[2]すんずくで、ココロのスキマ、埋められず [2013/10/15(火)] |
**********
≪ 10月10日(木) ≫
目覚まし親分の4回目の怒鳴り声でようやく目を覚ます。
7時半に起きる予定だったのだが、現在すでに8時15分。
9時に開店だから急がなくてはならない。
分かってはいるが、、、
最近はなんだか急激に朝に弱くなった気がする。
歳もまぁ、そこそこ良い歳だし、休みの度に朝一から並ぶのもどうなのよ。
もう少し体を労ってあげてもいいんじゃないかしら。
目をつむりながら、頭の中でそんなやりとりを少しばかりしたつもりだったのだが…
目を開けて時間を見ると8時50分。
いかん、二度寝だ。
ただ、今日はずっと気になっていながらも、一度も打てずにいた『笑ゥせぇるすまん2』を朝からブン回すと決めていた。
もはや今日に限っては他の台に全く興味が無い。
体のバイオリズム的にも『笑ゥせぇるすまん2』を欲しているのだ。
自宅からホールまでは、本来の交通手段であれば30分を要するのだが、今日は特例措置を取ることにした。
そう、タクシーだ。
自宅を出てすぐにタクシーを捕まえ乗車。
運転手 「どこまでいきましょうか〜。」
ヒグラシ 『○○ホールまでお願いします。 ただ、1000円で行ける所まででお願いします。』
運転手 「わかりました〜、お兄さんラーメン屋は好き〜?」
ヒグラシ 『…? たまに無性に食べたくなって、行き当たりばったりで行く程度です。 どうしてですか?』
運転手 「途中にあるラーメン屋が毎回人がたくさんでさ〜。 うまいのかな〜って気になってさ〜。」
ヒグラシ 『へぇ、全然知らなかったです。 ラーメン好きなんですか?』
運転手 「いやいや〜、日本そばが一番!」
ヒグラシ 『…。 へぇ、そうなんですね〜。』
運転手 「あ、お兄さんこの辺でいいかな〜」
ヒグラシ 『はい、ありがとうございます。』
という感じで、ホールから徒歩2分程のところにある、こじんまりとしたラーメン屋「大●勝」の前で降ろされる。
なるほど、ここの事だったのか。
店名につられて、ただの縁起担ぎで人が集まるだけの話じゃないか。
などと思いつつ、もちろん私も縁起を担がせてもらった。
スープまで綺麗に飲み干し、今日の勝利を確信しながら店を出る。
今度同じタクシーの運転手に会ったら、勝利の味がしたと伝えたい。
次のページへ
【 メシウマだよ!全員集合! 】 メニューへ