[2]ヒグラシ的、勝利に必要なこと [2018/9/1(土)] |
それから10分後くらいだろうか。
ピエロ先輩からラインが届く。
「まどマギの角台ゲット。」
そ、そんなわけが…。
数G回してやめた人でもいたのだろうか?
慌ててまどマギのシマを見に行くが、ピエロ先輩はいない。
ひょっとしたら…パチンコのまどマギだろうか?
パチンココーナーへ急いで向かうと…。
いた。
そしてピエロ先輩に思わず
「まどマギの角台ってパチンコの方だったんですか!」と、言わなくてもよい一言を言ってしまったのだ。
もちろん、変な空気が流れたのは言うまでもない。
パチンコの空き台の履歴を見ているふりをしながら、ピエロ先輩の視界から静かに消え、ジャグラーのシマへと戻った。
そして、早速ゴージャグを回しはじめるものの…。
色々な気を遣った事と、睡眠不足が重なったせいか、BARさえろくに見えない程の極限眠い状態。
15分ほど回した頃には、目を開ける事すらままならなくなってきていた。
今までの人生で一番眠いと言っても過言ではないだろう。
そこで、本日のルールを決める。
一度でも200回転ハマったらやめる、と。
この200回転を回す事さえ困難な状態で、200回転を超える台を追う程のストイックさは持ち合わせていない。
それに、夢にまで見るジャグラーなんてそう簡単にツモれるわけもないのだ。
今日一日くらい、早めで見切りを付けるくらいなんの問題もないはず。
ただ、嫌な予感はしていた。
そんな時に限ってどうしようもなく当たるのではないかと。
なんなら、体調だって悪くなってきている。
それなのに…
まさに設定6の上振れ。
しっかりと睡眠が取れた上に、充分な体調だったらどれだけ楽しかっただろうか。
22回光っているが、光った瞬間を見たのはたったの数回。
どうしてこんな日に。
しかしながら、ほとんどが100G以内の連荘。
やめるにやめられない。
ピエロ先輩に譲ろう、そうしよう。
しかしながら、ピエロ先輩もまどマギのパチンコで大当たり中。
仕方がない。
休憩を取って仮眠を取るしかないか。。。
そう思って店員さんを呼んだところ、店員さんから驚く言葉が。
「本日は休憩を禁止とさせて頂いております」
そんな事があるのか。
しかもよりによってこんな日に。
しかしながら、お店のルールに抗う事は出来ない。
トイレの個室で10分仮眠。
少しの仮眠のおかげで、睡魔がある程度は落ち着いたものの、よりによって店内の照明がすこぶる暗い。
眠れと言わんばかりだ。
ただ、これほどまでの履歴を叩き出しておきながらに、200Gハマった時点で即ヤメというのはあまりにも情けない。
パチスロライターという肩書の名に恥じるのではないだろうか。
そもそも、そんな事は実際考える余裕は無かったのだが。
それから30分ほど回すと…
ムラムラするほどの、更なる上振れ状態。
ずっと夢に見ていたジャグラーを打てているのに、身体がギブと言っている。
しかしながら、台はひたすら「GOGO」と私に訴えかける。
自暴自棄になってしまいそうだ。
ある程度の睡魔なら耐えられるが、下手したら倒れるんではないかという恐怖と隣り合わせだ。
という事で、一時の勝利よりも身体が一番だと言い聞かせ、ある程度回したところで稼働終了。
パチンコまどマギの大当たりを即ヤメしたピエロ先輩に譲って帰宅する事に。
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■投資 : 3k
■回収 : 30k
《収支 : +27k》
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その後、自宅で死んだように寝ていたら19時に。
そして、手元にあるスマホに目をやると、ピエロ先輩から画像付きのラインが。
『ツモりました。』
本当に大事なのは、台のコンディションよりも、己のコンディションである事を身を持って知ったのであった。
と言う事で、最高のポテンシャルを持ったジャグラーを一日打てなかった己を責める結果となりました。。。
逃した魚は大きいですね。
ただ、せめて休憩が取れたら…と、そんな事も考えてしまうわけですが…。
どちらにしても、私の運の無さなのでしょう。
万全なら、万全故のブッ込み惨敗があるわけですからね。
モヤモヤした感は残りますが、また良い出会いがある事を願いながら、本日の記事を終了とさせて頂きます。
またね〜(^^♪
(C)KITADENSHI
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