[3]サラリーマンでもできる「設定据え置き傾向かどうか」を探る方法 [2016/1/29(金)] |
高設定台の翌日の挙動を見る為、前々日のデータからある程度ボーナス回数の付いている台を選んで詳細を確認していきます。
ボーナス確率やスランプグラフから高設定だったと思えるようであれば、翌日のデータを見ていきます。
この時のポイントとして、高設定台かどうかの判断はあまり厳密に拘らず、多少アバウトなくらいで判断していくのが良いと思います。
データ上からは、低設定のマグレ当たりも高設定台の不発も判断する事はできませんので、ボーナス確率=設定くらいの軽い感覚で判断していかないと答えのない迷宮に迷い込んでしまいます。
高設定と思われる台が見つかったら、あとは翌日の挙動を確認するだけです。
翌日も高設定の挙動であれば「据え置き」、そうでなければ「下げ」としてそれぞれサンプル数をカウントしていきます。
「据え置き」……正(5回)
「下げ」……正正正(15回)
こんな感じですね。
この作業を繰り返していくと、高設定がどのくらいの頻度で据え置かれるか、なんとなく見えてくるのではないかと思います。
ちなみに、私が1日分あたり15分程度の時間を使って、マイホに49台あるジャグラー・ハナハナの1週間分の調査を行った結果……
全343台中、高設定と思われた台は40台で、それらの翌日の挙動は以下の通りでした。
■据え置き : 5回
■下げ : 26回
■稼働無し : 9回
この結果を見てどう感じるかは人それぞれかもしれませんが、意外と「据え置き」は少ないという事が分かりました。
このような形で、今回の結果のように据え置き傾向がないという事が分かれば、冒頭の私の実戦のように高設定の可能性のない台に座らないで済みますし、据え置きが多いという傾向が分かればピンポイントで高設定台を狙う事ができます。
特定日を考慮するですとか、回転数や差枚数まで考慮していくと、より精度の高い情報になるかと思います。
しかし、まずは使える時間の中でできる範囲の事をやってみるという軽いスタンスで臨んで頂ければと思います。
<最後に>
この活動を行なっていくと、その店舗で普段どのくらいの割合で高設定が使われているかという事も見えてくると思います。
場合によっては、ジャグラーに全く高設定がないような店舗もあるかもしれません。
当然そういった店舗であれば、その他の機種にも高設定台がある可能性は低いと思われますので、そのような店舗には近付かないのが正解かと思います。
そんな店舗が臆面もなくデータを公開している事自体、ユーザー側がこういった情報を上手に活用できていない事の証拠だと思いますので、今回ご紹介した調査ができる環境が揃っているようでしたら是非やってみて頂きたいと思います。
決してやって損する事はありませんので。
情報が溢れかえっていて、何が使える情報で何が価値のない情報なのかが分かりにくい現代ではありますが、使える情報は賢く使って、より良いパチスロライフをエンジョイされてはいかがでしょうか。
伊野谷誠でした。
<前回の記事の補足>
前回の記事へのコメントで「ハマる前まで高設定は、その挙動だけでなく法則性に基づく判断をしましょうってこと?」というご質問を頂きましたので、簡単に補足させて頂きます。
例えばですが、
■総回転数が2400回転、BIG回数が10回、REG回数が10回
という履歴のマイジャグがあったとします。
設定6のボーナス確率とほぼ同じペースでボーナスを引いていますので、この時点では高設定だろうという判断をして打ち始めたとします。
そして、ここからボーナスを引けずに600回転ハマったとします。
トータルの履歴は、
■総回転数が3000回転、BIG回数が10回、REG回数が10回
となりまして、ボーナス確率だけで言えば設定3と4の間くらいという事になりますので、この台の全てのデータ(=3000回転時点でのデータ)を見れば、さして打つ価値もない台になってしまったという事になります。
しかし、時たま私はこう考えてしまうのです。
「さっきまで設定6の挙動だった(=ハマる前まで高設定)のだから、ここまでハマったら大連チャンするに違いない!」
現実には、目の前にあるのは設定3〜4程度のボーナス出現率となっているマイジャグな訳ですから、上記の考えは正しい考え方ではありません。
ご質問のくだりでお伝えしたかったのは、「データを見るなら、自分に都合の良いところ(2400回転まで設定6)だけではなく、全て(3000回転で設定3〜4)を見て物事を考えるべき」、つまり「全体を俯瞰して見る」という事でありました。
ハマる前まで高設定という考え方について説明がなく、分かりにくい部分がありました事、お詫びします。
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