[2]6号機のメリット・デメリットを統計学で考える [2019/4/12(金)] |
≪メリット@ : 出玉の安定感が増す≫
これはご存知の方も多い通り、6号機の設定6の勝率の高さは今までの5号機のものに比べて、めちゃくちゃ高くなってます。
なんでこうなっているのかを統計学的に解説したいと思います。
まず、結論を言うと、最大一撃出玉が2400枚になったことで、出玉のブレが少なくなったからです。
これは、「分散」という値が関係してきます。
分散は、データの散らばりの度合いを表す値。
この値が大きければ大きいほど、荒い台ということになります。
計算方法は、
分散={(1回目の大当たり時の出玉−平均出玉)の2乗+(2回目の大当たり時の出玉−平均出玉)の2乗+…+(n回目の大当たり時の出玉−平均出玉)の2乗}/n
※1〜n回の大当たり出玉をnで割ると平均出玉
・・・となります。
ここで注目してほしいのが、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1回目の大当たり時の出玉−平均出玉
2回目の大当たり時の出玉−平均出玉
・
・
・
n回目の大当たり時の出玉−平均出玉
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という部分です。
この部分が大きくなると、式の性質上、分散も大きくなります。
つまり、出玉が荒くなるわけです。
ではどういう状況になると、この値が大きくなるのでしょうか?
「大当たりの出玉−平均出玉」なので、極端な話をしますと、平均出玉500枚の台で万枚を出した場合は、「10000−500=9500」で、これは大きな値です。
逆に平均通りに出た場合は、「500−500=0」という値になります。
つまり、
平均出玉から大きく離れると値が大きくなり、平均出玉に近いと値が小さくなります。
これを6号機で考えてみます。
最大出玉が2400枚になったということは、どんなに大きくても「大当たりの出玉−平均出玉」は「2400枚−平均出玉」という形になります。
そうなると先ほど言ったような、9500といったような大きな値は出てこなくなり、万枚が出せる機種に比べると、この分散という値が小さくなる、つまり、出玉の波が小さくなるわけです。
期待値を追う立ち回りが多い僕にとっては、波が小さくなったのは嬉しいですね(^^)
≪メリットA : 閉店時間から逆算して打てる≫
こちらは詳しく解説するまでもないですね。
最大の獲得枚数が決まっているので、取りきれる時間までにATに入れればOKということです。
閉店取りきれずや、用事があってやめなければいけないとかが無くなるわけです。
これは良いことですね(^^)
期待値を追う立ち回りにとってもメリットがあり、台によっては21時から打っても取りきれることになります。
21時に800Gの凱旋落ちてても拾わないですからね…
リゼロだと25分ほどで完走できるので、最悪21時過ぎてからでもいい台があれば打てちゃいます。
今回は6号機について語ってみましたが、いかがだったでしょうか?
最大出玉が2400枚になったことを、後ろ向きにとらえずに前向きにとらえて、皆さんも楽しんでいただけると嬉しいです。
それではまた次回まで!
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