[3]50歳凄腕専業スロッターの過去/立ち回りクイズ正解発表 [2016/4/22(金)] |
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(問題)
先週の原稿には、事実と異なる記載が1箇所だけ隠されています。
それはどの部分でしょう?
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という問題だった訳ですが、クイズの解答をコメント頂いた皆様、誠にありがとうございます。
私自身が気にしていなかったようなところに気付かれる皆様の観察力の高さには脱帽致しました。
皆様のご指摘の通り、実際に打っていたのはマイジャグ3でして、マイジャグ2ではございませんでした。
ただ、この点はスペックが同じなのでツールは使い慣れたものを使用していただけというオチでして、実はこの部分とは別にもう1つ正解を用意してあったのです。
紛らわしい形になってしまい、申し訳ありませんでした。
という事で、もう1つの事実と異なる点というのが、最終的な結果を記載したこちらの部分。
> マイジャグXX番台(私個人)
> 回転数 3935回転
> BB回数 18回 (うちチェリー重複 2回)
> RB回数 15回 (うちチェリー重複 4回)
> 差枚数 2493枚
実は差枚数の部分が、現実だと1793枚、事実よりも700枚ほど上乗せした数字となっておりました。
ブドウ確率推測ツールがやっている事と同じ計算をしてみると……
〜3935回転に必要なコイン〜
●3935回転×3ベット=11805枚
〜払い出されたコイン〜
●BB分 312枚×18回=5616枚
●RB分 104枚×15回=1560枚
●ブドウ 7枚×651回=4557枚
●チェリー 2枚×115回=230枚
●リプレイ 3枚×539回=1617枚
※総回転数÷7.3でリプレイ回数を計算
●ピエロとベルは無視
●合計 13580枚
●差枚数 13580-11805=1775枚
という計算になりまして、理論的には差枚数が1775枚となるはずという事になります。
リプレイを確率以上に引いていたり、ピエロとベルを完璧に拾っていたとしても差枚数が2493枚にはなるはずがない、というのが私の用意した正解でした。
「こんな数字の話、興味ないよ」という方もいらっしゃるかとは思います。
それを承知で、なぜ、このようなクイズを出題したかと言いますと・・・
パチスロという「確率と戦う世界」で勝ち残っていく為には、数字を見て感覚的に「妥当」だとか、「それはおかしい」と感じるセンスが極めて重要。
・・・だと、園長を見て感じたからであります。
なぜならば、それが設定看破につながり、最終的には収支につながるから。
この事は、もはや念押しするまでもないかと思います。
そこで、この感覚を感じて頂く為に、生意気ながらもこのようなクイズを出題させて頂いた次第であります。
「なぜ園長はチラ見で分かるのか?」
その答えが次の表になります。
この表は、設定6を3600回転回して、BB15回、RB15回だった場合、理論上の差枚数は1318枚になる一方、設定1を3600回転回して、BB15回、RB15回だった場合には、理論上の差枚数は1118枚になる、という事を示しています。
園長曰く、この表の数字を暗記していれば、あとは回転数とボーナス回数に応じて微調整するだけでおおよそのあたりは付く、との事でした。
プロの技の裏には、地道な数字の暗記有り。
勝ち続けるプロは、勝つべくして勝っている事を改めて実感する事となりましたので、それを皆様にも感じて頂く為のクイズだったという事であります。
という訳で、今週の「6付く」は、この連載の原点ともいえる園長とのエピソードと、今なお勝ち続ける園長の職人芸の種明かしをさせて頂きました。
私自身も意識の持ち方次第で、まだまだ自分を高めていけると思っています。
今後も日々精進して、連載をより面白いものにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
伊野谷誠でした。
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