[2]いざ、参る!!〜自己紹介〜 [2018/6/15(金)] |
【 スロ女子になるまで 】
遡ること約7年前・・・
この頃私は、年上の男性と交際していた。
田舎は本当にやることがない。
デートと言えばカラオケ、ゲーセン、ラブ○。
これのローテーションである。
ある日、車の中で「次は何をしようか」と話していたとき、彼が「スロット打ちに行かない??」、こう口にしたのだ。
女性がスロットをやるキッカケになるのは、大抵が交際相手の影響なのではないだろうか。
私の家族は、祖父を除いてはだれもギャンブルというものをやる人がいなかった。
祖父も、やるといっても退屈凌ぎで0.5円のパチンコを打つ程度だ。
そんな環境で育った私。
ホールへ足を運ぶことにかなりの抵抗があった。
しかしながら暇である。
ラブ○→ラ○ホ→○ブホ、こんなローテーションにはもううんざりだったのだ。
「軍資金は出してやる」
彼がそういうので、私にはなんのデメリットもない。
そう考え、一緒に打ちに行くことを承諾した。
ホールへの扉が開く。
私 「な、なんだこのうるささは。 耳が耳が耳がああああ!」
そう感じたのも最初だけだったことは言うまでもない。
訳も分からずに黙って彼について行く。
着いた先は、ジャグラーコーナー。
その頃の私は、スロットはみんな同じ仕様だと思っていた。
彼に1000円札を頂戴し、サンドへ。
回すこと十数G。
ガコンっ! ぺかっ!
あっという間に光ったのだ。
初めてながら、これは当たりだと察した。
「7を揃えればいい」
そう言われたが、こんなにも高速で回転しているリールを止めることは私には不可能だと感じた。
結局揃えてもらい、見事BIG。
300枚ちょっとの払い出し。
コインの意味も知らなかったので話を聞くと、なんとなんとの1枚20円!!
私 「なぬっ!? ここでやめれば+5000円なわけか・・・ よし! 交換だ!」
こうして私は、スロットというとても素敵な魔法にかかったのである。
それからというもの、当時コンビニでバイトをしていた私は、休憩時間にパチスロ雑誌を読み漁り情報収集をして、いつしか彼よりもスロット好きになっていた。
もちろん、軍資金はバイト代で補っていた。
スロットの話をしたくても、分かってくれる友達はいない。
もっぱらバイト先の男性陣と盛り上がったのを今でも覚えている。
スロットを好きになるのに時間は掛からなかった。
節度を持ち、余裕を持って打つ事が大切だと、この頃に学べて良かったと思う。
回収0枚でもなんのダメージも受けない、このくらいの余裕を持つ事が、私の中のオカルト法の一つである。
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