[4]最近の稼働を振り返りつつ、現状と今後を考察してみる [2015/6/4(木)] |
と、嘆き混じりの立ち回り話をしてみたが、実はそんなに悲観的なことだけではない。
今のスロットは本当にキツイだろう。
楽しくないという者も多いだろう。
だからこそ、勝機があると思っている。
先ほども少し触れたが、注目すべきは「麻雀物語」。
麻雀物語は、5号機1作目のエヴァンゲリオンの扱いと類似する点が多い。
まずは初代エヴァの説明。
●5号機1作目で、期待と不安の入り混じった中でのデビューになったが、不安が見事に的中した形となって、市場にすぐには受け入れられなかった。
●今までと比べてコイン持ちが良くなったが、尖った出玉を得ることができなくなった。
●4号機がまだ稼働していたため、エヴァより現役の4号機に設定を入れる店が多かった。
しかし初代エヴァは、この市場に受け入れられなかった状況から段々と変化を見せていく。
使えない4号機の機種が増えてきて、本格的に5号機への移行が見え始めてきた → 店としても5号機に力を入れざるを得ない → 初期の5号機は設定と出玉がリンクしている部分が多く、特にエヴァは設定推測が簡単だったため、設定を入れているアピールをするのに最適な機種であった → 北斗世代はほとんど知らないリーチ目の存在も人気を博した → イベント時の朝一は、真っ先にエヴァが埋まるという時代が訪れる
何となく麻雀物語と似ていないだろうか?
●麻雀物語は、正確には新基準ではないらしいが、今までの5号機と比べて明らかに違うため、新基準機の1作目と言っても過言ではない。
●コイン持ちが良くなって通常時のダルイ時間が増えたのもエヴァと似ている。
●設定も、今はGODなどのAT機に割かれている状況。
ここからは推測だが、麻雀物語の流れを考えてみる。
あながち間違ってはいないと思う。
AT機に疲弊した打ち手がどんどんAT機から離れていく → 基準が変わることが決まっているため、現行のAT機に設定を入れて人気を出す理由が無くなってくる → 設定6は比較的わかりやすい、機械割が6でも113%、出るときは出るといった具合に、店としてもやる気をアピールする際には使いやすい仕様になっている → 小役のコンボシステムは打ち手が慣れていないだけで、いずれは人気が出るシステムかもしれない
実際の設定はわからないが、現に麻雀物語のスランプグラフが良さそうな店が増えてきた。
そして、そんな台が普通に空き台になっている。
これこそまさに初代エヴァと同じ現象。
リスクは承知の上で、麻雀物語を狙っていく価値はこれから高まっていくだろう。
と、勝手な推測をしてみたところで今回は終わりとする。
バーイ。
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