本日は2020年1月18日(土)。
急いで自宅を飛び出し電車に乗り込むと、これから“センター試験”へと向かう学生諸々の方々が多くいる事に気がつく。
人生がかかっている試験に向かう眼差しは、それはそれは険しく鋭いものだ。
そんな中、誰よりも“センターリール”への執着心丸出しで「サミー東京支店」へ向かう私の名はヒグラシ。
なんなら、誰よりも早くこの戦場へとやってきた。
■ サミー東京支店
そう、今日はサミーが主催する
「第一回 P-SPORTS 超ディスクアッパー選手権」の東京予選の日。
ディスクアップの腕を競う予選大会が、ここ「サミー東京支店」で行われるのだ。
「P-SPORTSって何?」という人の為に、当日現地から調達してきた画像と、そのテキスト起こしを。
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P-SPORTSとは。
ぱちんこ・パチスロの新たな可能性を
多くの方にご提案いたします。
大衆娯楽であるぱちんこ・パチスロにおける
新たな遊びのカタチです。
遊技におけるスキル(技術)を中心に、
”スポーツ”と捉えた
「今までにない新しい競技カルチャー」と
定義しています。
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簡単に言うと、
「スロットをスポーツ感覚で楽しみましょうよ!」というニュアンスだと私個人は受け取った。
そして気になるのが、今回の「超ディスクアッパー選手権」の内容。
簡単に競技説明をすると、
いつも皆がホールで目にする「ディスクアップ」とリール配列が全く同じ台にて遊技。
ただ、この大会仕様の
「超ディスクアップ」では、
毎G液晶に指定された図柄をビタ押ししなくてはならない。
本来の「ディスクアップ」であれば、中リールの枠下に青7をビタ押しする事しかないが、この大会仕様の「超ディスクアップ」では
全リールにランダムでビタ押しを求められるので、場所によって難易度はかなり高くなる。
その指定されたビタ押しポイントを、
●いかに早く
●いかに正確に
●いかに連続で
●いかに運も味方にして
ビタ押し出来るかが高得点獲得の鍵を握る。
細かい加算ポイントなどはここでは割愛させて頂くが、液晶に指定されたビタ押しポイントをいかに成功させ続ける事が出来るかが勝利の鍵を握りそうだ。
1つだけ付けて加えておくと、ビタ押し成功には3種類のランクがあり、
「並ビタ < 良ビタ < 超ビタ」の順で高得点をゲット出来る。
シンプルでありながら、実に奥深いゲーム性だ。
リール配置も変わらず、BGMもそのまま。
さらには大会用に作られた神々しい筐体。
見てるだけで興奮してくるようだ。
とはいえ、今回は残念ながら選手としてではなく、取材としての参加。
ただ、今後「第二回」、「第三回」と行われていくであろうこの大会。
いつかは選手として参加したいと思っているので、今回の取材はもはや自分の為の取材と言っても過言ではない。
そして、今回のこの大会で誰もが目を疑ったのが
賞金。
ドンっ!
1位が331万円!!!
メダルにしたら約15万枚!!!
どうやら数字は、331(サミー)から持って来ているようだ。
それにしてもよだれが止まらない金額・・・。
「取材を放り出して、選手として参加させてはもらえないだろうか?」
そんな心の声がもれてしまいそうだ。
しかも、
これだけの賞金がありながらに参加費が無料。
今後はどんどん参加者が増えていくことだろう。
そんな緊迫した会場のオープニングセレモニーでMCを勤めあげてくれたのが、数々の会場で司会などを務めあげて来た実績のある
「関本なこ」さん。
さらにゲストとしてオープニングセレモニーを盛り上げてくれたのが、
パチスロ必勝本の「嵐」さん、
パチ7の「ハニートラップ梅木」さん、
でちゃう!の「ピスタチオ田中」さん。
ちなみにピスタチオ田中さんは、前回行われたディスクアップ大会でも一般参加者を含め第2位を獲得する程のビタ押し力の持ち主だとの事。
という事で、デモンストレーションで早速その実力を披露!
するはずだったのだが・・・
失敗。
続けて失敗。
という事で、そんなピスタチオ田中さんですら今回の緊迫した空気に飲まれ、平均的に20000点を超えるという本来の実力は出せず。
最終的に「撮影を一旦中止で!」という笑いの一幕もありながらに、最後のフォトセッションの時間に。
これにてオープニングセレモニーが終了。
その後すぐに、予選に集まっていた数百名の方が順に会場へと入って行き、激しい戦いが始まった所で、取材は一旦終了。
次に取材が可能なのは
「上位20名による再予選」からとの事で、その時間まで外で待機する事に。
上位20名が決まった所で、ようやく取材開始。
この上位20名の中からさらに上位8位が決勝戦へと進む事となるのだが、一人一人が不気味なくらいに落ち着いていたのが印象的だった。
その時の様子がこちら。
選手よりもよっぽど私の方が緊張しているのではないかと思う中、ついに試合開始のゴングが!
そして、試合はあっという間に終わり、静けさの中でそれぞれの方の得点が私の視界へと入って来る。
点数が見辛くて申し訳ないのだが・・・
なんと、3万点越えが3人も!
この方達は、ほぼミスなく終了した方々だ。
傍から見ていると、実に簡単そうに押しているように見えるのだから不思議だ。
実際私がやったら1万点いくかどうかの戦いなのに・・・
そして、ついに
20名の中から8名のファイナリストが選ばれた。
カッコいいっ・・・・・・
ここに来て、ここまで勝ち残って残って来たディスクアッパーの方々に尊敬の眼差しを向ける私がいた。
尊敬するスポーツ選手の素晴らしいプレイを目の当たりにして得るような感情とでも言えようか。
なぜ、どんな環境であろうとも毎回しっかりとビタ押しを成功させる事が出来るのか。
日頃ディスクアップにおいて、「中リール枠下に青7ビタ押し」で苦しんでいる自分が情けなくなる。
そして
上位8名のファイナリストたちの代表決定戦では、皆で一斉にプレイするのではなく、一人ずつのプレイになる。
要するに、全員からの注目を浴びながらのプレイとなるのだ。
この緊張感たるや。
という事で、予選で8位通過の方から1位通過の方へと順番にプレイして行った時の模様をダイジェストバージョンで。
■ 「プルーン」さん 26,900点
■ 「ヘッドぺ」さん 21,330点
■ 「はせD」さん 34,150点
■ 「夜景」さん 20,280点
■ 「夜々」さん 18,180点
■ ナカガワさん 27,420点
■ 「ガロンヌ」さん 29,330点
■ 「スポンジ」さん 29,840点
終了!!!
という事で、東京代表に選ばれたお二人は!!?
ドゥルルルルルルルルル
ドゥドゥンッ!!!
■ 東京代表となった「はせD」さん&「スポンジ」さん
いやー、実に激熱な戦いだった。
人が打っているところを見て、これほどに興奮したことが過去にあっただろうか。
なんだろうこの気持ち・・・
とりあえず、帰りにディスクアップ打っていこうかしら。
誰しもが、こんな気持ちになったのではないかと思うくらいに、会場内は最後の最後までディスクアップ熱で沸々としていた。
とはいえど、今回のこの戦いは単なる東京予選。
決勝大会は「大阪予選」と「福岡予選」の強者を交えて、
2020年2月22日(土)に「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2020」の会場内で行なわれる。
これほどの歴史的な戦いを観ない理由はない。
あるとすれば、ホールでディスクアップの設定6をツモった時くらいだろうか。
という事で、これにて
【第一回 P-SPORTS 超ディスクアッパー 選手権(東京予選)】の記事を閉じさせて頂きたいと思う。
(C)Sammy
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