読者ライター【ビタ】の記事3
私がネグラとしているのは某地方チェーン店 パチスロ6.6枚交換 私が必ず冒頭に書く上記の文章。 すでに故人ですが、田山幸憲と言う方が某攻略誌で「パチプロ日記」と題して連載されていた、冒頭の文章を引用させて頂いた物です。 パチ&スロ歴の長い方はご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、パチンコ雑誌ライターのパイオニア的存在で、稼働日記の元祖と言っても過言では無いかと思われます。 こちらの田山氏、なんと東大出身(中退)でありながらパチプロの道に進んだという異色?の経歴を持ち、釘読みに関しては超一流なのですが、オカルトを完全に信じており、出玉が順調でも、少しハマるとヤメて飲みに行ったり、競輪に行ったりと、その日の飲み代だけ稼げれば良いと、あまりお金には執着されない方の様でした。 普段は活字のみのページなんて読みませんでしたが、当時田山氏の日記だけは大好きでした。 毎月楽しみにしていた記憶があり、『もし自分が日記を書き、人様の目にさらされる様な事があるのならば、冒頭の文章を頂戴しよう。』なんて密かに夢見ていました。 しかし、2001年7月4日、舌癌の為、他界されました。 7月4日は、田山氏が晩年愛した豊丸産業のデジパチ「ナナシー」の日であり、葬儀は7月7日(ゾロ目の日)に執り行われました。 「何を言ってんだ?コイツ!」と思われるでしょうが、そういう方がいらっしゃった事を知って頂きたく書き綴ってみました。 今こうして田山氏の文章を引用させて頂き、多くの方々に目を通して頂いている訳ですが、人生の折り返し地点に差し掛かろうとしている42歳の中年に、本当に小さな夢ですが、叶えて頂ける場を与えて下さったクランキー氏に感謝すると共に、今さらではございますが、田山氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 『新台入れ替え』による『新装開店』。 近頃では、初日からほぼ通常営業ばかりか、中には回収営業なんて店も少なく無いと思います。 しかし、私が若かりし頃の『新装開店』は、夕方6時開店の夜9時閉店、という短時間営業が主流でした。(私の住んでいた地域だけかも…) そんな短時間営業ですので、パチンコの釘は全台ガバガバ、パチスロも全台高設定が当たり前の、まさに『お祭り』だったのです。 もちろん店にもよりますが。 そんな若かりし頃の私は、ある日、所用で初めての駅で電車を降りました。 ふと駅前のパチンコ店に目をやると、『本日、新台入れ替えの為、午後6時開店!!』の張り紙が。 その時私は、「用事を早く済ませれば間に合う。」と考え、急いで目的地に向かいました。 思いのほか早く所用が済んだ為、開店1時間程前には到着したのですが、シャッターが閉まっていて、並んでいるのは私を含め3人のみ。 「もしかしてボッタ店?」と思いましたが、時間が経つにつれどんどん人が増え、開店10分前には黒山の人だかりが。 どうやらボッタ店では無い様子にホッとしていると、2〜3人の男性が人だかりをかき分け、先頭に並んでいた人物の前に割り込んできました。 少しムッとしましたが、「トラブルはご免」と、知らん顔してました。 おそらく常連客でしょう、先頭の人物と親しそうに話しています。 詳しい内容は分かりませんでしたが、パチスロのモーニングがど〜のこ〜の話しているのが聞こえ、私もパチスロのモーニング狙いに決めました。 何せ初めての店でしたので、何の台が入れ替わっていて何処にあるのか分かりませんでしたので、彼らについて行けば良いと考えました。 通常はモーニングが仕込んである台には設定なんかは期待できませんが、今日は『新装開店』=『お祭り』につき高設定も期待できます。 いよいよ開店時間となり、シャッターがゆっくり開いてきました。 すると、シャッターが50cm程上がった所で、常連客グループはほふく前進し、シャッターの隙間から入店して行きます。 中では、店員が「危険ですのでくぐらないで下さい!」と、常連客が先に入ったのを確認した後、一般客が同じ様にくぐろうとしているのを制止していました。 私は胸ぐらいの高さまでシャッターが上がった所で、軽くかがんで入店。 一般客では先頭でした。 すると、一人の店員が私の前に立ちふさがり、肩をドーンと。 そのまま腕を引っ張り事務所に連れて行かれます。 よく見るとその店員、私とさほど変わらない年齢のようですが、いかにも『やんちゃしてます』てな感じです。 しかし、『新装開店』時は店も超多忙で、店長以外の従業員は事務所に入る事は無いだろうと判断。 この店員のことを、若くして店長に抜擢された『やり手』だと思ったんです。 すると、煙草に火を付け私に言いました。 「危ないからシャッターくぐるなって聞こえんかったか?」 「聞こえましたけど、開いてから入りましたよ。」 「くぐっとったやんけ。」 「えぇ〜? ちょっとかがんだだけですよ。」 「それがくぐってるんや!」 「けど、僕の前に入った人達もいましたけど?」 「は?」 私が「僕の前に入った……」と言った瞬間、私の胸倉をつかみ体を壁に押し付け、鼻面に煙草の火を近づけ言います。 「もう一回言ってみろ?」 もう私は「すみません…」と言う他ありませんでした。 すると彼は「チッ!」と舌打ちし、「お前、もう絶対ウチの店くんなよ。」と言い、手を離しました。 私は既にこんな店では打つ気がしなかったので、早く店を出ようと「はい、分かりました」と振り返りました。 すると… 「ちょっと待て! 誰が帰ってええって言った?」 と、私を引き止めます。 「まだ何かありますか?」 「メンチ切っとったやろ?(注)」 (注) メンチを切る=睨みつけると言う意味。 主に関西地方で使われており、ケンカを売ったり、言いがかりを付ける時に使われる。 同義語「ガンたれる」。 〜Vitapediaより抜粋〜 私はこう見えても、これまでにいくつかの修羅場を経験しています。 ですので、「あぁ、そ〜ゆ〜事ね。」とピンときました。 案の定彼は私の肩に手を回し、人目につきにくい事務所の隅に誘導し、こう言います。 「お前、金なんぼ持ってんねん!?」 これは想定の範囲内。 はいはい、そっちが目的ね、と思い軽くため息をつくと。 「ナメんな!!」 と、再びタバコの火を私に近づけます。 ここで私にスイッチが入り、『やられたらやり返す。』って気になり、殴り合いも辞さないと考えました。 自慢ではありませんが、私はこれまで、殴り合いのケンカで負けた事がございません。 もちろん勝った事もございませんが……。 早い話、殴り合いなんてした事ありません。 そんな理由で、殴り合いと言う選択肢は早々と無くなりました。 このままお金を渡せば無傷で帰れるでしょうが、そんなの納得できません。 頭をブン回し考えた結果、ここは私の得意技を出すべき時だと判断しました。 そう… 私の得意技… ……『逃げる』です。(笑) しかし、事務所の隅でしたので逃げるルートが塞がれています。 もう諦めてお金を渡してしまおうかと思った、その時です。 事務所の扉が勢いよく開き、一人の男性が入って来て大声で叫びます。 男性 「おぉ〜い、○○(名前)おるか〜?」 すると目の前にいた人物がビクッとして、「は、はぁぁぁい」と答えました。 男性 「何しとんじゃボケ! 早よ持ち場に行かんかい!!」 と言われると、彼は事務所を出て行きました。 そして、その男性は私に目を向け、 「何か問題でもありましたか?」 と尋ねてきます。 私の頭は???の無限ループです。 ついさっきまで店長と思っていた人物に対し、あんな口が利けるあなたは誰?と思いました。 すると、その男性は一枚の名刺を私に差し出します。 名刺にはこう書かれていました。 『株式会社△△△△ 課長 ●●××』 その名刺を見た私は、「あぁ、会社の偉いさん?」と思ったのですが、次に発せられた言葉に我が耳を疑いました。 「私、この店で店長をさせてもらっています●●です。」 「へ? 今…何と?」 「店長の●●です。」 「えっ? 店……長……さん?」 「はい。」 と笑顔で答えます。 「えっ? じゃあさっきの…」 「あぁ○○ですか? あれはウチのアルバイトです。」 「えっ? そ、そう…なん…で…すか?」 「はい、何か問題でも?」 と心配そうに私の顔を覗きます。 私は、事の一部始終を話しました。 すると店長は「申し訳ございません!!」と机に手をついて、謝ってきました。 「いえ、何も被害がなかったから大丈夫です。 頭を上げて下さい。」 「ありがとうございます。 しかし…」 「本当に大丈夫ですから。 もう忘れます。 それに、もうこの店には二度と来ませんので…」 「そうですか、残念ですが仕方ありませんね。」 この後、「今回の事はくれぐれも内密に…」と、茶封筒的な物を少し期待したのですが(ほんのちょっとだけですよ)、店長はスタスタと出口に向かって歩き出し、「どうぞ。」と扉を開けました。 事務所を出て店の出口に向かう途中、私に言い掛かりをつけたバイト店員が、他の店員に頭を下げている姿を見かけました。 その姿を見た私は・・・ 「お前、店長やないんかぁーい!」 と、心の中でおおいにツッコミを入れ、店を後にしました。 あれから20年以上経った今でも、この時以上にツッコんだ記憶はありません。 はっきりと口にはしませんでしたが、明らかに金銭を要求するなんて、今では恐喝で手が後ろに回ってもおかしく無いですよね。(←昔もか) つくづく思います。 「パチンコ屋って、健全になったなあ」って。(←今回もかなり無理矢理です) 昭和のB級ドラマみたいですが、本当にあったお話でした。 【次回予告】 次回は、『出禁物語外伝 〜攻略軍団現る〜』をお送りする予定でしたが、「もうお腹いっぱい」的な声が聞こえてきそうなので保留とします。 そこで思いついたのですが、せっかく皆様方からコメントを頂戴できる様になりましたので、皆様にも参加して頂こうかと…。 次回日記の内容を読者の皆様方に決めて頂き、リクエストが最も多かった内容でお送りしたいと思います。(ナマイキで申し訳ありません…) 以下に4つの候補を挙げますので、もしコメントを頂けるのであれば、「バーカ! 1.」や「調子に乗るな、ボケ! 2.」等と書いて頂ければと思います。 ************ 1.『出禁物語外伝 〜攻略軍団現る〜』 まず無難な所で…。 2.『攻略法日記』 懐かしいと好評?でしたので、過去に私が実際に使用した攻略法を紹介。 3.『稼働日記』 パチスロサイトですので当然ですね。 4.『枠々上ドンちゃん』 クランキー氏の枠上をパクッ…(失礼)参考にさせてもらった、パチスロとは関係のない日記。 おそらく得票数ゼロ。 ちなみに枠々上ドンちゃんとは、名機HANABIのゲキアツ目です。 ************ 同数の場合は、私の独断と偏見で決めさせていただきます。(笑) コメント及びリクエストがゼロの場合(可能性大。恐ろしや)、心のリハビリにかなりの時間を要する事を御理解下さいませ。(涙) 是非ともリクエストを頂ければ嬉しい限りです! おぉっと、またしてもパチスロの話題が皆無ですね(汗) それではミニ稼働報告を…。 先日マイパで『バジリスク絆』を打ちました。 2回連続で天井まで連れて行かれ、BTなしでした。 この台、どうやってコインを増やすのか、どなたか教えて下さい… ビタの記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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