パチスロコラム 第32回 ---2013/4/4--- パチスロコラム一覧へ
パチスロは、時代とともに見た目も中身もいろいろと変化してきました。 見た目で言えば、MAX BETボタンが付いたり液晶が搭載されたり。 中身で言えば、ストック機が出てきたりAT機が出てきたりART機が出てきたり。 そんな中で、「勝ちやすさ」という部分でも、各時代ごとに大きく変化してきました。 そこでこのコラムでは、1995年以降のパチスロにおける「各時代の勝ちやすさ」について、うだうだと語ってみたいと思います。 まず、1995年から現在にかけては、大きく分けて以下の4つの時期に分かれると思います。 ●1995年〜2000年 : 目押しができれば誰でも勝てた時代 ●2001年〜2007年 : 知識があれば誰でも勝てた時代 ●2008年〜2009年 : 努力すればなんとか勝てた時代 ●2010年〜現在 : 類稀なる努力とそれなりの運がないと勝てない時代 人によっては認識のズレもあるかもしれません。 僕個人としては、上記のような感じだったのではないかなぁ、と思っています。 それでは、それぞれの時代について触れていきたいと思います。 【1995年〜2000年 : 目押しができれば誰でも勝てた時代】 一言で言うと、「伝説の時代」という感じですね。 コンドルやタコスロといった超技術介入機が跋扈し、最低設定である設定1でもフル攻略ならば勝てるという、半ば異常だった時代です。 だって、とりあえず等価でコンドルやタコスロが設置されていれば、それだけでOKなのですから。 目押しが完璧ならば、台に座れた時点で勝ちなのですから。 いやぁ、気持ちよかったですねこの時代は。 自分の腕で勝利をもぎ取っているような感じが、当時のスロッターたちにはたまらなかったはず。 ・・・まあそうは言っても、タコスロで夕方前に8万負けた、なんていうアウトローなことをしでかす友人も見たことありますけど・・・ ちなみにその男は、「あのタコスロには、ボーナスを抽選しようという思考回路がねぇ」とか壊れたことを言い残して去っていきました。 まあ、いくら設定1でも負けないとはいっても、短期的に見ればボロ負けも普通にありましたからねぇ・・・ でも、しっかりみっちり打っていれば、一か月単位ならばまず負けることはありませんでした。 一時的に大きくヘコもうが、最終的には確実に勝っているのです。 しつこいようですが、「目押しが完璧ならば」の話ですが。。 1995年〜2000年くらいまでは、そんな「目押し至上主義時代」でした。 【2001年〜2007年 : 知識があれば誰でも勝てた時代】 何を持って黄金期というかは人それぞれ違うと思われますが、個人的にはこの時代が「パチスロ黄金期」だったと思います。 射こう性がグングン上がり、その射こう性に引き寄せられてパチスロを打つ人もどんどん増え、ホールもガンガン新規開店し・・・という感じで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。 今までパチスロに全く興味がなかった人たちも、「ちゃんと打てば勝てるらしい」という話をどこからか聞きつけて、どんどん参入してきました。 本当に、そういう時代だったんですよね。 目押しの重要度はどんどん薄れていき、ある程度の知識さえあれば楽々勝ててしまった時代。 それがこの時代です。 「どこから打ち始めてどこでヤメるか」。 極端に言うと、これだけを知ってればそれでOKでした。 細かく言えば、滞在モードを推測して続行か否かを判断する、などの要素もありましたが、概ね打ち始めのラインとヤメるラインを知っていれば、まず負けることはなかったのです。 これに加え、イベントを生かした高設定狙いも加えればさらに盤石。 当時は、設定6の機械割が実質130%を超えるような台もゴロゴロしていました。 そして業界全体の景気が良かったので、そんなハイスペック機にでも平気で高設定が投入されていたのです。 その高設定台を、ヒントを生かしてバシバシとツモっていくわけです。 この「ゲーム数狙い」と「高設定狙い」の併用で、ある程度の時間をつぎこめば月50万円オーバーくらいならばそう難しいことではありませんでした。 本腰入れて徹底的にやっていた人などは、月100万円オーバーだって現実的だったくらい。 しかしっ・・・ ついに訪れた2007年っ・・・ 2007年がどういう年かといいますと、、、 ご存知の方も多いでしょうが、4号機以前の機種がすべて姿を消すことになった悪夢の年です。 ここから、完全なる5号機時代突入となりました。 【2008年〜2009年 : 努力すればなんとか勝てた時代】 5号機への完全移行からしばらく経ち、4号機たちを懐かしむ声が多かったこの時代。 5号機のあまりに厳しい規制ゆえ、「6号機はいつ!?」と早くも6号機の登場を待ち望むユーザーで溢れ返りました。 ・・・まあ、本当に6号機の到来となってしまえば、逆にもっと規制が厳しくなる可能性が高いわけですが・・・ (※詳しくは、コラム「パチスロ6号機について」を参照してください) さて、「勝ちやすさ」の部分でも、ここらへんの時代から厳しくはなってくるのですが、まだなんとかなりました。 それは、「イベント」の存在。 高設定を多めに投入する日は派手に告知され、高設定台がどこにあるかのヒントも出されました。 それを頼りに立ち回れば、まだなんとかなったのです。 しかし、時が進むにつれてイベントは形骸化してきて、毎日のようにイベントが行なわれるようになりました。 そして、「●●の機種がアツい! さらに●●にもチャンスあり! ●●だって見逃せない!」みたいな、結局どの機種に高設定が入ってるのかよくわからない状態のホールも増えてしまいました。 「イベント」とは名ばかりで、通常営業なのをごまかすためだけのものになってしまったのです。 それでも今にして思えば、何もないノーヒントの状態よりは遥かにマシでした。 毎日のようにイベントが行なわれていても、慣れてくれば「本気イベント」を見抜けるようになりますし、その本気イベントの時のメールはしっかりと読み、高設定のある場所を探す、ということもできたのですから。 しかしっ・・・・・・ 時代は、次のステージへと進みます。 【2010年〜現在 : 類稀なる努力とそれなりの運がないと勝てない時代】 イベントの乱発により、本気イベントの吟味が必須となってきた2010年。 開催されるイベントの多くは回収イベントで、その中から工夫して本気イベントを選別していかなければなりませんでした。 しかし、そんな選別すらできない時代が到来します。 そうです。 2011年8月より、実質的にイベントを開催することができなくなる規制が入ったのです。 これにより、全国的にイベントを行なうことは難しくなりました。 下手にやろうものなら、お上から目を付けられたり、営業停止になったりと、割に合わない処罰が待っています。 それでも果敢にあの手この手でその日のアツい機種を告知する手法を取っていたホールもありましたが、それもユーザーやライバル店からの密告でどんどん潰されていき、日に日に高設定台の告知をする術を失っていきます。 そして2013年現在では、ごくごく一部を除いてイベント日や高設定台投入機種の告知をするホールは無くなりました。 ライターイベントもほぼ潰され、告知する術を失った状態です。 こうなってくると、高設定を探すのは完全な自力。 ノーヒントの中手探りで探していかなければなりません。 「告知ができないんじゃ、ホールも高設定なんて置いてないでしょ?」という疑問を持っている打ち手も多いようですが、そんなことはないようです。 実際、ホールにはそこそこ高設定も入っている模様。 告知できないからといってベタピン(オール設定1)での営業などしていれば、あまりの出なさにすぐに客が飛んでしまうでしょうから。 煽っての集客ができない以上、一度客に飛ばれると復活が難しいので、そのへんはホールもわかってはいるでしょう。 つまり、しっかりと高設定を投入している&ライバルが少ない優良ホールを掴み、そこで地道に頑張れば、まだなんとか勝てる道はあるわけです。 しかし、もう一つ問題があります。 それは、「高設定を掴み続けても、今の機種は収支が安定しにくい」という部分。 そうなってしまう理由の一つに、「プレミアフラグの存在」があります。 昨今のパチスロ機には、ほとんどの場合において「プレミア的なフラグ」が存在します。 確率は低いものの、それを引けば期待枚数ウン千枚・・・というやつです。 確率は、大抵の場合1/16384とか1/32768とか1/65536とか・・・ そして機械割には、これらのプレミアフラグでの期待枚数も含められているのです。 つまり、設定6で機械割110%、となっていても、プレミアフラグによる出玉を考慮しない場合は105%くらいになる、なんてこともあるわけです。 となると、そのプレミアフラグをそれなりに確率通り引けていないと、仮に高設定を掴み続けても結果が振るわない事もあります。 よって、プレミアを確率以上、ないしはほぼ確率通りに引けるか。 こういった運も、勝ち続けるには必要でしょう。 1/65536のプレミアフラグなんて、運が悪ければ30万ゲームとか回しても引けない事がありますからね・・・ 30万ゲームといえば、丸一か月以上フル稼働した時のゲーム数です。 プレミアフラグの問題だけでなく、高設定だろうと良いタイミングでレア小役を固めて引くなどのミラクルを起こさないとまともに勝てない、というような機種も多く・・・・・・ そんなわけで、「ある程度の運」もないと、勝ち続けていくのは難しいというのが今の時代。 勝つということに重点を置くには、かなり厳しい時代だと言わざるを得ないでしょう。 【最後に】 いかがでしたでしょうか? 以上が、僕から見た「1995年以降の勝ちやすさの変遷」です。 ちなみに僕的には、だいぶ前からですが、パチスロで勝とうという気もそれほどなく趣味として打っています。 日記から充分伝わっていることかと思いますが・・・ そうなった理由は、あまり打つ時間が無くなってきたというのが一番ですが、勝つことに固執して打つには厳しい時代だからということももちろんあります。 ならば、開き直って趣味打ちしてる方がいいだろう、と。 一応、年間でトントンくらいまで持っていければ充分、というスタンスで打っていますが、2010年くらいからは年間ちょい負けという状態になっています。。 なんとかトントンくらいまでには持っていきたいなぁ・・・ 「時代は繰り返す」・「歴史は繰り返す」というような言葉があります。 この言葉を信じて、またいつか当時のようなパチスロ激熱時代が訪れてくれることを期待しようと思います。 面白さと勝ちやすさを兼ね備えた時代の到来を・・・
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