| [1]名古屋から東京へと兄貴がやって来る [2018/10/21（日）] |
どうもー、ヒグラシです！
「名古屋から借金取りがやってくるの間違いちゃうか、ヒグラシ！」
そんな声がどこからともなく聞こえて来るようです。。。
えー、タイトル通りでございます。
兄貴と出会ったのは今年の春。
場所は名古屋の某ホール。
生き様が重なり意気投合。
そんな兄貴が、名古屋から東京へと私に会いに来てくれると言う事で、半信半疑で当日を向かえたものの…まさか本当に会いに来てくれるとは。。。
もちろんそのまま合流してから、都内の某ホールに連れ打ちへ。
という事で
その日の話をノーカットでどうぞ。(←言ってみたかっただけ)
【9月下旬】
「15年前に東京ドームに来て以来、人生で2回目の東京ですわ！」
都内の某駅で合流してから、すぐに嬉しそうな顔で兄貴がそんな事を話す。
それに対して「僕も会えて良かったです！」
と、
再会の握手をするのはいつもの事。
しかしながら、それを横目で見ながらつまらなそうな顔をしているのが、昔ながらの友人である中年H。
名古屋から友人が来ると言う事を伝えたら、「それなら俺も」となり勝手についてきた、というのが事の経緯だ。
そんな中年Hはいつもの如く、妙な質問を兄貴にする。
「ヒグラシに会いたかったんじゃくて、スロットが目的で都内に来たんですよね？？」
それに対して兄貴は、
「ヒグラシさんに会うのが一番の目的ですよ♪」
と、お世辞でも嬉しい事を言ってくれるのだ。
その時の中年Hの憎たらしい顔を、今でも鮮明に思い出すことが出来る。
そんな色々な感情を抱きながら、兄貴と中年Hと都内のホールに並ぶ。
普段から勝ちに貪欲（？）な私ではあるが、今日ばかりは自分自身の勝利よりも、遠方から来てくれた兄貴の勝利を心底願った。
ついでに、憎たらしい顔をしている中年Hの敗北も心底願った。
しかしながら、願えば願うほどその通りに行かないという事は多々ある。
結果、兄貴の抽選番号は後ろの方で、私の抽選番号は前の方。
まさかこんな良番が引けるとは…。
大好きなまどマギの角に座れるかもしれない。
すると、そんな私の考えを知ってか知らずか、「ヒグラシさんと並び打ちしますわ、GODとかどうです？？」と兄貴から。
GODで並び打ち…。
これは、よくても、どっちかが天国でどっちかが地獄になるという事が容易に想像つく機種。
なんなら、どちらも地獄に落ちるパターンも色濃い。
出来ることならリスクを極力抑えて楽しむ方にシフトした方が良いのではないかと思ったものの、兄貴の顔を見ると、目には「￥マーク」ならぬ「GODマーク」が見えそうなほど気持ちがGODに傾いている。
せっかくの連れ打ちだし、ここは素直に乗っかり、「いいですね、GODで合わせ万枚でも達成しましょう！」という景気の良い一言を放ち、この日は始まった。
開店と共に私が確保したのは、凱旋の角台。
続いて後から兄貴が私の隣である角2の凱旋をゲット。
ここまでは予定通り。
しかしながら、問題はここからだ。
兄貴の軍資金は、聞いたところによると「110ｋ」。
私の軍資金は「50ｋ」。
なかなかの軍資金の開きに、早速不安になってくる。
すると兄貴は、今すぐにでもGODを引いてやると言わんばかりの眼差しで、何の迷いもなくサンドに諭吉を入れる。
そして見事に、9ｋで初当たりをもぎ取ってしまったのだ。
良かった…。
遠方から来てくれたのにいきなりのドハマリ、という最悪の事態はまず回避できた。
しかしながら、この安堵と同時に襲ってきたのは、私の前に立ちはだかる現実。
気付けば、30ｋをストレートに消失する。
回転数は700回転を超えたあたり。
リセットされていればほぼほぼ1000回転の天井で引っかかるが、それを超えてしまったら…。
どれだけ頭をクリアにして計算をしても、軍資金内で到達できるのは良い所1250回転。
とは言えど、一度も当たりを引かずに兄貴を置いてこの凱旋を離れるのは男としていかがなものか。
百歩譲って、兄貴がストックしまくって出玉が止まらない状況ならまだしも、現実は兄貴も追加投資中。
そんな切羽詰まった私の心境を悟られてしまったのか、兄貴が一言。
「ヒグラシさんが一回当たるまでは付き合いますから」
その一言で心が軽くなるものの、それに比例して軽くなる財布。
きっと大丈夫。
下調べではリセット濃厚なのだから。
しかしながら、800回転を過ぎたあたりで、“今すぐに当たって欲しい気持ち”と、“リセット天井1000回転に引っかかるなら引っかかって欲しい気持ち”とで、複雑な心境に陥る。
そんなヒリヒリした気持ちで回す事37k目、回転数は860G。
リプレイ4連からのG-STOP突入。
ただ…リセット天井が控えているのならば、当たって欲しいけど、当たって欲しくない。
こんな優柔不断ではっきりしない男なんて、女性から見たらさぞかし頼りなくて情けない男だ。
それを百も承知でいながらに、当たって欲しいけど、当たって欲しくない。
当たって欲しいが6割、当たって欲しくないが4割。
女々しくて女々しくて…。
すると…
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