[2]起こせ、普通の奇跡 [2017/12/8(金)] |
気合を入れて8時から並んだ甲斐があり、前から3番目。
そして、いざ開店。
決めた。
やはりまどマギ2だ。
いつもピンチを救ってくれたのは、決まってまどマギ2だった。
設定変更されていれば、ギリギリ20kで600Gの天井に届くだろうか。
何かしらの安心感は、例えそれが100%でなくても必要不可欠なのだ。
角台のまどマギ2を無事にゲット。
小役なんて数える余裕はない。
ボーナスをただただ祈るのみだ。
ゆっくりゆっくり回す。
弱チェリーが早速落ちる。
空気の様に通り過ぎる事は十分承知している。
それでも願わずにはいられない。
1k。
2k。
3k。
弱チェリーが嫌がらせの様に落ちてくる。
4k。
5k。
6k。
7k。
8k。。
ここで、静けさの中から突如スイカが顔を出す。
そして…このスイカが無事にボーナスへと繋がる。
同色BIGだ。
本当に良かった。
12kを財布に残したままボーナスを消化する安心感。
このままARTに入ってくれたら、どれだけの幸せを感じられるだろうか。
しかしながら、ARTに入る事はなかった。
ボーナス終了時のセリフは、
「どんな未来が来るのか楽しみだね」
恐くてしょうがない。
高設定に期待の出来る、まずますのセリフだ。
しかし今は、高設定よりも何よりも、いち早く大量の出玉が欲しい。
しかしながら、下皿はあっという間になくなり、恐怖の追加投資。
自己嫌悪に陥る。
それでも、勝負をしなければもっと辛い未来が待っている。
胃が熱くなり、口から火が出そうだ。
残り3k。
回転数は400を超えたあたり。
そんな時だった。
3台あるまどマギ2の逆サイドの角が、中段チェリーを引いて歓喜している。
その中段チェリーは私の子ですので、返してください。
人は追い込まれた時に素が出るというが、これ程に追い込まれながらも、満面の笑みでその方とハイタッチ出来るほどの心のコントロールさばきを、スロットに活かせない事がただただ悲しい。
「今からノリ打ちしませんか?」
普通なら殴られそうなこんな提案を、ハイタッチの勢いで受け入れてはくれないだろうか。
そして私の台。
残り3kで、強演出からの強チェリー。
これが最後のチャンスかも知れない。
しかしながら、発展先は弱い上に、チャンスアップもしない。
あっさりスカる。
そしてそれに続き、スイカハズレからのチャンス目。
今度こそはお願いします!
それもスカる。
まるでいじめられているような気分だ。
残り2k。
1k。
何のレア役もこない。
全ての強レア役に見放され、ついには弱チェリーにすら見放されてしまったようだ。
もはや単独しか…
クレジット内の残り10枚ほどのメダルがなくなったら、手に持ってる15枚ほどのメダルを持ってジャグラーにかけよう。
横に置いてあったお茶をカバンにしまい、ほぼ最後となるレバーオン。
すると…
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