[4]主観と偏見で見た、ここ10年のスロットの動き [2015/7/16(木)] |
「2027」
最初は無限ARTに突入するバグで話題を集めたが、斬新なシステムとちゃんと作り込まれた世界観は素晴らしいものだった。
ただ、この機種が登場してからしばらくは危険な台が乱発される。
2027を筆頭に、戦国無双やパワフルアドベンチャーなど、目押しができないとARTが終了してしまう打ち手に優しくない台が出てきたのだ。
2027ではART中にジャックインさせてしまっている人を何人もみたし、戦国無双に至ってはART中の消化が本当にやっかいで、かなりの集中力が求められた。
パワフルアドベンチャーも、目押しミスでARTを終了させてしまう人が続出し、私は年寄りが打っていたパワフルを打つという最低の立ち回りで結構稼いでいた。
ただ、高設定を掴むことがほとんど無くなり、打ちに行く回数はかなり減ってきていたのもこの頃である。
そろそろスロットも引退か?
・・・と思ったところで、あることがスタートした。
5スロである。
ある日、友人のKに連れられて嫌々5スロの店に行ったのだが、ここでも直感が働く。
「お金のニオイがする」
初めてパチンコ屋に入ったときと同じ感覚が数年の時を経て蘇った。
レートが低いということで粘っているお客は少なく、ドル箱が積み上がっていることはないが、空き台のデータを見ると高設定っぽい台が多数あった。
私のイメージでは、5スロは利幅が少ないため20スロより設定状況は良くないと思っていたが、実際には違っていたのだ。
それから数日通ってみたが、桃太郎電鉄が連日高設定の据え置き(ほぼ6)で三日連続仕事帰りに3000枚出したり、ハードボイルドや俺の空、リオスパなどでも高設定を打った記憶がある。
勝てるスロットとはとっても楽しいもので、これを機に5スロ限定だが、引退は遠のいた。
そしてエウレカセブンと新鬼武者の時代が始まる。
えっ!?
まだ終わらないの!?
さすがに飽きてきた!?
あまりに身のない内容過ぎてさすがに不安になってきた。
やめる?
ここまでやってやめとく?
いや、お、お、推して参る!!
正直、この頃はほとんどスロットを打っていない。
5スロの状況も悪化し、20スロなんてもっとヒドイ状況であったため打つことはなくなっていた。
勝率は下がり、負け額は増大し、設定看破も難しい。
そして何より求められるヒキの性質が変わってきたことが大きい。
スロットのヒキと言えば、ボーナスが基本である。
ボーナスをたくさん引けるか引けないか?
BB、RBのどちらに偏るか?
などが基本としてあるはずなのに、この頃から主役が小役に変わったことが顕著である。
どのタイミングで小役を引くか?
どの順番で小役を引くか?
小役をまとめて引けるか?
など、求められるヒキが小役のタイミングに変わったのだ。
そして私は、そのタイミングが噛み合うことが本当に少なかった。
引くべきものは引いているのに、収支に結びつかない。
たまに高設定を打っても思ったほど勝てない。
自分ではどうしようもない現状に、足が遠のいたのは自然なことだった。
約半年スロットを打たないことが続き、さすがにそろそろ引退かなと思ったところで友人のKが再び登場する。
K 「ひぐらしのなく頃に祭って台がメッチャ面白いよ! 目押しできるなら一緒に打ちに行かない?」
渋々、本当に渋々打ちに行った。
一通り中押しによる打ち方を教わり、何かあったらKに問うというスタンスで始めたひぐらし稼働だったのだが・・・
私 「・・・メッチャ面白いんだが!! 何これ!? えっ?」
初打ちからもう虜である。
こんなに面白い台が今まであったか? 否!! という勢いであった。
ここから私はスロットに再び復帰し、主戦場がかなりのAタイプ寄りになる。
といった具合だ。
ここから先は、読者日記から記事を書き始めていてそれと被ってくるため、今回はこんなところで終わりとする。
私の主観と偏見でみたここ10年のスロットの動きだが、4号機から5号機初期のくだりは共感してくれる方も多かったのではないだろうか?
本当はもう少し細かく書いていきたい箇所もたくさんあったのだが、それはまたどこか別の機会で書けたらと思う。
くだらない内容の長文だったにもかかわらず、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は画像多めの稼働系の記事を書く予定だ。
バーイ!
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