[3]スロットとぱちんこ、開発するのはどっちが難しい? [2014/8/18(月)] |
『だから、お金に糸目をつけなきゃって話だから、事実上不可能って事だよ。 それぐらい役物に関してはサンセイさんが上をいってるって事。 他のメーカーも相当悔しい思いをしてるはずだよ。』
やっぱりそんな甘いもんじゃないか・・・。
けど、外側ばっかで中身はそんなに変わらないって事なのかな?
そこらへんも聞いてみよう。
『ふーん。 そんなもんなんだなぁ。 因みに中身についてはどうなの? そんなに変わらないって事?』
『いやいや、あくまでも外側が違いすぎるっていうだけで、中身だって当然違うよ。 一番大きいのは、ぱちんこは当りか外れのみって所かな。 スロットだと、AT機は前兆があったり、チャンスゾーンがあったり、大当たりにも種類がいっぱいあるから、多少通常時をひっぱれたり、大当たり中も結構遊べたりするけど、ぱちんこは基本外れるか当たるかの二択しかない。 後は確変のあるなしってのも大きいかな。 だから通常時のリーチバランスだとか、保留数によって演出バランスを変えるとかで台の印象が大きく変わってきちゃう。 これも難しいんだよ。 下手なメーカーだと、ただごちゃごちゃするか、逆にもの凄いシンプルな台に出来上がっちゃうんだよね。』
なんとなく言ってる事はわかるな。
京楽さんとかごちゃごちゃしてるけど、その中にもしっかりした法則性があって一本筋が通ってるからユーザーにも支持されるけど、京楽さんを真似しました!みたいな感じだと本当、無秩序に演出が起こってる気がしますからね。
『今までの話を聞いてると、スロットよりぱちんこを作る方が難しいってこと??』
開発Aは暫く考え込んで、口を開きました。
『一番難しい質問だな。 ぱちんこの方が、ハード面とソフト面と両方作って行かなきゃならないから、その点でいったらぱちんこの方が大変ってなるんだろうけど、スロットだって簡単に作れる訳じゃないしなぁ。 ぱちんこメーカーのスロットが結構良くなってきてるけど、それでも打つと違和感がある台の方が多いからね。 結局どっちもヒットを生み出すのは相当大変だよ。 後は、似てるようで全然違うから、スロット的感覚でぱちんこを作ったり、ぱちんこ的感覚でスロットを作ると必ず失敗する。 ここらへんが、ぱちんこで上手くいったメーカーがスロットでヒットしなかったり、その逆でスロットメーカーのぱちんこは・・・って言われる原因だと思うよ。』
『なるほどねー。 面白い話をありがとう! それじゃ新しい機械楽しみに待ってるよ!』
っという事で、開発Aとの会話は終了しました。
やっぱり中の人との会話は楽しいっすね。
結論としては、ぱちんことスロットは全く別物だって事っすね。
これをはき違えているから、ぱちんこで成功しててもスロットだったら上手く行かなかったり、その逆もしかりって事でした。
けどやっぱり、どこのメーカーも両方でヒット機種を出すというのを目標にしながら今後もやっていくんだと思います。
最近だと、ついにはマルホンさんまでが今期スロットに参入するそうです。
今後ももしかしたら、サンセイさんのスロットに、ヤマサさんのぱちんこなんてものが登場するかもしれません。
確かに両方当てるとかなりデカイですからね。
今は結局、どちらかがお荷物になってしまっているメーカーさんがほとんどですんで。
これをあまり追及しすぎると、花火の所属メーカーがばれてしまいそうだから、ここら辺で止めておきます。笑
ということで、お盆の明け返しに期待しつつ本日も突撃してまいります!
それでは皆さん、良いスロライフをっ♪
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