[2]2018年の打ち納めラッシュ [2019/1/21(月)] |
そして、次に選んだ機種は「初代まどマギ」の疑似ボーナス後40Gヤメの台。
大体の方が天国抜けの100G付近までは回してヤメる事が多い中で、40Gヤメとは。
「まだ天国の途中でしょーが!」
台からのそんなの叫びが聞こえた気がするので、すぐに台を確保。
回し始めて数Gで、前兆である「円環の理」に突入。
そして、しっかりと連続演出から擬似ボーナスゲット。
またもや速攻で当たってくれたことに鼻の下を伸ばしていると、やたら隣の台から視線を感じてくるではないか。
ふと目をやると、それは友人である“中年H”。
そして中年Hは、自分の打つ初代まどマギの液晶に指をさすのだ。
は、花火柄ワルプルギスの夜!!
70%以上の継続が確定する、なんとも歓喜の瞬間だ。
「すぐに転落して下さい」と心から願わずにはいられない。
勘違いしないで欲しい。
ただ単に、13年前から中年Hとの間では「お互いが負ける事を願う」という不思議な習慣が根付いているだけなのだ。
どちらかが10万負けようとも同情なんてこれっぽっちもしない。
とは言えど、仲が悪いわけではない。
もっと言ってしまえば、よっぽど仲は良い。
しかしながら、花火柄のワルプルを見せ付けられてしまった以上、心の底から
“2戦目に敗れて欲しい”と願わずにはいられない。
レア役を引こうものならば、本気で嫌な顔すらしてしまう。
ねじ曲がったエンターテインメントだ。
結果的に中年Hは、そのワルプルギスの夜で400G程を乗せる。
私は中年Hのその憎たらしいドヤ顔を見て心底悔しがる。
その心底悔しがる私を見て、中年Hはさらに喜ぶ。
ただ、何度も言うがこれはエンターテインメントの世界だ。
お互いの負けを心底願う事ができ、それを隠さずに相手に表現し、それでもなに一つ「ぎくしゃく」も「いさかい」も起こる事のないしっかりとした関係性があってこそ為せる贅沢な遊びだ。
そこからは私も、その勢いにあやかるようにARTに突入し、怒涛の如く押し寄せる天国ループを堪能。
さらには、確定役までもサプライズで駆けつけてくれ、結果一撃1500枚を獲得する事に。
そこからも色々な機種を乱れ打ちしながら、最高のクリスマスイブを終えたのだった。
【12月26日(水)】
管理人クランキー氏、そしてライターの小嶋のあ氏と軽い飲み打ち合わせをした後、気付けば「打つしかないでしょ」的な流れに。
近くにあったホールに入ろうとする時、私は生意気にもこんな発言をした。
「ここって、ディスクアップありますかね??」
めちゃ打てる人みたいな発言だ。
この発言を通りがかりで聞いたスロッターは、「さぞ腕のあるディスクアッパーなんだろうな」と畏怖したことだろう。
まさか、まだたったの4回くらいしか打ったことがないなどとは、夢にも思っていないだろう。
入店すると、喜ばしい事にディスクアップが2台設置されていた。
さらには、2台とも空き台という奇跡。
迷わずに確保し、小嶋のあと並び打ちすることに。
聞くと、小嶋のあは初のディスクアップとの事。
出来立てホヤホヤのディスクアッパーな私から、しどろもどろな初打ちレクチャーを受ける小嶋のあ。
結果的には、私の「ディスクアップ」ばかりがボーナスに恵まれてしまい、なんともな結末になってしまったのだが。
【12月27日(木)】
勝てば軍資金に余裕が出来る故に打ちたくなるyo!!♪
負ければ負けを派手に取り返したいと言う欲求が強くなって打ちたくなるyo!!♪
派手な光と派手な音で、悲しい事も辛い事も全て忘れてしまえるスロット最高だyo!! プシューッ!♪♪
即興で考えたウンチみたいなリリックを頭の中で繰り返しながら、満員電車に揺られ、都内の日暮里にあるホールへとやってきた。
勝ちが続いている時というのは、何を打ってもやれそうな気がする。
しかしながら、そんな時こそ冷静になってノーマルタイプで勝負するというのはとても大事な事だ。
無根拠で派手な機種を打ち続けていては、必ず痛い目を見る。
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