そして今度は、実際に新台を本社に見に行きます。
そこでその機械の研修を受ける訳です。
機械の特性や仕様等聞いたり、実際の試打、あとこれは花火の所属するメーカーだけかもしれませんが、実際にその機械を作った開発者がきて、開発コンセプトや開発秘話など聞きます。
その後は、実際開発チームと営業で意見交換の場が持たれて、ホールの要望や最近の機械への不満などをぶちまけます。
これに関しては毎回熱い議論が交わされるんで、結構楽しんでます。
機械を開発する人たちと直接会話する機会なんてそうそうないんで、各営業マン好き勝手言います。
花火も、日頃負けた恨みも乗っけて、文句や不満をぶちまけます(笑)
ここで出る話は、本当に細かなことから、実際のスペックの話まで様々です。
例えば・・・
●筐体の壊れやすい部品の改良
●レバーや下皿の使い勝手
●やめてほしいセリフ演出やカットイン
●押し順の数字が見辛い
・・・など。
ここで出た話が元で改良された事も結構あるんで、新機種が出る度にこの話し合いに割かれる時間が増えてきました。
皆さんの不満もコメントに頂ければ、次の機会に思いっきり伝えますよ!
こんなん書いたら一杯来そうだなぁ。
まぁ、何はともあれこんな感じで新機種のお披露目をする訳です。
そして実際に営業所に台が届くのは、納品2か月前くらいですかね。
ここで改めてしっかりと試打します。
通常設定とデモ設定を見ながら、丸一日ぐらいかけて実機の特性をつかみ、大抵の質問には答えられるように細かな数値等全て把握します。
そしてショールームの準備をしたり、資料等を用意してから、ようやくお客さんにアポを取っていくんです。
こっからは持込みや来社含め、昼も夜も休日も関係なく、訪問していく感じですね。
実機を車に積んでホールさんに案内しに行くんですけど、花火が住んでる東北は半端じゃなく広いんで、忙しいといっても運転の時間がかなり占めてると思います。
因みにここ最近の2週間で、4,000キロぐらい走ってます(笑)
まぁ、花火は会社の中でもかなり移動が多い方ですけどね。
新台をホールに説明する時は、資料での説明→見本機でのプレゼン→試打→質疑応答→クロージングって感じです。
一連の流れで二時間ぐらいかな?
んで、花火が持ってるホールさんの数だとこの流れを30回ぐらいやります。
だから、新台がぱちんこ屋に出る前には、演出や機種特性をほぼ把握しちゃうんで、お店に納品される前には飽きてます。
花火は、ホールで自社の台を結構打つ方ですけど、自社の台はほとんど打たないって営業マンも珍しくありません。
お金使って打つとまた全然違うんですけどね。
ホールに試打してもらうのも、本当は身銭切ったりしながら台選定してもらえば、今とは全然違う結果が出るんじゃないかと思ったりするんだけどなぁ。
これが全て終わって、案件収集→契約→設置手配→納品→開店立ち合いって感じです。
後は、この台を打って皆さんが楽しんでもらえたら、ようやく任務完了ってとこですね!
皆さんが打ってもらうまでの道のりはこんな感じになっております。
花火もようやく一息つけそうですね。
打ててない新台が沢山あるから、何打つか迷っちゃうな。
まずはCRリングにスロットリング辺りかな!
くぅー、楽しみだ!
それまで、あと3日ほど頑張ってまいります。
それでは皆さん、良いスロライフをっ♪
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