[3]出玉の『波』は存在するのか? [2015/10/19(月)] |
X氏が言うには、この出玉の波は意図的に作られていて、それには保通協の出玉試験が関わっているというのです。
出玉試験については知っている方も大勢いらっしゃるとは思いますが、一応おさらいという形で簡単に書かせて頂きます。
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≪出玉試験≫
■長期 : 17500回転で出玉率55%〜120%
■中期 : 6000回転で上限150%
■短期 : 400回転で上限300%
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この短期から長期までの出率が全て定められているパーセンテージに収まれば、晴れて試験合格という形になります。
因みにこの出玉試験は、全設定で行われます。
一つでもクリアできなければ、その時点で不適合になります。
(4号機時代は、試験されるのは設定1と設定6のみでした。)
まぁ正直、これが大変厳しい試験で、なかなか適合状況が良くないというのが現状で問題ともなっているのは皆さんご存知の所だと思います。
そして、1型式の試験にかかる試験料は200万円弱!!
メーカーは、この出玉試験をクリアしないことには台を販売することすらできないのです。
基本一回で受かるようなものではないので、同じスペックで5個も6個も通す訳です。
そしてこの試験の一番の難関は、「出玉の上限値」になっているんです。
下限の55%に関しては、よっぽど変なスペックでもない限りクリアします。
(AT機の話をするとこんがりそうなので、今日は止めておきます。)
ただ上限に関しては、中々ハードルが高いんです。
しかも4号機時代と違って、全設定の試験をするので、余計に難しくなってしまっているんです。
だから、この上限値を超えない為にある一定の所でセーブされるように、意図的に操作されているんじゃないかというのがX氏の見解って訳です。
どうです?
めっちゃ胡散臭いでしょ?笑
ただ、この話を聞いた時どこか納得してしまう自分もいたので、ただのオカルトで片づけるにはもったいない気もしております。
花火が一時期やっていたハナハナ波乗り打法というのが、実はいい線いってたんじゃないかと思っております!笑
実際X氏は、ホールで設定に携わっている訳ですからね。
蓄積した膨大なデータのもと、出玉の波を意識しながらうまく調整しているとの事です。
出したい時に出ない、絞りたい時に出てしまう、というのはホールではよく聞く悩みですからね。
あと、その中の話で、僕が実際データを見て一番共感出来た部分が、設定1から設定6の打ち替えよりも、設定6から6の打ち替えの方が出る可能性の方が高いというものです。
これはね、出したい時にホールさんが割とやっている事なんですよね。
なんでか設定1から6の打ち替えだと、立ち上がりがめっちゃ遅かったりして、そのまま気が付かれる事もなく閉店を迎えてしまうなんて事がよくあるんですよ。
だから、本気で出したい時は設定6に打ち替え、数百ゲーム回して更にそれを設定6から6に変えるんです。
実はこれ、やっているホールが凄く多いです。
しかも、データを見比べるとはっきりと違いが出てるんです。
ちなみに、設定6を設定1とかに落とした次の日に何故か出る、という逆の現象もあったりします。
いやぁ、不思議ですよね。
さて、いかがだったでしょう?
冒頭でも書きましたが、信じるか信じないはあなた次第。
こんな事を考えて実際に設定を決めている方もいるんだよ、って話でした。
さて、それでは花火もそろそろ行って参ります。
最近カナちゃんの機嫌が凄く良いですからね!
それでは皆さん、良いスロライフをっ♪
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