[3]チバリヨの悲劇 [2021/11/23(火)] |
見事な逆転Vモンキーを決めていた。
さぁ2回目の連荘もした事だし、約束通りメダルを流そう。
しかしなぜだろう…。
席を立つ事が出来ない。
「ひょっとしたらまだ出る台なのではないか?」
「やめたら、この後に打った人が5000枚近く出してしまうんじゃないか?」
「せっかく来たんだし、時間もあるし、浮いた分の出玉くらいは勝負した方が納得した一日になるんじゃないか?」
そんな事が脳裏をよぎり、ヤメるという決断が完全に断たれてしまった。
まだ打ちたくて打ちたくてしょうがない。
脳汁が欲しい脳汁が欲しい脳汁が欲しい。
「あの素晴らしい脳汁をもう一度。」
そして、全ての制御を振り払って心のままにぶん回した結果・・・
約2000枚の出玉が全て飲まれ、さらに2000枚の追加投資をしてしまった・・・。
生きているのがこれほどに辛く感じた日はない。
スロットはやはり向いていないのだろう。
どうすれば良いのか。
この悲劇を繰り返さないためには、何かしらの反省をしなければならない。
だとすれば、
「抽選負けした時はおとなしく帰る」
という事だろうか。
それが出来そうもなければ、抽選負けしても必ず狙いの機種に座れるような期待値のある過疎優良店を見つける事。
しかしながら、そのような店を探すのは相当に難しい。
仮に見つけたとしても、いつまでも同じ状況が続くわけでもないし。
あー、嫌になってしまう。
お金もなくなり、精神的な絶望の中、帰宅した。
母の「おかえり」という言葉がこれほど胸に刺さる日はない。
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