[3]いま、打ちにゆきます。 [2018/6/14(木)] |
まだ誰も座ってないロンリーボーイな「番長3」があったので、リセットからの80%ループが取れれば一発逆転の圧倒的策略だぜ、と漫画的なご都合主義を期待し着席。
そもそもリセットしているかは不明だが……
幸先良くベル7で対決発展。
…………負け。
しかし、特訓に発展し見事に勝利!
最近、出だしだけは調子がいいぜ。
ART中はストックはしなかったが、ループがあったのか2連で終了。
まぁ、最初はこんなものかと思ってたらまさかの引き戻し特訓からの勝利!
特に何も引いてなかったのでおそらく勝利確定の引き戻し。
いやでも高設定を期待してしまう。
いや、落ち着けわたくし!
この思わせ振りな態度になんど弄ばれたことか。
辛酸をレロレロした過去を忘れた訳ではあるまい。
そんなわたくしの過去に同情してくれたのか、この頂ジャーニーは、番長ボーナス1回引き、6セット継続でそこそこの出玉を確保。
次はややハマって506Gで頂ジャーニー。
だが、ベル32越えることなく対決している。
今のところ設定差のあるところの調子がよい。
そしてこの頂ジャーニーが、特にストックもしていないのに3セット目へ。
なんかループでのストック多くない?
若干ながら設定6だけ初当たり時に50%ループストック当選率がやや優遇。
これもしかして本当にあるんじゃないか。
400Gハマった時は止めようかと思ったが、投げ出さなくて結果オーライだったのか。
しかし、これまでの経験上、ある程度まとまった出玉ができた時点で、負ける前に逃げ出すのが良いのではないのか?
ものすご〜くゆっくりと回るリールを眺めながらわたくしは葛藤し揺れ動いていた。
わたくしにこいつを信じ抜く事ができるのかと。
…………
…………あれ?
リールがゆっくり?
……
……
フ、フリーズ!!!
いや〜、自分でもびっくりしましたね。
あまりの嬉しさにちょっと椅子から立ち上がりましたもん。
上に置いてある箱をすかさず取って、全力でなんとか誤魔化すことに成功したのが幸いである。
ここにきて起爆剤となりうる超番長ボーナス。
ストックは1個だったが、番長ボーナスも天国ループしてくれたり、その後はストックもループしたりとトントン拍子で伸びていく。
ニョホ ホ ホ と笑いが止まらない。
「後ろに別積みしても宜しいでしょうか?」
そっと背後から笑顔のまぶしい店員が聞いてきた。
「だが、断る」
とは言わずに、これでもかってぐらいに満面の笑顔でyesと答える。
出玉に余裕があると、人はまわりに優しく接してしまうものだ。
そして、あんなこと、こんなこと、うれしかったこと、おもしろかったことがあり〜ので、ここで一撃3000枚オーバー獲得!
ここ2日間の負債を一気に回収。
まさかのご都合主義的展開。
その上、この「番長3」は設定6の期待もまだある。
チャンスチェリーでも引いてくれれば、もっと高設定の期待が高まるので出ることを熱望し、とりあえず遊技を続けることに。
…………正直、ここまでの道のりは辛かった。
弄ばれながらのスロットは精神的に3倍ぐらい負けた気になってしまう
しかし、そんな時だからこそ、わたくしは忘れてはいけない事があると思う。
負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くことだ。
いや、けっしてパクりではない。
おもいっきりインスパイアを受けただけである。
そして、いくつもの困難を乗り越えてわたくしはまた一歩、漢に近付いたはずだ。
番長3も、まるでわたくしがひとりの漢として成長していくのを祝福してくれているかのように、目の前に神々しいレインボー演出が現れる。
…………、
…………正直、ここまでの道のりは辛かった。
1600G以上ハマったことではない。
いや、ハマったことも辛かったのだが、1番辛かったのは、出玉が崩壊してわたくしの持ちメダルが後ろの別積みの台に1箱のみの状況になってしまったことだ。
「あいつ、1箱だけなのに別積み要求してやがる。 とんだクレイジージャーニーだぜ。」
と、何も知らない通行人が思っていたに違いない。
なんたる辱しめ。
わたくしに別積みを要求した笑顔のまぶしい店員もさすがに気まずいのか、わたくしと目を会わせても苦笑いである。
別積み頼んだのあんたなんだからね!
と、もの申したい気持ちをなんとかグッと押さえ込む。
出玉に余裕がないと人とはまわりに厳しく接してしまうものだ。
いや、落ち着けわたくし。
まだあわてるような時間じゃない。
大丈夫、また同じように連チャンさせて、途中でフリーズを引けばいいだけである。
1度やったことだ、勝利への道は見えている。
知っているかい?
こういうのをジャパンでは「OYAKUSOKU」って言うんだぜ。
大半の人間はここで終わりかと思うだろう。
わたくしもそう思っていた。
「ポスト・ヒグラシ」とかあだ名をつけられてもしょうがないとも思っていた。
しかし、最後にチャンスが訪れる。
32G後に、熱望したチャンスチェリー。
ただ頂ジャーニーが確定するだけだが、わたくしにはまるでまだ戦えると言われているような気がした。
正直、あと1500Gぐらい早くきてもらいたかったが……
大丈夫、また同じように連チャンさせて、途中でフリーズを引けばいいだけである。
1度やったことだ、ビクトリーロードは見えている。
単発終了。
弄ばれちまった…………
確かに1度やったことだが、望んでいたのはそっちではない。
■差枚数 : +760枚 (ここまでのトータル : −1610枚)
何故だろう。
無事にこの番長3では勝てたというのに物凄く負けた気になるのは。
最後まで弄ばれ、絶望にメメタァと打ちひしがれたわたくしは、うっすいボロ雑巾のようになりながら帰路につく。
今回の件でわたくしが得るべき教訓は、スロットでは弄ばれない事が大事だということだ。
まぁ、それが出来れば誰も苦労はしないのだが…………
〜完〜
そんな訳で、反面教師にしてもらいたい華麗な立ち回りを披露してしまいました。
みなさんも、思わせ振りな態度に弄ばれないように重々お気をつけてご遊技下さい。
其れでは皆さま方、また会う日まで、ごきげんようさようなら。
【本日の結果】
■収支 → 無傷では一人前の男にはなれない(負け惜しみ)
■立ち回り → be playful
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