[3]「勝利」と言う名の劇薬 [2018/11/11(日)] |
そして22k目に差し掛かった680G。
鮮やかにGOGOランプが点灯。
しかしながら、バケ。
本来なら嬉しくない小当たり。
その小当たりにある程度の設定差を設ける事で、打ち手の気分を少しでも緩和させようとする辺りはさすがだ。
なにはともあれ、これだけ朝一ハマったんだ。
バケから始まるパーティーの始まりだ。
…実に静かなパーティーだ。
あっという間に持ちメダルは飲まれてしまった。
これではまるでオバケパーティーだ、バケだけに。
…いや、誤解だ。
こんな寒いことが浮かんでしまうくらい悲しかった、ということが言いたかっただけだ。
どうが見捨てないで欲しい。
それにしても、この状況で追加投資は辛い。
それでもこの連荘モード中に台を捨てるくらいなら、最初から680Gまで追いかけてなどいない。
連荘モードなんていうのはもちろん存在しない。
しかしながら、そんなようなものがあると信じて回しているだけ。
そっとしておいて欲しい。
新たに追加投資する事3k、すなわなち25k目。
鮮やかなGOGOランプが点灯からの…またしてもバケ。
なんとか早い段階で引き戻した。
「引き戻した」という表現がジャグラーにおいて不適切であることは重々承知しているものの、そのような言葉が自然と出た。
この流れは、間違いなく早い段階で連荘するだろう。
そう思いながら気が付けば220回転。
総投資30k。
心は折れているのに、体がそれに反比例するかのようにピンピンと店内を徘徊。
なにか目ぼしい台は空いてないだろうか。
ノーマルタイプで積み上げた負債を爆裂機で捲る。
そんなドラマを起こしたい衝動に駆られる。
早く楽になりたいだけなのだ。
勝利と言う名の劇薬を早く体内へと。
しかしながら、店内を見回してもなかなか空き台がない。
気持ち悪くなりそうだ。
すると…
ハナハナから一人荷物を持って立ち上がる方の姿が。
下皿を確認するものの、どうやら空き台に。
履歴は私が打っていたジャグラーの様に、最初の当たりが重くバケが先行してしまっている状態。
悩む。
ジャグラーからハナハナへ移動するのはあまり刺激が足りない。
ポロっと「刺激が足りない」と口から出てしまったが、私にとっては出玉よりも刺激が必要なのだろうか?
だとすれば、恐ろしい。
お金で刺激を買っていたとでも…言うのだろうか。
となれば、嫌でもこのハナハナを確保するべきだ。
私の中の悪魔と戦う為にも。
よくよく考えれば、ハナハナに午前中の段階で座れるという事は、ある意味抽選で上位を取ったのとなんら変わらない。
もはや勝利は目前という事なのではなかろうか。
急に自信が満ち溢れて来る。
それから刻々と時間が過ぎ、時刻は15時。
総投資は50k…
出たり飲まれたり、食ったり吐いたり…
ここでふと思う。
この台が悪いんじゃない。
今の私が、何を打ってもダメなだけなんだ。
…と。
この拉致したハナハナは、他の人に打ってもらった方がきっと輝けるはずだ。
残りの軍資金である10kは、先程空き台になった沖ドキに使って、体内のバランスをとって稼働終了にしよう。
すると…
沖ドキに座って1kで…
スイカの取りこぼし。
いや、残り10kをすべて入れたものの、びっくりするほど何も起こらなかったので、ここらであえてフラグだけでも立ててみたくなったのだ。
ということで、一度もチカチカすることなく総投資60kに到達。
悲しいがここで終了。
待てよ?
最後にもう1kだけ投入してみよう。
こういう時は、ヤメようとフェイントをかけ、新たに追加投資をする事で案外何か起きたりするものだ。
するとここでっ…
まさかの…
フリーズが…
起こるほど現実は甘くなく稼働終了。
いや、びっくりするほど何も起こらなかったので、ここらであえてフラグ(以下略)
■投資 : 61k
■回収 : 0k
《収支 : −61k(4日間で−200k)》
ようやく連載タイトル通りのメシウマらしさを取り戻してきましたが、皆様いかがでしょうか。
誰しもが「何を打っても勝てる時期だけスロットがやりたい」と思っているでしょう。
もちろん、私もそう思っているつもりです。
ただ、勝ち続けている時よりも、負け続けている今の方がスロットに夢中なれているのもまた事実。
不思議なものですね…
とはいえいい加減勝ちたいので、そろそろ得意機種である初代まどマギとか打って流れ変えた方が良いかも!
でも、これで負けたら本当に立ち直れない…
以上、このスランプを苦しんだり楽しんだり、でもやっぱり苦しんだりするヒグラシでした。
またね〜(^^♪
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