[2]日雇いストック特化ゾーン [2013/11/5(火)] |
この軍資金での一番確実な立ち回り、それは天井狙いなのではないだろうか。
それも、限りなく天井に近いG数狙い。
それを実行するとなると、ホールにいながらも一日打てない状況だって考えられる。
なるべくたくさんのチャンスを作るためにも、台数がメガトン級のホールを探す事にする。
そして比較的自宅から近く、スロットが500台設置してある大きなホールを見つけた。
もちろん、すぐに向かう。
ここまで狙い台がハッキリと定まっている立ち回りというのも意外と心強い。
狙い台というのは、10k以内で天井まで届く台のみ。
その為に、全ての機種の天井数もメモした。
いざホールに到着してみると、広さと台数の多さに圧倒される。
その上、客付きは少ない。
16:00という時間の問題なのかも知れないが、根拠のない勝ちへの自信が沸き上がってくる。
早速ゲーム数をチェックしながら全てのシマを一周しようとしたその時…
『カイジ3』のシマで、早くも狙い台を見つける。
640回転で捨ててあるのだ。
何かの罠か、もしくは自らの考えの浅はかさなのか。
その台を打とうと決めるまでに2秒の時を経た。
天井は最悪でも900G。
1k当たりの平均ゲーム数は30.5Gという事だから、10kあれば少し余るくらいだ。
天井前に当たってくれ。
少しばかりの心の期待を物ともせずに、10k目の900回転を過ぎた当たりでざわざわTIMEに入り、ロデオキャラ集結からのAT黙示録モードに突入する。
しかし、そのATは50Gスタートから何のドラマも同情もなく1セットで終了する。
獲得枚数約150枚。
しかし、終了画面タッチでバニーが出現する。
これは天国濃厚と見せかけた罠なのか…
記憶の中からバニーを消去しようと試みる。
しかし忘れる事なんて出来ない。
残り27k+約150枚。
150枚で100G近く回せるとして、300Gまで回すとなると更に約7k近くを投資する事になるだろう。
迷わず限りある可能性に飛び込め。
そんな皆の声を頼りに、再び回し始める。
30G付近でざわざわTIMEに入るも、あっさりロデオマシーンから落ち、100G付近から再度ざわざわTIMEに入るも、再度ロデオマシーンから落ちる。
しかしながら、追加投資5kの220Gで当たりで、待ってましたの鉄筋渡り演出。
そこから期待通りのざわざわTIME「渇望の血」へ。
全ての運を寄せ集めてでも、この戦いを勝利に導いて欲しい。
最終決戦!
神は…俺を…祝福せず。。
ここで完全に何かが音を立てて崩れる。
体に力が入らない。
しかしながら、気を失えるほどでもない。
足下に落としてしまった2枚のコインを拾う気力も無く、7kを投資した280Gでその台を後にする。
残り20k。
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