[3]中小ホールの戦略について [2015/2/12(木)] |
答えは簡単で、「非等価交換(5.5枚)」だったからだ。
私の住む地域は9割以上のホールが等価だったため、若者には非等価は受け入れられなかったのだろう。
カチカチ君を持っている上手そうな若者が高設定を打っているのを何度も目撃していたが、誰一人常連にはならなかった。
そして我が県では等価が禁止されたのだが、この店では「貸す際は少なく貸すが換金は等価」という形に変わった。
他店とは逆を行く戦略が見事にマッチしている。
肝心の設定だが、私ごときでは最近の機種の看破ができないためわからないが、中間が散りばめられていると思われる。
5・6はないけど、2・3・4で遊ばせる。
サラリーマンやおじちゃん、おばちゃんスロッターに配慮された設定配分だと感心する。
たまに6っぽい台があるから憎らしい。
相変わらずプロっぽい客はいないし、常連(私含め)は高設定だからといってブン回すわけでもない。
それぞれ満足したら帰って行く。
客付きも3〜5割をキープしている。
だから、ホールも安心して中間〜高設定を通常営業日に投入できる。
ホールにとっても客にとっても、とても良いサイクルで回っていると思わないだろうか?
この店で打っていて思うことは、設定が3あれば充分スロットを満喫できるということ。
設定3は、大抵の機種の機械割が100%に近いため当たり前のことだが、頻繁に通うことを考えるとこういう中間メインの店の方が行きやすいというのが本音だ。
さて、話がまとまらなくなりそうなので締めに入る。
私が考える理想的な小規模ホールの戦略はこうだ。
●設定6を使う必要はないが常に中間設定を散りばめる(常連を大切にする)
●ジャグラーは収支度外視で遊ばせる設定にする(客寄せに使う)
●新台入替は厳選し、小規模店ならではの独自の機種構成を組む(例えば設置が少ないノーマルタイプ機種を多めに設置し、そしてそれは甘めに使う)
●若くて可愛い女性店員を採用する(おじさん受けの良さそうな清純派!! ギャルっぽい子はダメ!!)
●換金率を変えるなど他店と差別化を図る(方向性を間違わないように気を付ける)
「あの店に行けば勝てなくても遊べる」
と客に思わせることが大事だ。
これは一朝一夕でできることではないため、長期的な観点で戦略を実行してもらうしかない。
ちゃんとした経営をしていれば、人づてに良い噂は広まるのだ。
一度ついたイメージを払拭することはとても大変なことだが、特徴のある小規模店が頑張ってくれた方が絶対に面白いので、もっともっと工夫をしてもらいたいと思うトーテムポールである。
P.S
年が明けて1カ月が経過したが、やはり設定的な状況が良くなってきている気がする。
大型の新台入替が減って、ホールに余裕が出てきたからだろうか?
少しでも状況が良いときにまどマギを打ち倒しておこうと思う。
それにしてもまどマギは飽きないなぁ・・・
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