[2]業界健全化〜低射幸性へ向けて〜 [2016/2/1(月)] |
因みにスロットはどうなのか?
スロットはもう少し猶予があります。
なので、暫くの間は色々なタイプの機械が混在するような形になりそうです。
新台販売に関しては、
今年の7月まではAT機の販売が認められているので、高ベース・高純増のAT機は各メーカーから1〜2機種発売されるんじゃないかと思います。
ただその一方で、ノーマルタイプ、A+ARTタイプで、純増2枚以下の機械がどんどん発表されていきます。
例えば、今月2月に入るスロットの新台は、ほとんどが純増1枚とかのA+ART機ですね。
KPEさんの
マジハロ5、藤商事さんの
緋弾のアリア、大都さんの
まつりばとかですね。
逆に3月は、山佐さんの
鉄拳エンジェル、平和さんの
南国育ち、大都さんの
バカナックルと、全て高ベース、高純増のものになってます。
こんな形で7月までは行くんじゃないかと思っております。
今すぐ低射幸性や遊べる機械へと急激に変わる訳ではないですが、ここ数年で様変わりする事は確かです。
本当にようやくです。
今の時代、ぱちんこやスロットの射幸性を上げていった所で、他の公営ギャンブルには勝てないのが明白なんです。
何故なら、競馬やボートなどは、賭け金の上限もなくネットで購入でき、長くても数分でケリがついてしまうからです。
カジノだってそう。
賭け金のケタが違います。
今は日本では駄目ですが、イギリスみたいにブックメーカーみたいになんでも賭け事がOKになったりしたら、現在のぱちんこ・スロットなんてギャンブルとしては誰も興味を持たないと思います。
なら、この業界はどこに向かえばいいのか?
簡単です。
今回のテーマの業界の健全化、遊べる機械の開発、低射幸性にいけばいいんです。
誰もが気軽に長い間遊べる時代に戻れば良いんです。
ギャンブルとして特化するには、手間も時間もかかり過ぎだし、他のギャンブルには敵わないんですから。
今の業界は、本当に中途半端な立ち位置になってしまってるんですよね。
趣味にするにはお金がかかりすぎるし、射幸性を高めた営業にもとっくの昔に限界がきてしまっています。
だから、多少刺激のあるゲームだったり、遊技としての楽しさ、奥深さを提供していく方向に大きく方向転換された形が、業界が長く、大きな遠回りをしながら辿り着いた答えなんです。
今のスロット・ぱちんこが好きだ!って方も沢山おられるのでしょうし、今のスペックやレートじゃ全くもって遊べん!って方もいるでしょう。
客観的にデータだけを見れば、後者の方が圧倒的に多いのがわかっています。
ただ、この低射幸へ向けての動きで離れていくユーザーさんも出てくると思います。
また、遊べるスペックだらけになった所で、一度離れたユーザーさんが戻ってくるとも限りませんし、今のままでは戻ってこない可能性の方が高いと思ってます。
これで業界が良くなる訳ではありません。
問題は山積です。
ただ、大きなきっかけにはなる出来事ですので、このチャンスを活かして多くの人に支持される業界になっていってくれればと思ってます。
皆さんも、変わりゆくこの業界に目を見張って頂き、今まで通りアドバイス、叱咤激励して頂けたら幸いです。
っという所で本日はこの辺で!!
それでは皆様、良いスロライフをっ♪
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