[2]ホールから見た5.9号機の印象 [2017/10/30(月)] |
業界に長くいることで、見方や考え方って変わってしまいます。
店長クラスになると、もう数字上でしか機械の判断をしません。
粗利とアウトがよければそれで万事オッケーなんです。
たった半年しかいない私ですら、機械を見る目が変わってしまっています。
ユーザー目線を忘れない、とても大切なことです。
でも販売をする中で、それを忘れないといけない時があることを知りました。
ユーザーにとってのいい機械と、ホールにとってのいい機械は全くの別物です。
「この機械、設定1でも甘いんですよ! 設定看破も簡単! フリーズも強力で事故要素満載です!」
……買うわけがないでしょうこんな機械。
「この機械、パッと見甘そうで夢がありそうじゃないですか。 でも実は辛くて、粗利も○○円取れるんですよ!」
ユーザーが求めているのは前者、売れる機械は間違いなく後者です。
版権力があって夢が見れて、そして辛い、これが全てです。
甘い=ホールの利益が出ないってことですから。
パチンコの話になってしまいますが、最近は北斗無双より北斗7をメインに使うホールさんが増えました。
理由はただ一つ、無双より粗利が取とりやすいから。
業界屈指のビッグタイトル、右打ち大当りの全てが2400発、でも甘くない。
夢が見れている分、まだ良心的なのかもしれませんね。
今回はこの辺でさようならです。
書いててふと思ったことがあるので最後に少しだけ。
皆さんのクソ台の基準ってなんですか?
通常時が退屈、ARTがつまんない、演出の意味がわからない、単純に出ない、まあ色々あると思います。
演出に関してはいいと思います、人には感性がありますから。
でも、出なかったからクソ台ってのは違うと思うんですよ。
ホールに関しても一緒です。
自分の勝ち負けだけでクソ店っていうのはやめてあげてください。
平日からかなり頑張っているのに、ネットで叩かれているホールをみて悲しい気持ちになりました。
ハマるのも出ないのも確率の問題です。
単発の人がいるから10連する人もいるんです。
めちゃくちゃ回ってたのに当たりが引けずに負け、6を掴んでいたけど展開に恵まれず負け。
回ってる、6掴んでる、それでも負けたらただの引きの問題なんですよね。
とある店長 「ジャグラーに設定使ってても誰も気づかなかったよ」
心に残った一言でした。
では、今回の研修報告のまとめに入ります。
■ 一生研修報告書 13日目 ■
「釘を開ける・平均設定を上げると一番最初に気づくのは常連ではなくプロ」
皆さんお疲れ様でした、お先に失礼します。
【 一生研修報告書 】 メニューへ