[1]負けるのがデフォルトのこの世界で [2018/10/26(金)] |
どうもー、ヒグラシです!
すっかり秋になりましたね。
さて、今回は本編が長いということで、前置き無しでいかせていただこうかと!
パチスロって……
【10月上旬】
今年は、今までの約14年近くのスロット人生で一番調子が良い。
それ故に、収支表の記入もこの「10月」まで途切れずに続けて来れている。
もちろん今まで収支表の記入が続かなかった理由は、数ヶ月で多大な負債を重ねた事による現実逃避によるもの。
それだけは自信を持って言える。
なにはともあれ、今年は何故だか調子が良い。
しかしながら、この収支的好調子を「ただ運が良かった」で片付けずに、是非とも考察していくべきではないだろうか。
そこで、今年の稼働を振り返り、過去とどのように自分の立ち回りが変化したのかを考えてみた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
≪その@≫
(昔)とにかく最新台に座れば勝てると思って、最新台に座っていた
(今)とにかくお店が力を入れやすい「バジリスク絆」・「まどマギシリーズ」などのメイン系を主に稼働するようになった
≪そのA≫
(昔)お昼過ぎからお店に向かい、出てない人の隣は期待値が高いと思っていた
(今)必ず朝から行くようになり、隣が出ようが、自分の台の挙動やシマ全体の動きを優先するようになった
≪そのB≫
(昔)お店のクセとかは気にせずに、自分の好きな台や直感のみで台を選んでいた
(今)お店が力を入れている機種や旧イベント日などを、ネットで調べたり常連さんからアドバイスいただいたりするようになった
≪そのC≫
(昔)朝一ツモれなかった時に次に選ぶ台は、なるべくヘコんでいる台を選ぶようにしていた
(今)朝一ツモれなかった時に次に選ぶ台は、出来るだけグラフが右肩上がりの台を選ぶようになった
≪そのD≫
(昔)「近さ is ベスト」で、打ちたいと思った時は、ただその場から一番に近くにあるホールに入っていた
(今)「優良 is ベスト」で、ほぼ優良ホールのみで打つようになった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ざっとこのような感じだろうか。
ただ、この変化が私の収支にどこまで影響を及ぼしているのかと問われれば、実際のところは良く分からない。
昔よりは考えて打っているものの、結局は「定期的な無根拠GOD」や「目が合ったマイナー爆裂機に気ままに座る」といったことも多々あるからだ。
しかしながら、そのうち訪れるであろうスランプ期を乗り越えるための指針として、この5つの変化をメモ帳に残しておいた。
いつか役立つ日が来るだろう、と。
と、そんな事を考えながらも、最近の調子の良さに微妙な鼻の膨らみが隠せない。
「スロットで、勝てば幸せ、負ければどん底」
私の身体は、まるでスロットと水で出来ているのかと思わんばかりだ。
…勢いでなんとなく言っているだけなので、意味などは深く考えないで欲しい。
おバカが適当に書いている、ということがバレてしまう。
それにしても、スロットを自由気ままに打ちながらも、軍資金にもそこまで追い込まれずに済んでいる現在。
これ以上の幸せがあるだろうか。
**************
そんな幸せに包まれながら、カントリーマアム片手に向かっているのは地元神奈川にある大型ホール。
狙いは、複数台あるGODシリーズ。
もちろん根拠はある。
決していつもの無根拠GODなどではない。
ギリギリの状態でようやく勝ち取る喜びはそれはそれはたまらないモノだが、余裕がある中でもヒリヒリさせてくれるGODシリーズは、もはや「大好物」では生ぬるい、ただの「ラブ」だ。
開店と共に確保したのは凱旋の角台。
妙な安心感がある。
なお、機種の絞り込みはしたものの、台の絞り込みはしていない。
いや、言い直そう。
台の絞り込みなんて、そんな高度なことはできない。
ただただ、「このホールのGODは狙う価値あり」程度の情報にすがっているだけだ。
すぐに当たってくれれば嬉しいし、最悪リセット天井に引っかかれば充分。
仮にリセットされておらずに1000Gを超えてしまったとしても、その時は据え置き天井を考えればいい。
そんな、わりと余裕を持ちながらの凱旋勝負。
軍資金に余裕が出来ると、何事に関しても寛大な心を持つことができ、人としても魅力的になれるような気がする。
「大丈夫! 相変わらずクズ丸出し感は伝わって来てるから安心しろ、ヒグラシ!」
そんな声にもフフンと返せてしまう。
ダイエットに成功したかのような軽い軽い諭吉がサンドへポンポンポポーン。
リバウンドなんて屁の河童。
そんな余裕をかましながら、凱旋の角でコーヒーをがぶ飲みしながら打つ事約1時間。
36k投資の約850回転で突如当たる。
残念な事に単発。
しかしながら、そんな事は想定内。
次がある、次がある、次があ〜る〜さ〜♪
大型店という事もあって、凱旋の総設置台数は約30台。
それ故に、まだ触られてすらいない台もちらほら。
次は、シマの真ん中辺りにある凱旋をチョイス。
相変わらず減量に成功したと言わんばかりに軽い諭吉が、サンドという名のリングへポンポポーン。
まずは速攻でG-STOPを射止めるモノの、モノにできず。
そのままダラダラと投資を続け、25k・約600Gで単発ノックアウト。
現在の投資は61k。
時間は開店してから約2時間の11時過ぎ。
冷静に考えるととんでもないペースだ。
こんな私を見て、周りの人は“生き急いでいる”とでも思うのだろうか。
…いや、「生き急ぐ」などという表現、GODでただボロ負けしてるだけの男にとっては欲しがり過ぎている。
ただただ哀れみの目で見られているだけだろう。
しかし、気合を入れ直して、次は最初に座った角とは逆の角台へ。
朝一200回転回された状態で放置されている。
角台であれば、リセットされている可能性は大いに考えられるだろう。
しかしながら…
1000回転を静かに過ぎて行く。
「私の前兆を見かけませんでしたか?」
思わず、近くを通りかかった店員さんに聞きそうになってしまった。
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