[2]奥義「カニ歩き」 [2021/7/14(水)] |
200G超えを連続で食らうものの、依然合算と出玉はジャグラー界の異端児レベル。
とはいえ、まだ1000G。
今まで、そんな浮かれた気持ちと出玉でブン回し、最終的に裏切られた事がどれだけあった事か。
とはいえ、裏切られた時の心の痛みなんてものは、この台を目の前にして微塵も思い出す事など出来ず、
「この台が例えどんなひどい結末を迎えようとも、最後まで打ち切ってみせよう。」
と、養分の塊的な考えを払拭出来ずにいた。
結局、私に出来る事は、1G1Gに魂を込めながら、出玉が飲まれない事を願いながら打つ事だけ。
そうして迎えた3000G目。
なおも、勢いはとどまる事がなかった。
出玉グラフも綺麗な右肩上がりを続けている。
故に、ここまで本気の「ゴーゴージャグラー」に出会えた事に感謝の気持ちがジャンジャンバリバリと湧き出てきた。
とはいえ、まだまだ安心は出来ない。
それからも慎重に慎重に回す事5000G目。
とうとう出玉が3000枚を超えた。
ここまでの展開を誰が予想しただろうか。
本日「ゴーゴージャグラー」を打つ全国のスロッターが、皆夢に見ているデータを、私は朝一0Gから独り占めしているのだ。
全身が震えた。
そして、ペカり過ぎて挙動不審になった。
そして、ようやくここに来て、慎重に慎重に回していたスタイルを、
「全リールフルウエイトで適当打ち」
へとシフトチェンジ。
一回でも大当たりを多く取るために、1Gでも多く回すことを最重要課題として回した。
そうして迎えた閉店時間10分前。
泣いた。
こんな「ゴーゴージャグラー」に出会え、それを朝一から打てた事が嬉しくて赤ん坊のように泣いた。
一度も300Gを超える事がなく、必ずと言ってよいくらい連荘した。
流した出玉もたまたま5500枚(ゴーゴー)。
ただ、この記事を書いている現在、今回の「ゴーゴージャグラー」で得た出玉は、あちらこちらのホールに落としてきてしまったようで、身の回りどこを探しても見当たらない。
私は喜びの涙で埋め尽くされたこの記事を、悲しみの涙を流しながら書いていたのだった。
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