[3]カッパ、五号機の切り開けぬ運命を嘆く [2013/8/29(木)] |
五号機の変遷を冷静に振り返ってみると、随分当初と様変わりしましたね。
『コイン持ちが良い』という長所だって、今では見る影もございません。
その代わりARTという事故が生まれましたが、それも『爆裂』の可能性を作ったがため、レントン少年もビックリのピーキーチューンな大事故仕様へと。
これでは波ニ乗レ……ないじゃないですかー!
ふぅ……カッパ、いつでもLPGタンクに突っ込めるよう、万難を排してお待ち申し上げておるというのに。
「大事故上等、安全運転なぞクソ喰らえ、なのであります!」
そう台に向って敬礼したら、逆に家計の方が大事故に見舞われる世の中ですよ……ケロ〜ン。
とまぁ、「技術介入の余地が欲しい」と声高に叫ぶつもりがなんだか愚痴っぽくなってしまった今回ですが、決して五号機が嫌いなワケではございません。
目押しが無いお陰で楽させてもらってる部分も多いですしね、特にカッパは夜にエンジンかかる奴ですから。
でも、貧弱ではあれど運以外の力に頼りたい日だってあるのです。
事故などなくていい、マッタリ遊ばせてもらいたい日だってあるのです。
そんな時は皆さん、どうなさっているのでしょう。
結局、今は『技術介入の時代』ではなく『情報介入の時代』ということなのでしょうかねぇ。
今更技術云々な台を数台導入したところでホール全体の機械割が大きく変動するとは思えませんし、そうなると甘い客層の店を狙うような立ち回りも以前のようには望めない。
って、緻密な立ち回りを組み立てないカッパが悪いんですけどね(苦笑)
技術介入機の衰退という運命を切り開くことは金魚すくいの網を破ることより容易い、と思ってたカッパは、実は後ろ向きなだけだったのかもしれません。
爆裂四号機時代……そう、初代北斗の時だって、今までジャグやニュートラッド打ってた常連のおじさまおばさま達が一斉に爆裂機へと河岸を替え、死に河岸となったマッタリ機を、カッパ見てきてるじゃないですか。
そう考えたら、今も以前もさほどの違いはないのかもしれないです。
汎用人型決戦兵器もARTになってしまいました…カエルもARTに……スゴロクも………
こうやってホールに並ぶ機種が淘汰されていくならば、メーカーさんだってそれを視野に入れて開発するのは当たり前なのでしょう。
かといって「よろしい、ならば戦争だ」と、ピーキーART機と真っ向勝負を構えるだけの火薬がフトコロに無いカッパは、ジャグか、稀に設置されるノーマルAでなんとか繋いでいくか、20円のガチンコ勝負を避け廉価スロで文字通り『遊ぶ』かしか選択肢はなさそうです。
嗚呼、猫神様……どうかジャグだけは、ジャグだけは地球が滅びようと変わらずあのままでいてくれますようにっ!!
というワケで。
スロの運命を切り開いてと願ったつもりが、逆に、単なるカッパのノスタルジイだったと判明しちゃったお話でした。
来週にはリハビリ完了して打ちに行けるといいなぁ。
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