[1]過ちを繰り返す事なかれ [2019/3/6(水)] |
【2月中旬】
久々に雪を見た。
時刻は朝の4時半。
朝にすこぶる弱い私が、こんなにも朝早く自宅を出る事が習慣化されようとは思いもしなかった。
思えば、青果店で働いていた10年近く前も、毎日朝が早かったなぁ。
それ故に若干鬱になった程だ。
その頃を思い返すと、毎晩寝る前に「THE3名様」という漫画を読んで現実逃避をしていた淡い記憶が蘇る。
しかしながら、それだけ早起きが苦であった私も、スロットが理由となれば話は別だ。
辺りがまだ暗い寒空の中、始発の新幹線で名古屋に行く事も楽しみでしかない。
「仕事の早起きとスロットでの早起きを天秤にかけて、当たり前の事を言ってるだけじゃないか! 何が言いたいんだ、ヒグラシ!」
なんも言えねぇ、でも言いたい。
そんな言葉が自然と出るのであった。
名古屋に到着すると、地元よりもさらに冷たい風が身体を芯から冷やす。
そしてホールに着けば、寒空の下、ホットレモン片手に同志と他愛もない話に花を咲かせる。
そんな時間は、他に変わるものがないほど至福の時間だ。
抽選が良ければ「ハナハナ」狙い。
抽選が悪くても「ハナハナ」狙い。
そんな中身のない話ですら、まるで酒が一杯入ってるんじゃないかと思えるほどに笑いが起こるんだから、スロットはよっぽど素敵な娯楽だ。
結果、100人以上の並びから「19番」という良番を引き…
念願の「ツインドラゴンハナハナ」を確保する事に成功。
このホールの「ツインドラゴンハナハナ」は、比較的最近お店に導入されたという事もあって、全台系になる事も少なくない。
それ故に、感覚的には「先着5名様」と言っても過言ではないくらいに人気がある機種だ。
そんな機種を確保出来た喜びは計り知れない。
基本的な判別要素や打ち方は、他のハナハナとほとんど変わる事がない。
ただ、「ツインドラゴンハナハナ」に関しては、筐体の上にある「龍玉」がボーナス後に光れば、なにかしらの設定示唆をしてくれるとの事。
そこは、私が今まで打ったハナハナには存在しなかったパターンだ。
1kで光らせてやると意気込んだ結果…
17k投資である455G目でようやく。
だいぶ投資がかかってしまった。
しかしながら、1回のBIGで下皿がいっぱいになる30パイは、やはり幸せいっパイな気持ちになれる。
「幸せの30パイ」というパイシューのお店でもオープンさせようかと思ってしまうくらいにだ。
「つまらないぞ、ヒグラシ!」
そんな言葉が龍玉に浮かび上がってきそうだ。
すると…
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