[3]彼女が教えてくれたこと [2016/4/13(水)] |
・・・は消えて行かずにちゃんと帰るケンだった。
自慢ではないけれども、このサイトの人間の中でも1位、2位を争う清純派であると自負している。
結果、ケンはこの女性をホールでだけでなく、生涯エスコートする事を誓った訳ですが、その話は置いておいて。
こんな飯マズな内容よりも、気が付いたのは
「初心に帰ることができた」ということ。
はじめてスロットを打った時、1BIGで出て来るメダルに一喜一憂したし、いくらゴッドばっかり打っていたとしても、勝てば喜び、負ければ奥歯が割れるんじゃないかという位、歯を食いしばって寝た。
今回のような台に座れたとして、いつもだったら高設定に座って、閉店まで打ち切って、交換して帰って寝て。
だけど、1回でも光ったことがメッチャクチャ嬉しくて、100ゲームを抜けるだけで本当にドキドキ心配になって。
こんな思いでスロットを打ったのはどんだけ久しぶりだろう。
今はどうだろう。
おざなりにスロットに向かっている自分がいないだろうか。
なんとなく天井ありきで、片手にスマホを持ちながら、ゲーム数が過ぎるのを待つ。
高設定に朝から座れているのに、ゲームをしながら淡々と消化している。
こんな絵を、東北にきて多く目にする。
それは、機械がいけないという声もあるかもしれない。
店が設定を使わないからだと。
5号機が、4号機に比べてつまらないからだと。
ただ、少なくてもめっちゃ面白いと思った瞬間があるから、今もホールにいるんでしょ?
そういう時の気持ちを忘れて、勝てない事だけを時代のせいにしている。
僕は連載を始めるときに、こんな現状を少しでも変えたいと志していた。
しかし連載を重ねるにつれて、そんな初心を忘れていた。
書くだけに精一杯になっていた。
自分が無力で、いざやってみろと言われれば何もできない。
ちょっとお酒でも飲んで熱い話をするくらいだ。
勿論、メーカーやホールが今のままではダメだ。
新台2日目に新台が空き台だらけだったり、実は面白い台が全く売れなかったり、大版権をゴミみたいな仕様にして世に送り出したり。
こんなことをしていては、ユーザーは満足しないのは当たり前。
これは大前提として。
でも、エンドユーザーとして少しでも次に繋げる前向きな意見をする必要もあると強く思う。
「連打!」に関してコメントをいくつか頂いていて、特に返事ができていない。
クランキーさんが中心となって動いている以上、勝手なことを言えないのでなんとも言えないけれども、話を聞いている限り確実に前進はしている。
恐らくやろうと思えば、ただ開催すること自体はそんなに困難ではない。
読者の方々を困らせようとして先送りになっているのではない。
前回の、最初の連打レポートを見て頂ければわかると思うけれど、本当に内容にこだわっている。
ただ開催することだけが目的の「連打!」だったら何の意味もないと、サイト関係者全員が思っている。
だからこそ慎重に進めているのだと思う。
せっかく開催したのに、蓋を開けてみたら内容のないものだったらどうだろうか。
「連打!」という名とは裏腹に、これだけ間を空けた後に結局単発で終わるものだったらどうだろうか。
それはまさに、新台を大々的に広告し、打ち手の期待感を一方的に煽り、打ってみたらどうしようもなかった、というスパイラルと一緒ではないだろうか。
もう一度言う、誰一人として、読者の方に嫌がらせをしようとして先送りにしている人間などいない。
かくいう僕自身も、打ち手として「連打!」の開催を心から待ちわびている一人だからだ。
えー、なんだかごちゃごちゃと偉そうなことを大演説してしまいました。
なんか済みません・・・
偉そうなことは散々書いたけど、最近のスロットの収支は全然偉くありません。
ゴッド凱旋の天井を3連続単発で終わらせたことによって、泣きそうです。
そろそろ万枚出るはずなんだけどなぁ…。
そういえば冒頭の、メンソレータム棒みたいのは、タイに行った彼女=今回の女性、のお土産なんですけど、その理由が少し斜め上で笑ってしまったんです。
「スロットって椅子に座っている時間長いし、疲れるでしょ? 鼻の下がスースーしたらリラックスするのに最高だと思ったから!」
僕の花粉症の為に買ってきたのではなく、スロットを打つ時に使えというまさかの用途。
思わず「えっ?」と固まってしまいました。
そんな彼女を可愛いなぁと思いながら、ホールで鼻の下にポンポンとメンソレータムを塗るケンがいました。
最後にノロケで〆るという暴挙、済みません・・・
なんだか謝ってばかりのケンで、済みません・・・
まあとにかく、ホールで鼻の下にポンポンしている人がいたら、9割方ケンだと思います。
それでは、今回も最後までのお付き合いありがとうございました!
さようならー。
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