パチスロコラム 第25回 ---2008/8/2--- パチスロコラム一覧へ
FXや株などの投資の世界で有名になっている人で、「実は昔パチスロをやっていた」というのはよく聞く話。 有名な人でなくとも、パチスロから投資へ移行する人はかなり多いです。 そして投資の中でも、「株は100万円単位の資金からでないと利益が出しにくい」・「外貨預金は銀行の ボッタクリ商品なのでやってられない」ということで、FX(外国為替証拠金取引)に流れる人が多いようです。 僕もがっつりとその一人。。 まあ、移行したといっても、僕の場合は完全にFXへフィールドを移してるわけじゃありませんが。 FXの方が効率がいいし将来的に増やせる額も大きくなってくるので、収益だけを考えるならば完全にFXへ 移行したでしょうが、僕はパチスロの遊技性が好きでやっているので、FXを始めたからといってスロをやめる ことはありません。 今の自分にとって、パチスロは「勝つことが最優先」ではないので。(当時はそういう時期もありましたが) 「パチスロは勝つことだけが大事」「収益を得ることが最優先」というスタンスだったら、FXを始めたら パチスロはスパっとやめているでしょう。 では、なぜスロッターがFXに流れやすいのか? いろいろ理由はあると思いますが、最も大きな理由は、「パチスロとFXは共通点が多いから」という点に 尽きると思われます。 まずFXとは、一言で言うと「為替相場の変動や通貨の金利差で利益を得る」というもの。 一見ややこしそうですが、その仕組みは実に単純。 (詳しくは、兄弟サイト「FX初心者向けFX必勝法講座」にて) そしてFXで勝つ為に必要なのは、突き詰めて言うと「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」を 用いて相場変動を予測する、ということ。 初めて聞いた人は、「なんか難しそうな名前の分析方法だな・・・・」と思ってしまうかもしれませんが、 実はこれ、パチスロで勝っている人たちは普段から普通にやっていることだったりします。 FXにおけるファンダメンタルズ分析とは、、、 例えば米ドルならば、日々発表されるアメリカの失業率や貿易収支などを参考にして、アメリカ経済が 伸びていくか衰退していくかを予想し、取引をする。 伸びていきそうならドルを買い、衰退していきそうならドルを売る、というように。 これをパチスロに置き換えると、ホールの状況や各台の解析値などから、打つべきホールや打つべき機種を選ぶ。 そして、設定変更のパターンなどから打つべき台を予想し、打つ。 これが、パチスロにおけるファンダメンタルズ分析。 性質は多少違えど、やることはほぼ同じです。 テクニカル分析にしても同じようなもの。 要は、グラフを見て勝負するかしないかを決めるわけです。 まずはパチスロの場合。 パチスロは「単純に出ている台」が高設定、つまりは今後も出続ける台である可能性が高い、という特徴があります。 5号機になってからは、その特徴がさらに顕著になりました。 よって、、、 スランプグラフがこのようになだらかな上昇をしている中、赤丸のところでヤメられていたとしたら、ここから 勝負すれば勝てる可能性が高いということが言えるわけです。 対するFXの場合。 FXは相場変動などを利用して利益を得るもの。(金利収入もありますが) そして相場というものは、「行ったり来たりを繰り返しやすい」という特徴があります。 どこかの国の通貨が、永久に上がり続けるということは非常に起こりづらいのです。 よって、、、 チャートがこのように同じような範囲で行ったり来たりを繰り返している時に、下がりきった地点から上昇を 始めた赤丸の部分で買えば、勝てる(利益を得られる)可能性が高いということが言えるわけです。 以上が、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析についてです。 パチスロとFXの共通点が多い、という理由がお分かりになるかと思います。 この他にも、「時間効率の良さ」・「小額から始められる」・「市場リスク自体は低い」といったことも、 FXへの移行を促す要因になっています。 特に時間効率は本当に助かります。。 パチスロで勝つ上で最も大変なのが「稼働時間の確保」。 高設定などいつでも掴める!という状態でも、実際に稼動する時間を作れなければ絵に描いたモチ。 その点FXは、家に居ながらにして仕事の合間にでも出来るので、「時間」の部分で悩まされることは あまりありません。 要は、パチスロよりも効率・収益率を良くしたのがFX、という感じです。 ただその分、FXは勝たなきゃなんにも面白くないという部分も・・・・・・ パチスロのように、「今日はアツい展開だったからまあいいや♪」などということがありませんので。。 最後に、パチスロとFXで「唯一大きく異なる点」について。 それは、「投資した以上のお金を失う可能性がある」ということ。 パチスロの場合、5万円までしかサンドに入れなければ、5万円を超える負けにはなりません。 たとえ回収がゼロでも、5万円負けで済みます。 しかしFXは、5万円までしか口座に入金しなくとも、いい加減な投資を行なうと入金額の5万円以上負けて しまう可能性もあるのです。 リスク管理の面でパチスロよりもシビアさが要求されるという点が、大きな相違点と言えるでしょう。 このように、パチスロには存在しない「投資額以上を失う可能性の存在」というデメリットがあるかわりに、 パチスロとの共通点が多く、かつ効率面・収益面についてはパチスロより多くのメリットがあるFX。 こういう部分に魅力を感じ、FXへ流れていく人が多いのだと思います。 まあ、僕自身がこういうFXの魅力に取り付かれサクっとFXを開始して、当サイトの兄弟サイトとして 「FX初心者向けFX必勝法講座」を始めたわけですが。。。 このサイト、鋭意更新中で、日々の投資日記や収支報告なんかもありますので、パチスロ立ち回り講座 ともどもごひいきにしてもらえるとありがたいです。 ページ最上部へ戻る 「パチスロ立ち回り講座」トップへ戻る |