[2]2015年の業界通信簿 [2016/1/18(月)] |
ただ、ぱちんこ屋もこの状況を手放しで喜んでいる訳ではありません。
まずは、
中古機の高騰です。
市場に出回る新台が少ないので、中古機の値段がどんどん上がっています。
そうすると、今まで中古で機械を回していたホールさんが買えなくなり、機械の循環が全く出来なくなっているお店もあります。
中古でもサイクルを回せなくなってくると、これはもう末期症状で、後は静かに最後の時を待つだけとなってしまいます。
またもう一つ。
最近良く聞かれるのが、
死に島(全く稼働がない・人気がない機種の集合体)を入れ替える機械が出ないといった話です。
要は、ただただ島を埋めているような機械が増えてしまっているという事ですね。
新台を入れても新台自体が動かず、死に島が増えてしまうというケースも見受けられます。
これは、スロットコーナーよりぱちんこコーナーの方が顕著です。
昔から死に島はありましたが、最近はコーナー毎の落差があまりにも激しくなってるんです。
ただぱちんこに関しては、自粛前の3月に大型タイトル『北斗無双』と『ガンダム』が控えています。
どちらも大型版権だし、気合も超入ってますからね。
またこのコンテンツか・・・的な感じが否めなくもないんですが、久方ぶりの大型版権に注目が集まっている所です。
というか、北斗無双の展示会には行ったんですが、何というか・・・その・・・
偽物語が楽しすぎて北斗に辿り着かなかったので、どんな台がいまいちわかりません。
せめて月火ちゃんとのデートの様子でもと書こうと思ったのですが、もうこれは別館でも書けないなといった内容でしたので自粛させて頂きます。
だから一言感想だけ。
演出関係は100点満点中3000点ぐらいあげても良いなって感じでした。笑
話を戻してぱちんこですが、北斗やガンダム以外にも各メーカー1機種ずつぐらいは機械を出してきてますので、新台入替が出来ない自粛の間にも盛り上がれる機械が何機種もあれば良いなと思ってます。
逆にスロットはあんまり心配してません!
何故なら、冒頭に出た沖ドキに、さっき話に出た『偽物語』が登場するからです。
カナちゃん、ハナちゃん、月火ちゃんに火憐ちゃんがいれば、もう十分です。
花火が偏り過ぎているのは重々承知してますが、真面目な話をすると、スロットには確固たる島(ジャグ・ハナ・沖ドキ・絆・ゴッド等)、要は入替をしなくても大丈夫!という所が多いので、安心して見ていられます。
今は北電子さんとユニバさんで半数以上のシェアを誇っているくらいですからね!
もう少し他のメーカーさんにも頑張っていただければ、スロットコーナーも更に活気が出ると思います。
さて、お次は遊技人口です。
2015年のぱちんこ・パチスロ遊技人口は
1230万人となっております。
2013年に大台の1000万人を切り970万人となってから、二年連続で増加しています。
ただ、この二年連続増加の数字も手放しでは喜べません。
何故なら、細かく遊技者の動向を調査していくと、遊技頻度は去年より圧倒的に減っているからです。
半数近くの人が「遊技頻度が減った」と答えてます。
週に1度以上の頻度で遊技している方は推計455万人、月に1日程度遊技する人は、先程の週1顧客も合わせて860万人、そして数か月に1度を合わせると先程の1230万人となる訳です。
遊技頻度が減った1番の理由は、
月間の予算です。
1230万人の内のおよそ6割が、月2万円以下の予算で遊んで頂いているという統計が出ております。
今の4円や20円の荒い機械じゃ、2万で1か月は遊べないのは容易に想像出来ますよね。
低貸だって怪しいレベル。
ノーマルタイプや甘デジだけだとしても、なかなか厳しい環境(設定等)なんじゃないかと・・・。
ただその他アンケートの結果をみると、『行く回数を増やしたい』という意見が多く見られるんですよ。
行きたくても行けない!
この有難い想いには応えなきゃいけないですよね。
ただこうした調査結果を見ると、低射幸に大きく舵を切る2016年は少し先が明るいような気もします。
マックスやAT機が好きな人はまだ残っている機械を打ち、もっと気軽に遊びたい!という方には低貸やノーマルタイプや、ARTでも純増が低く遊びやすい機械を触るという感じに選択肢が色々ありますからね。
今年はこのトリテン外れも、明るい話題だらけになればと願っております。
それでは皆様、2016年も良いスロライフをっ♪
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