[3]夕方から打つ際の「ホール」と「立ち回り」と「機種」の相性 [2016/5/20(金)] |
この組み合わせと先ほどの組み合わせの違いは、打つ機種が戦国乙女からミリオンゴッドに変わったところです。
こう書けば、後の説明はもはや不要かもしれませんが、ポイントは「設定がかなり分かりやすい戦国乙女」と、「設定がかなり分かりにくいミリオンゴッドシリーズ」の違いであります。
夕方から打つ場合には、前任者の設定判断の妥当性を考えながら台を選ぶ事になる訳ですが、その際に、設定の分かり易い機種であればあるほど、低設定だろうと考え離席した前任者の判断が正しい確率が高くなります。
逆に設定の分かりにくい機種では、前任者の判断が誤っている可能性が残る訳で、空き台が高設定台である可能性も比較的高くなるのです。
つまり、
夕方に履歴上からは同じくらいの確率で高設定だと思える台が2台空いていた場合には、より設定看破の難しい機種に座るのが良いという事になります。
これは、好きな台に適当に座るという時にも同じ事が言えると思います。
その他、相性の良い組み合わせなのが、
Q1.@
Q2.@
Q3.@
「万年ベタピンホールでゾーン・天井狙いでゲーム数管理系・モード管理系の機種を打つ」です。
これは皆様もイメージしやすいのではないかと思いますが、ハイエナ稼働に徹するのであれば、客層の緩いやる気ない系ホールの方が、客層の濃い超優良ホールよりも拾える可能性は高まります。
皆様も経験があるかもしれませんが、3日間宵越しで天井まで残り100Gなんてお宝台が見つかるのは、やる気ない系ホールならではの事ではないかと思います。
では、設定狙いと相性の良い組み合わせはと言いますと、
Q1.A
Q2.A
Q3.A
「中間的なホールで設定の分かりやすい機種を設定狙いで打つ」の組み合わせです。
夕方からの稼働の1番のメリットは、「スランプグラフ・履歴からある程度設定を推測する事ができる」というところにあると思います。
このメリットを活用するには、ベタピンのやる気ない系ホールでも、高設定台が空き台になる事がないやる気MAX系ホールでもいけません。
高設定台がゼロではないが、多数でもない為に、客層が程良い=高設定台でも空き台になるケースが最も期待できるのが中間的な店舗ではないでしょうか。
そういった店舗で、ガルパンのように液晶から台の挙動をチェックできる機種、つまりデータ機器上設定が分かりやすい機種を中心に攻める。
この組み合わせが、設定狙いという観点では1番相性が良い気がしています。
要するに、@@@、AAA、BBBの組み合わせが相性が良いのではないかというのが結論です。
今回ご紹介した組み合わせはあくまで一般論で、そういった傾向になる事が多いという話ではありますが、作戦や実戦したい機種に応じてホールを変えるという考え方自体は意識してみて損するものではないかと思います。
常に同じような基準で台を選択しているのに、イマイチ精度が上がらない。
いつも同じ店舗で設定狙いや天井狙いをしているのに、イマイチ勝率が上がらない。
そんな風にお悩みの方がいらっしゃいましたら、もしかしたらこの「相性」に問題があるのかもしれません。
ご自身の置かれている環境に合ったホール・作戦・実戦機種の組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。
という事で、来週はこの「相性」を意識した上での夕方からの実戦報告をさせて頂きたいと思います。
伊野谷誠でした。
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