[3]過ちを繰り返す事なかれ [2019/3/6(水)] |
その後もコンスタントに連荘を重ねるものの、なかなか出玉が伸びず…
苦しい展開に。
思えば、このような展開はこのホールで何度も経験している。
そして、止めた後にグラフが急上昇するという悲しい経験を複数回している。
ある意味今回ハナハナを選んだのは、そんな悔しかった思い出へのリベンジも含まれている。
…というより、8割方はそれが理由だ。
原因としては、回転数を稼げていなかったことに尽きる。
あと1000回転多く回せていれば、毎回のようにその跳ね上がるような出玉を自らのモノに出来ていたはずなのだ。
今日こそはそんな悔しい思いをしたくはない。
最低でも7000回転は回す。
しかしながら、帰りの新幹線を考えたら8時にはお店を出なくてはならない。
決めた。
少し早いが、
奥義、「全リール適当打ち」。
一日適当に打ったとしても、スイカの取りこぼしは確率的に多く見積もって30回くらいなものだろう。
適当に揃う事だって多々あるだろうし。
毎回神経をすり減らしてスイカを狙い、それによって回転数を稼げず、その先のBIG連荘を自らの懐に収める事が出来ないのであれば、スイカを捨てる方がよっぽど期待値は高いはずなのだから。
ハナハナを全リール適当打ち。
なんとも楽しい。
無音のハナハナですら、自然と身体がエイトビートを刻んでしまいそうだ。
「スイカを取りこぼしたらどうしよう」という強迫観念が取り除かれた今、「ハナハナ」は「オハナオハナ」と言わんばかりに形・色・姿を変えたようだ。
それに、いざやってみると意外にもスイカは勝手に揃うものだ。
その後も目を瞑ったりしながら無心で回す事数千G。
トラウマとも言わんばかりの平行線グラフ。
思い切って捨てた瞬間に大連荘を毎度の事お見舞いされたこのモミモミグラフ…。
沸々とこみ上げてくる怒りや悲しみが適当打ちをさらに加速させる。
その後も…
累計が5000G、6000G、と増えていくものの、まるでヘビがニョロニョロと進んでいるかのようなスランプグラフの形は一向に変わらず。
目標の7000回転までは届きそうだが、果たして7000回転でも足りないパターンなのか?
もう、悔しい思いはしたくない!!
うぉー!!!
クイッと上がったぁー!!!
最高の展開だ。
もしも、いつも通りに小役を奪取しながら稼働を進めていたならば、時間的に6000回転で台を手放す事になっていただろう。
ようするにまた同じ悲しみを味わっていたという事だ。
本来であればもう少し回したい所ではあるが、時間的にも限界。
しかしながら、最後のビッグウェーブを自らの懐に収める事が出来て本当に良かった。
帰りの新幹線で自らの台の結末を調べた所…
さらに、もうひと伸びしていたのは仕方のない事だ。
わかっていたことなのだから…
次回は、朝一から全リール適当打ちで8000回転を目指そうと心に決めたのだった。
(C)PIONEER
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