「我が妹がスロッターになった」と、母親から不意に聞かされた。
今までの20余年、私と親のパチンカス具合を冷ややかな目で傍らから見続けてきた妹が、なぜに今更スロットを始めることになったのか。
正直、私にとって衝撃的なニュースだった。
妹は結婚しているため、今は一緒に暮らしていないが故に、スロットを始める事となった経緯を直接聞く事は出来ない。
それに、いざ会ったとしてもその話に触れる事はきっと出来ないだろう。
それほどに、私的にショックなニュースだったからだ。
血は争えないと言ったところだろう。
私のような養分スロッターにならない事を切に願うばかりだ。
という事で今回は、前回の「サラリーマン番長」で派手に勝利して得た資金を持ちマイホへと向かった時の話。
軍資金に余裕がある時とない時では、全くホールの見え方が違う。
余裕があれば、好きな台を好きなゾーンから好きなだけ打てるのだから。
「聖闘士星矢 〜海皇覚醒〜」のリセット狙いでもいいし、3スルー後の台も良さそう。
もしくは、「凱旋」の朝一200Gヤメも、「リセット狙い」or「据え天井狙い」で座ってしまおうかしら。
このように選択肢が多い状態を、人は「幸せ」と呼ぶのだろう。
「世界狭すぎか、ヒグラシ!!」
そんな声がどこからともなく聞こえてくるようだが、幸せになる為には世界を狭める事が時に必要なのだ。
そんなこんなで選んだ機種は、ディスクアップ。
私の中で、秘かにディスクアップ熱が再び上昇し始めているのだ。
それは先月、東京予選が行なわれた「超ディスクアッパー選手権」を目の当たりにした事もあるが、それより何より、当サイトの「
ディスクアップ一撃ランキング動画」で、
「有利区間・・・関係ないじゃん?」
と言わんばかりの獲得枚数の画像も拝見してしまったからだ。
元々甘いと言われている機種で、夢があるのも重々知ってはいた。
しかし、あそこまで夢があったということをあの動画は気付かせてくれた。
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