[3]ヒグラシ、ついにグランドラインに [2013/11/26(火)] |
この空白の2日間は、ネットや色々な情報網を使い、本当に熱いと言われる優良店探しをしていた。
良い会社よりも、良いホールを見つける事の方が今は大事だと、自分の中の天使と悪魔が葛藤した結果だ。
そして見つけだし、明日の下見を兼ねてこの駅に降りたという流れだ。
この激熱店も、夢のまた夢のカードを持っていなければ、並ぶ資格すら与えられない。
このお店、毎週のように取材やらが行われているようだ。
さらに、パチスロライターがプライベートで朝から打っているというのは、もはや日常茶飯事だという。
そして、ホールに着いた瞬間その光景に唖然とする。
2台に1台くらいが3箱以上積んでいるのだ。
エウレカ2に関しては、全部で10台近くなのだが、8割くらいが3箱以上積んでいる。
客層は若めだが、なにより、フロアに漂う空気感が異常なのだ。
思わず、ここがグランドラインではないか、ウソップに似た店員に聞いてしまいそうになる。
台が熱いのではなく、打つ人の腕が良いのでは無いか、そんな気にさえなる。
明日は我が身だ、これより我ら修羅に入る。
明日打つ台は花の慶次ではない。
金の臭いは確かにするが、エウレカ2なのだ。
どこに座っても良い勝負が出来そうなワクワク感と緊張感を覚えた。
特に、バラエティのカメレオンが14箱積んでいたのは今でも目に焼き付いている。
一旦お店を出て、近くの大戸屋でホッケ定食を食べながら閉店前まで待機することに。
ご飯を食べながら考える。
本当にこんな毎日でいいのだろうか。
きっと、その答えも明日出るのだろう。。
閉店10分前になり、ホールの最終チェックを行う。
ある程度店の癖が見えてきた。
取り合えず角はどんな機種であろうと出す、それは一目瞭然だった。
エウレカ2の角が鉄板なのは言うまでも無い。
ただ、どっちの角にするか。
両方の3日間のグラフを見てみるが、両方とも3日連続3000枚オーバーだ。
それもまた不安にさせる。
最後に少しハマっていた通路側の角を明日は打つ、そうすることに決めた。
何を根拠に打つと決められるのか。
それは、このお店を決めた大きな理由の1つ。
そう、激熱な上に平日は優先入場なのだ。
早く並べば好きな台を打てるのだから、努力が報われるお店なのだ。
こういうお店をずっと探していた。
そして今日は、この駅に片道切符で来たのだ。
朝の4時から並ぶのは正直、言い過ぎてしまったと反省している。
明日は7時半から並ぶことにする。
9時過ぎに優先入場券が配られるという事だから、たったの2時間くらいの辛抱だ。
取り合えず近くのマンガ喫茶で7時まで寝ることに。。。
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≪ 11月11日(月) ≫
現在、朝7:00。
ほとんど寝れた気がしない。
ここはラージャンの住処なのかと言わんばかりに、周りの寝息がすごい。。
眠気をコーヒーで覚まし、ホールに向かう。
しかしながら、すでに一人の若者が並んでいる。
確認する。
ヒグラシ 『このお店に並んでる方ですよね?』
若者 「はい、そうです」
ヒグラシ 『ありがとうございます!』
若者 「このお店はあまり来ない感じですか?」
ヒグラシ 『はい、全く初めてなんですよ、、噂で熱いと聞いて!』
若者 「自分も最近噂で聞きつけて、、まだ数回しか来てないんですけどやばいですよ!」
そんなやりとりから、この若者と仲良くなるのにそう時間はかからなかった。
この若者もエウレカ2の角狙いだというから、心からお互いの勝利を願った。
そして間もなく開店時間5分前。
今の緊張感は、小学校の時の運動会のリレーで、バトンが回ってくるときの緊張感に似ている。
後ろには100人近くが並んでいる。
後は、途中で転んで気でも失わない限りエウレカ2の角台に座れる。
いざ、開店!!
次週に続く…。
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さて、結果は次回までお預けになってしまいますが、心境で言うと「反省はしても後悔はしてない」と言った感じでしょうか。。。
そして反省点は…ねだらずにはいられなかった、という事でしょう。
と、そんな感じでまた来週会えるのを楽しみにしています!
いつもありがとうございます!
以上、ヒグラシでした!
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