[1]新人が見た販促関連のいろいろ [2017/7/3(月)] |
おはようございます、ブロンディ今川です。
入社してはや3ヶ月、未だにパチスロの商戦に出会いません。
9月末の駆け込み時に売りに行くのはしんどいなあ……
その辺に出るかどうかも詳しく知らないんですけどね笑
さて、今回は台の販促物についてお話しようと思います。
■ 小冊子編 ■
ホールに行くと、必ずと言っていいほど小冊子が置いてあります。
あの小冊子ひとつでも、実はものすごく手間がかかっておりまして。
最近は表現一つとっても色々厳しいので、色々予防線を張りつつ販促物担当の人が超綿密にチェックしております。
ではここでクイズです。
この中でアウトな表現はどれでしょうか!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
@「中段チェリーはフリーズ確定!!!!」
A「フリーズは最強特化ゾーン濃厚!!?」
B「2400発+α!! 大当たりの限界を超えろ!!」
C「限界突破で2700発を掴み取れ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい、どれだと思いますか?
正解は…………
@とCです!
では、まず@とAの表現から。
基本的に、「確定」という表現はすべからくアウトです。
理由としましては、もしバグが出てフリーズしなかったら……
これを監修しているのはメーカーなんですから、もちろんどえらいことになります。
怒られるくらいならいいんですけど、最悪訴訟沙汰にもなりかねないのでシビアにやっております。
なので、基本的にはAのように「濃厚」や「!?」のようにぼかした表現しか使わないのです。
確定表現を使いたい時であれば、ビスティさんは「超激アツ」、サンセイさんは「超チャンス」、といったような、おおよそ確定であろうと思われる表現を使うのです。
次は、BとCです。
これは責任問題云々ではなく、単純にお上から怒られちゃう系のアウトです。
パチンコの大入賞口(アタッカーのことです)で払い出していい数は、【16ラウンド・10カウント・15賞球】が限界です。
内規の「概ね」という言葉のおかげで、1〜2個のオーバー入賞は許されておりますが、基本的には16×10×15=2400個というのが限界なんですね。
ということは、お上としては2400個以上出る大当りなんてあるわけないんです。
なので、2700個という表現の仕方がアウトになります。
ちなみに2700個出る機械は、大体「2400個+一般入賞口の払い出し」で2700個です。
一時期ネットでも騒がれていたハーデスのパチンコは、これ以外の方法で3000個出そうとしたから怒られちゃったんですね。
少し話は逸れますが、技術介入というのは基本的にパチスロにしか付けられないそうです。
リプレイ外しは、4コマ以内にリプレイが無いから外せるというハード的な裏付けがあってできることです。
パチンコの技術介入といえば、止め打ちや捻り打ちが一般的でしょうか。
それをハード的な裏付けを作って技術介入というのは中々難しいそうです。
あとは、小冊子に載せる写真ですね。
版権物ですと、この画像はライセンス取ってないから使えないとかが多々あって、色々作るのに苦労します。
いや、委託なんで苦労するのはデザイン業者さんなんですけどね。
上司がいつも、
「ここダサいので作り直そう」
とか突然言い出すので、宣材用の写真が足りなくなり、急遽撮影準備に振り回される下っ端のブロンディ今川でした。
次のページへ
【 一生研修報告書 】 メニューへ