[2]あの日あの時あの場所で、「ドリームクルーン」に会えなかったら… [2018/4/28(土)] |
開店と共に、1台しかないドリームクルーンに一直線。
そして無事に確保。
この時点で7割は勝利。
収支的な意味ではない、気持ち的な意味でだ。
打ちたい台で負けるのであれば本望であり、ある意味勝ちなのだ。
ただ、これだけ強気なのには、やはり「勝ちが続いている」というのも大きな理由としてあるのだろう。
一番理想なのは、10万投資からの6000枚回収みたいな展開。
とにかくドキドキしたいのだ。
解析は眺める程度。
打ち方とざっくりとした仕様さえしっかり押さえれば、大体はなんとかなるものだ。
…と思うことにしている。
もちろん、知らないことによって引き起こされる損も時にはあるだろう。
ただ、
致命的な事なんて何一つないのだ。
負けるときは負けるのだから。
根っからの養分気質だ。
嫌になってしまう。
スロットが好きなのか、刺激が好きなのか、ただただどうしようもない人間なだけなのか。
…いや、恐らく全部当てはまってしまっているのだろう。
嫌になってしまう。
話は戻るが、とにかくこのドリームクルーンは単純明快。
レア役成立 ⇒ クルーン発動 ⇒ 3つある穴の手前に玉が入ればV入賞となり500枚以上獲得
…といった流れ。
細かく説明すると、
順押しの場合、弱チェリーが成立すれば7.6〜16.6%でクルーン発動、スイカが成立すれば21.5〜27.5%でクルーンが発動する。
クルーンが発動したら、あとは約1/5の確率のV入賞を射止めるだけ。
そして、クルーン発生率とV入賞にはほとんど設定差がない。
さらに言ってしまえば、クルーン発生率は設定6よりも設定1の方がが高く、V入賞率も設定6と設定1とでは、ほぼ変わらないのだ。
ただ、その分
小役確率には大きな設定差があるようだ。
…と、いくら無知な私でもこれくらいのことは事前に把握していたのだが…その上で、やはり小役を数えることができない。
重要だと理解はしているが、数えられない。
小役を数える行為が、負けるくらいに苦なのだ。
仮に小役を数えなきゃサンドがお札を拒否すると言う事ならば、スロットとはお別れすることになってしまうのだろう。
しかし現実では、小役を数えなくてもサンドは拒否する素振りすらみせない。
むしろウェルカムな印象すら受ける。
そういう養分にこそ打って欲しい、と。
その結果、数える必要がなくなってしまうのだ。
レトロな音楽と筐体に癒されながら、約1/100で訪れるクルーン発生にドキドキワクワクする事、小一時間。
いざ打っていると、レア役の引きが良い事もあってか、ポンポンとクルーンに玉が突入。
まるで、液晶とは思えない程にリアルな玉が3つの穴を駆け巡る。
グルグルとまわり、入りそうになりながら、入らない。
それが想像以上にたまらない。
それ故に、どの穴に入っても声が出てしまうこの感じ、伝わるだろうか。
そして、一枚目の諭吉が溶ける瞬間…ついにその時はやってきた。
約1/100とは思えない程に発生するクルーンの勢いそのままに、V入賞したではないか。
右上の穴に入る寸前に、フチで加速をつけて一気にV入賞に飛び込んでくるこの玉の名前を、僕たちはまだ知らない。
かの有名なアニメである「あの花」っぽく言ってみたが、とても自然だ。
一回の大当たりで獲得できるのは500枚以上。
入賞時のボーナスは赤7だったが、青7の方が後の出玉には期待できるようだ。
それにしても、本当にこれがモンスターマシン…?
そんな素振りを、少しだって見せないではないか。
誰もが恐れをなすというこのドリームクルーン。
私にだけ優しいとでも言うのだろうか。
だとしたら、秒で恋してしまう。
もし生まれ変われるならば、ドリームクルーンみたいな男になりたい。
気が付けば…
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