[2]2015年をさーっと振り返る [2016/1/6(水)] |
■2015年は85機種が世に放たれた
何台覚えているだろうか。
通路になってしまった台はどれくらいあるだろう。
導入される噂を聞いて、少年のようにワクワクした気持ちを、開始数時間でへし折られたことが何度あっただろうか。
もっと面白くできるだろって思ってしまったことも少なくない。
反面、しっかりした台が浮き彫りになったことも事実。
新基準でほぼ一番に登場した麻雀物語3。
いま見直せば、出来は良かったのではないだろうか。
今後は、スロット業界は「魅力」というものをしっかりマーケティングして再確認しなければ、ユーザーとの距離は広がり続けるだけだろうと思う。
どんな商品も、マーケットを知らなければ売れない。
本当にそれをユーザーが求めているのか、と。
そして、市場の求めるものはちょっとずつ変化する。
細かい変動をチェックできているだろうか。
「どうだ!面白いだろう!」と思いすぎていないだろうか。
もちろん、様々な規制や変更が起き、今までと違うという「都合」もあると思う。
しかし、「都合」はあくまで消費者には通用しない。
ユーザーは面白ければ打つし、つまらなければ少しずつ離れていく。
もう一度「魅力」を考えなおす必要があるだろう。
僕の思う「魅力」、それは「見える」ことだと思う。
最近の台は「見えない」。
この意味が通じる読者の方とは個人的に盛り上がれそうだ。
「見える」とは…
その台の売りが見える。
その台の特徴が見える。
その台のコンセプトが見える。
その台の作りこみが見える。
その台の勝つ道筋が見える。
これが「見えない」台が多すぎると思う。
この旅館の「売り」は何かと質問されて、
「ご飯がおいしくて、自然に囲まれていて、温泉が良くて、建物に風情があって…」
みたいなことを言う人がいるが、これは言い換えると、
「これといって特にありません」
という意味である。
「コアセグメント」という言葉を使うと堅苦しいが、他の商品との決定的な違いが何なのかが伝わらなければ、選んでもらえないのだ。
そして今のスロット業界。
「どうせ新台なら動くでしょ」
「どうせ打つ人いるでしょ」
なんか情熱が伝わってこないことが多い気がする。
ハナビは、これが明確に「見えて」いたと思う。
だからヒットしたしまだ人気がある。
本当に偉そうなことを言って申し訳ない。
しかし「消費者」の1人としてそう思った。
新年早々ネガティブで申し訳ない。
これは僕の「願い」でもある。
ただ「終わった」とあきらめるのではなく。
復活してほしい。
いやー、新年一発目から堅い内容になってしまいました。
ごめんなさい…。
次回からは、またいつもの感じでやっていこうと思っています!
ちなみに上司Aは、あの後ギックリ腰と胃腸炎を同時に食らって、地獄のような年越しとなったそうです。。
そして僕は、はとこ(僕のはとこは30人超いるのですが)に無理やり買わされたモンスターハンターのランク上げに付き合わされ、睡眠時間を全て小学生のキークエ埋めにあてられてしまいました。
今やオンラインでできるから、実家にいなくても強制連行されます。
文明の発展って怖い…
そんな疲れた状態でももちろん仕事中に寝るわけにはいかず、食事時間を犠牲にして昼寝しています。
あっ!
忘れていましたが本年の目標!
1.東北のホールでこのサイトの読者の方に絡まれる(優しく…してください)
2.新基準機でもやれるぜ!っていう結果を出す
3.彼女!
こんな願いを2016年に込めたところで、新年一発目の記事を終わりとさせていただきます。
では皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さらばっ。
【 レバーで綴る夢日記 】 メニューへ