[2]相性が悪いからこそ燃える [2018/6/1(金)] |
その後も280回転でバジリスクチャンスをスルーし、さらに370回転でバジリスクチャンスをスルーする。
あっという間に3スルーだ。
どうしたらいいだろうか。
こういう時、どうしたらハッピーになれるのか。
そんな参考書はどこに売ってますか?
現在、綺麗に2万円投資。
このペースでいくと、前回と合わせて10万円以上の負債という大台に乗ってしまうかもしれない。
10万円あったら何が出来ただろうか…。
…好きなだけスロットが打てたではないか。
生まれ変わってもスロットがしたい、たったそれだけの事だ。
このままこの台を継続するのか、それとも継続しないのかの2択。
とは思ったものの、実際のところは1択だ。
最初に選んだ台を打ち散らかし、ハゲ散らかすのが私の流儀。
ただ、この流れを断ち切るためにはどうにかしなくてはならない。
こうなったらオカルトでも何でもいい。
普段しない事を実行する必要がありそうだ。
普段しないことをする事で、流れを変える作戦だ。
なんなら、普段と全て逆の行動をしよう。
普段だったら、ここで「コーヒーを購入」⇒「お手洗い」⇒「次の諭吉をサンドへ」という流れ。
しかしながら、流れを変えるべく「次の諭吉をサンドへ」⇒「お手洗い」⇒「コーヒーを購入」の流れに変更。
準備は整った。
後は結果を待つだけだ。
こうして血のにじむような様々な努力を重ねた結果……
それに応えるかのように……
まさかまさかの奇跡が……
起きるはずもなく。
流れは…
むしろ悪い方へと変わってしまったのではないかという程に。
どれくらいの時間とお金を費やしただろうか。
財布に入っていた5万円がなくなろうとしている。
財布に残っているのは、先程購入した鮭おにぎりのレシートだけ。
スロットさえ打っていなければ、ワンランク値段の高い鮭おにぎりを迷いなく買えたではないか。
ホタテおにぎりだってプラスで買えたじゃないか。
スロットなんて大嫌いだ。
愛情が憎しみに変わる時ほど恐いものは無い。
しかしながら、大した演出も起こることなく溶けていく諭吉を見届けるのは、それを遥かに超えて恐い。
この投資を止めるための参考書はどこに売ってますか?
どうせ、この5万円目がなくなろうとも、ATMに行こうとする自らの意思を止める事なんて出来やしない。
こうなったら、全てのATMが壊れてしまえばいいのだ。
でもそうしたら、その前に私が壊れてしまう。
嫌になってしまう。
それ故に、目の前のバジリスク絆に全く集中出来ない。
ただただ、残りのお金で当たってくれる事を祈る事が精一杯。
目押しの必要がないのがせめてもの救いだ。
すると、49k目で奇跡のバジリスクチャンス当選。
現在7スルー目。
そしてそれは…
愛する者よ、死に候え。
使い所が全く違うような気もするが、そんな言葉が自然と出てきたのだった。
通常時の赤7同色からの、真瞳術チャンス直撃。
万枚を達成した人から呪文のように聞かされてきた「真瞳術チャンス」。
正念場だ。
最低10個は乗せたいところ!
いざっ!!
…死に候え。
「2」という数字ですら読めなくなりそうなくらいに心の余裕がなくなる。
最低でも10欲しいのだ。
こんなの嫌なのだ。
やだやだやだやだ!
こういう時に心が軽くなるような参考書はどこに売ってますか?
そして結局の所、このストックを活かすことが出来ずに、最大のチャンスを僅か400枚という結果で、締めくくったのだった。
相性が悪いと片付けてしまうのは、とても悔しい。
しかしながら、
相性が悪いからこそ燃えるという事は現実としてある。
そう、私がスロットと相性が悪いように。
■投資 : 49k
■回収 : 0k(オーケイではなくゼロケイ)
《収支 : 0枚》
人は負けから学ぶ事が多くあると思うのですが、スロットの大負けからは一体何を学んでいるのでしょうか。
なるほど。
勝つ事の楽しさですか。
やはり私は、一生台の奴隷として生きて行くのでしょう。
それでは、これにて今回の記事を以上とさせて頂きます!
またね〜(^^♪
(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
【 メシウマだよ!全員集合! 】 メニューへ