫌いじゃない、嫌いじゃないぞ。 平均がいかほどかは知らないが、初めてにしては上出来の上乗せだと思う。 そして上乗せ後はまた店内戻り、別のラブ嬢を口説く。 現実世界でこんなことすると大ひんしゅくは間違いない。 しかしパチスロ界の紳士は気まずさとかを全く感じない、鋼鉄のメンタルを持っている。 ええい、もうかまうもんか。 誰彼かまわずアフターデートに誘い好きだと告げる、舌の根も乾かぬうちに次の女性に手を付ける。 ゲスの極みとしてふっきれた私は、キャバクラ荒らしのキラーボールとなった。 瞬く間に複数のデート場所を巡回。 神社をパワースポットと呼ぶようになったのはいつからだろうか、そんなことを考えているうちに次々とアフターデートを成功させていた。 これは体験版格闘ゲームのキャラ選択画面ではない、 一人を残して全てのラブ嬢をオトしたのだ。 残るは葵ゆりか嬢のみ、残り枚数もそこそこ確保しているため期待も高まる。 彼女はご丁寧に名刺という名の挑戦状を差し出して来る。 シャンパン飲みたいがー。 ドランクモンキーみたいなものだろうか、恐ろしい異名を持っている。 ここまで来たんだ、何としても彼女をオトしてコンプリートしたい、ええい私もタイガーだ、グゥレイトォ! そうさタイガーのように元気イッパイ最強ブドウとかを引くんだ、ビタミンパワーのエネルギーさぁ! そうすればプレミア的な疑似ボーナスのハーレムボーナスに入って3000枚以上の獲得が見えてくるんだ! 退店。 レア役が行方不明になりました。 一度爆裂トリガーとなる「おねだりチャンス」にも入ったが何も起きず終了。 イケそうでイケないギリギリラインの寸止め、これではまた打ちたくなってしまうではないか。 巧妙に男の心理を突くとはさすが夜の蝶、手練手管である。 こうして私のラブ嬢体験は終了した。 この機種は今でもバラエティコーナーに少数設置している店があるだろう。 意外な役であっさり当たったりするので、強い特定役待ちになってしまう機種に疲れたスロッターにはお勧めだ。 まとまった出玉を得るには事故らせなければという部分はもはやお約束ではあるが、時間と資金に余裕があれば未体験の人は是非触れてみて欲しい。 獲得メダルを箱に詰めながら考える。 このきらびやかな世界のパチスロ機には様々なタイプのキャストが存在するが、打ち手にとって一番人気のキャストは誰だろうか。 冗談抜きで彼だと思う。 打ったことのある人ならば同意できるだろう。 コミカルな演出で楽しませてくれるうえに、登場する時は上乗せチャンスの場合が多いので、私は彼を常に待ち望んでいた。 今まではなんとも思っていなかったのに、何故かしら、アイツのことがこんなに気になるなんて…… やだ、ワタシったら……もしかして、これが愛なの!? 中学生女子ならば修学旅行で告白してしまうレベルの好意だろう。 もし彼ともアフターデートできたら、新たなファン層も増えるのではないか。 若干危険な思想に入ってしまう紳士な私の思い出である。 男爵の記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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