[1]これ以上負けたら… [2019/4/22(月)] |
【4月上旬】
「これ以上負けたら、軍資金の底が見え始める」
そんな事を考えながら、約1週間もスロットを打たない日を過ごした。
スロットで大勝ちする喜びよりも、スロットで負ける事で軍資金が底を付く恐怖が勝っているのだ。
どうしたものか。
私らしくない。
そもそも私らしさとは一体何だろうか。
スロットで身を亡ぼす事を幾度となく繰り返しては来たものの、そろそろ長き宿縁に終止符を打つ時が来たのかも知れない。
本日向かっているのは名古屋にあるホール。
派手に爆裂機で大きな出玉を出して一喜一憂したいオーラ全開だったあの日の私は、もうここにはいない。
…一時的にいなくなっただけの可能性はとても高いが。
今日は何を打とう。
やはり生活を安定させる為にも、ノーマルタイプにするべきなのだろうか?
ハナハナ。
しかしながら、そんな気分でもない。
やはり、今日もディスクアップが打ちたい。
世にディスクアップが無ければ、本日は打たない選択肢だってあったのに…。
スロットの神様はなんともなんともだ。
そして、そんな私はディスクアップとすこぶる相性が良い。
ただ、突如1500回転ハマり出したり、朝一から1000回転以上ハマりながらなに全く連荘しない姿も多々見て来ている。
いつ何時そのような悲劇が私の身に降りかからんとも限らない。
そう考えると非常に恐くもなる。
それもそう、軍資金に余裕がないこの状態でそのような悲劇が降りかかろうものならば、一発ノックアウトだからだ。
運命の抽選は…
後ろから3番目。
客層や服装の雰囲気を見る限り、ラッパーっぽい感じの人が多い。
そう考えると、
4台あるディスクアップは間違いなく座れないだろう。
そうなると…困った。
打ちたい台がない。
最初は「見」に回るのもありかも知れない。
開店してすぐに打たない自分というのも新鮮だ。
もちろん、朝から打たずに店内を数分ウロついた経験は、このスロット14年の歴史で一度もない。
いざ開店。
やはりディスクアップは埋まっている。
ハナハナという気分ではないが、期待値は高いし、空いていれば座ろう。
すると、このホールのハナハナの中でも比較的人気が高い「ツインドラゴンハナハナ」が1台だけ空いている。
こればかりは悩まず確保。
「初」となる朝一、「見」はやはり叶わなかった。
スロットの神様は本当になんともなんともだ。
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