[2]名古屋から神奈川へと兄貴がやって来る [2019/7/4(木)] |
≪ 兄貴降臨 ≫
「やっと会えたー!!」
「初代まどマギ」にて「マジカルチャレンジ」に突入したタイミングで、そんな兄貴の声が店内に響く。
そして、嬉しそうに駆け寄って来ては、熱いハグをしてくるのだ。
30を超えた男二人が、まどマギのシマで熱いハグを交わす光景…
周囲の方々にとっては二度見が不可避だろう。
場合によっては出禁の恐れもあったが、そこは私のマジカルチャレンジと共に華麗にスルーされたようだ。
そんな兄貴がまず最初に選んだ機種は「マイジャグラーV」。
爆裂機を愛し愛された男が、真っ先に「マイジャグラーV」にカチカチ君を持ってカチカチの表情で行くとは、よほど資金がギリギリなのだろう。
頼むからすぐに当たって欲しい。
影ながらそう願っていると…
中段までスベって来るスイカくらい勢いよく、兄貴が嬉しそうにこちらにやって来る。
「マイジャグラーVで6確出ました!!」
そう言って、撮りたてホヤホヤのプレミアム画像を魅せてきたのだ。
「これが出る台はマジやれる日が多いんですわ!」
マイジャグVで6確……。
なんにせよ、兄貴の表情が柔らかくなっているのを見てひとまず安心。
それから小一時間。
「マイジャグラーV」のシマを覗きに行くと…
んっ?
いない。
兄貴がさっきまで打っていた台も、BIG後500Gで空き台になっている。
嫌な予感がする…。
ジャグラーで投資がかさんだ事が引き金になって、変な爆裂機に手を出していなければ良いが。。。
そんな事を考えながらグルグル店内を探し回っていると…
いた!
ノーマルバラエティコーナーの「不二子A」にカチカチ君を持ったカチカチの表情の兄貴の姿が。
良かった。
まだ無難な立ち回りをしてくれている。
せっかく遠くから来てくれているのに、大負けなんてシナリオを選ばせたくない。
一応冷静になれている私が、なんとか兄貴の負債を軽減できるようにコントロールしなくては。。。
と言っても、私もこの時点で負債が40k。
私が出来る事なんて何もなかった事に気づく。
それから小一時間。
意を決して「不二子A」を打つ兄貴の元へと向かうと…
兄貴がいない。
またしてもボーナス後500Gで空き台になっているではないか。
な、なんという仕打ち…。
すぐに兄貴を探すべく店内を探し回る。
すると・・・
いた!
爆裂機コーナーの「忍魂〜暁〜」にカチカチ君を持たずに、ひたすらカチカチの表情の兄貴の姿が。
これはまずい。
兄貴―!!
と、かつてのウゴウゴルーガの一幕にあったセリフを心の中で叫ぶ。
すると、あろう事に兄貴が振り返り、小さな声でこう言うのだ。
「ツモりました。」
確かに綺麗な右肩上がりではあるが、根拠は分からない。
根拠は分からなかったが、兄貴の中でそうならばきっとそうなのだ。
この右肩上がりのグラフと兄貴に永遠がある事を心から願った。
それから小一時間。
鶴との約束を破るくらいの覚悟で、「忍魂〜暁〜」のシマを覗く。
い、いない!
さらにスランプグラフを見てみると、綺麗な右肩上がりだったはずのスランプグラフが綺麗に下っているではないか。。。
兄貴が心配だ。
必死で店内を探し回る。
すると…!
「黄門ちゃま喝」でカチカチの表情を通り越して仏のような佇まいでARTに突入している兄貴を発見。
良かった。
投資は果てしないだろうと察するものの、一旦はATに…。
と、安心したのも束の間、まさかの裏挑戦の「挑戦薬」を選択しているではないか。
そして、無残にも失敗。
自分の事の様に悔しかったものの、そこで勝負をするあたりはさすが兄貴。
そしてそれから数時間後。
「初代まどマギ」にて爆死した私は、フラフラになりながら店内のどこにいるか分からない兄貴を探す。
すると…!
いた!
「ディスクアップ」のシマでカチカチ君を使いながら、メダルをカチカチにしている兄貴を発見。
そして一言。
「やっぱりディスクアップですわ!」
なんとも爽やかな表情でそう言ったのだった。
最終的な兄貴の収支は−80kとの事だったが、それでもまた会いに来たいと言ってくれる兄貴と過ごした時間は、2人の負債を合わせた120kよりも有意義な時間であった事は言う間でもない。
そして、その後に横浜で朝まで語り合った時間は、これまた120kにも勝るひと時だった。
という事で、感謝の気持ちをこの場を借りてもう一度伝えさせて頂いて頂こう。
兄貴、いつもありがとう!!
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