[3]2014年9月16日から実施される内規変更/規制の件 [2014/9/4(木)] |
まず何度も書いておりますが、今あるAT機等が一気になくなるとかそういった話ではありません。
そして、現在適合を受けているものに関しても販売は可能だという話です。
また、検査方法が変わるのは9月16日からなので、9月12日までは従来通りの方法で出玉試験を行うとの事です。
なので今後、何機種か通るものもあると思われます。
だから
今年の年末から来年3月・4月ぐらいまでは、今まで通りのAT機が発売される予定となっております。
ただ今年の10月・11月辺りで発売を予定していたものに関しては、続々と発売延期が決定しております。
これに関しては、こうなった以上貴重なAT機をおいそれと出す訳にはいかないといった理由もあるでしょうが、新しい解釈の元で新しい機械を作る時間稼ぎもあると思います。
花火の所属するメーカーの話で言えば、
全く白紙の状態から1機種を作るのに約2年必要との事です。
また開発していた機械のスペック変更(AT機→ART機とかA+ART機)をするにしても、最低半年から1年ぐらいは時間がかかってしまうそうです。
これから各メーカーは、今まで時間をかけて開発していたスロットを変更したり、白紙にしたりしながら、ほとんど一から機械作りをスタートするような状態だという事です。
正直今回のこの騒動に関して言えば、一番被害を被ったのはメーカーだと思います。
まぁ散々注意されながらも、規制の抜け穴を通し続けたんで、自業自得と言えばそれまでですが・・・。
スロットをメインでやっているメーカーは、相当キツイ時代がくると思います。
さて、最後に花火個人の見解を書きたいと思います。
うん、びっくりしたけどまぁ良いんじゃないでしょうか?
正直このままいけば、スロットはおかしな方向へ進んでいってたと思います。
花火が良いと思っているのは、まず現状のAT機がなくならないという事。
これに関しては中古の値段も急騰しておりますが、今後AT機はかなり長く使う、使わざるを得ない状況になるでしょうから、ある程度大事に使われると思います。
そして、AT機を大事にしながら新しい解釈で作られた新台をちょこちょこ入れ替えていく事になると思います。
だから、今までより機械代を抑えられる。
その分、ユーザーにも還元するお店も出てくるでしょう。
そして今のAT機がキツイと思った人達は、A+ARTやRT機、さらにはノーマルといった機械の選択肢も増えてくると思います。
今まで新台入替のみで集客をしていたホールや、台の外側だけを作り込んできたスロットメーカーにはまさに茨の道でしょう。
けど、これで無理やりでも方向転換していくしかありません。
新台入替のみの集客ホールは、まだAT機が出せるこの半年ぐらいの間で、お客さんに自分のホールの色を伝えていかないと、今後はやっていけないでしょう。
スロットメーカーもそうです。
何の為に機械をつくるのか、誰の為の機械なのか??
今一度基本に立ち返る時がきたのです。
様々な所で警鐘が鳴っていたにも関わらず、結局は外的要因でしか変われない業界に嫌気はさしますが、とても良い機会だと思います。
うちの開発陣に話を聞いても、割と前向きな発言が多く安心しました。
今後様々な変化が起こるでしょうが、その変化の波に合わせて動くしかないのもまた事実。
今回の出来事が皆様、エンドユーザーにとって良い方向に向かう事を祈っております。
この件に関しては、皆さん興味があるでしょうし、今後も色々な事がわかっていくとおもいますので、新しい情報が入り次第、またコラムにさせて頂きます。
今回はまず第一報という事で!
それでは皆様、良いスロライフをっ♪
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