[4]伊野谷流、スランプ脱出法 [2016/4/1(金)] |
<設定のわかりやすい機種とは>
設定判別ツールの値を、設定のわかりやすさとして話を進めて参りましたので、同じようにしていくつかの機種を評価していきたいと思います。
以下は、確認できたらラッキーレベルの確定演出や、出現率が1/1000を超えるような判別要素は省いた上で、試行回数は1000G、各値は設定6の数値を使用して、ツールが算出する値の設定6の信頼度を確認したものになります。
(どのツールを使うかや、どの判別要素を使用するかによって結果は多少変わってくる事もあるかと思いますが、そのあたりはご了承頂ければと思います。)
〜マイジャグ〜
●判別要素 : 通常時BIG・REG・ブドウ・チェリー確率
●設定6信頼度 : 23%
●設定5・6信頼度 : 45%
〜エヴァ魂〜
●判別要素 : 通常時BIG・REG・ベル・滑りベル・弱チェリー・弱スイカ確率、BIG中の弱チェリー・弱スイカ確率
●設定6信頼度 : 38%
●設定5・6信頼度 : 65%
〜ハナハナホウオウ〜
●判別要素 : 通常時BIG・REG・ベル確率、BIG中のスイカ確率
●設定6信頼度 : 22%
●設定5・6信頼度 : 43%
(パネフラを含めば、信頼度はさらにプラスになる)
〜北斗強敵〜
●判別要素 : 初当たり確率、強チェリー・弱スイカ・強スイカ確率
●設定6信頼度 : 21%
●設定5・6信頼度 : 43%
〜ガルパン〜
●判別要素 : 通常時砲弾リプレイ・鬼ごっこ・ガルパンチャレンジ・サバイバルウォー確率、鬼ごっこ成功率
●設定6信頼度 : 27%
●設定5・6信頼度 : 47%
〜バジリスク絆〜
●判別要素 : 通常時弱チェリー確率、BT当選率
●設定6信頼度 : 22%
●設定4・6信頼度 : 45%
〜まどマギ〜
●判別要素 : 通常時弱チェリー確率、弱チェリーからの高確移行率、スイカからのマジカルチャレンジ当選率
●設定6信頼度 : 27%
●設定4・6信頼度 : 49%
こうしてまとめてみると、現行機種の中ではエヴァ魂が頭1つ抜けており、AT/ART機からは、比較的判別要素の多いイメージで、且つ、比較的コイン持ちも良く止め時の制約も少ないガルパンあたりが候補に挙がる感じでしょうか。
私の通っているホールではまだまだエヴァ魂にも設定が入りますので、直近の実戦ではエヴァ魂ばかりを打っております。
本来であれば実戦データもお届けしたいところではありますが、文字数の都合でそれはまた別の話とさせて頂き、今回の記事は3月トータルの収支表で締め括らせて頂ければと思います。

(3/25以降がエヴァ魂の実戦分になります。)
<まとめ>
上記の一覧を見て、「こんな事を知っていたからといって、一体何になるのか?」と感じられる方もいらっしゃるかと思いますし、逆に「店の設定配分や癖を調査する際には設定がわかりやすい機種からチェックしていくのが定石なんだから、どの機種は設定がわかりやすいなんて話は知っていて当たり前でしょ?」と感じる方もいらっしゃると思います。
それは百も承知の上で、今回は、スランプの根本原因である「設定がわからない」という事への対策として、設定のわかりやすさについてまとめさせて頂きました。
昨日までの設定配分が1・1・4・6だったのに、いつのまにか1・1・2・2になっているなんて事は、パチスロの世界では多々あります。
1日8000回転打っても、結局、低設定だったのか高設定だったのかわからないような機種もある中でこの変化に気付けないと、知らず知らずのうちに低設定台の稼働が増え、負けが積もっていくのは必然です。
このように、今まで頼ってきた法則性の変化をきっかけに、変化に気付けずに負けが続き、判断能力も低下する事でさらに負け続けてしまう、これがスランプの正体なのではないでしょうか?
そして、だからこそ、答え合わせができるという事はとても重要な事だと思う訳です。
設定がわからないと、自分の選択が正しかったのかどうかもわからない訳ですから、それでは体勢を立て直す事もままなりません。
エヴァ魂よりもマイジャグの方が設定配分が良いというホールも多々あるかとは思います。
しかし、エヴァ魂とまではいかなくとも、ガルパンくらいであれば、絆ほどではないにしても設定に期待できるホールもまだまだ多いと思います。
時には、機械割を犠牲にしてでも確実に設定を確認しにいく、これも長いスロット生活の中では大切な事ではないでしょうか。
伊野谷誠でした。
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