[3]回らない不満、自己中心的なメーカー [2014/6/16(月)] |
今に始まった問題でもないですけど、最近は特に高い。
やり過ぎでしょう!
確かに昔のスロットに比べたら、液晶も役物もスピーカーにランプ等、コストは間違いなく上がっていると思います。
ただそれにしても高いでしょ!
1台あたり40数万って・・・。
中古の車が買えちまいますよ!
そりゃ大事に使えって言われても無理があります。
そしてそのほとんどの機械が、機械代すら回収できないまま世を去っていく。
長く使える機械が少なく、一機種辺りの販売台数もどんどん落ち込んでいるから、今度は新台を乱発する。
ほとんどのメーカーがそういう状態に陥っています。
ちょっと本当に落ち着きましょう。
会社を存続する為だからしょうがないなんて思ってるかもしれないけど、このままじゃ業界自体がなくなってしまいます。
2004年から2014年の10年間で、遊技人口は半分にまで減りました。
10年で遊技人口半分になる業界なんて他にありませんよ。
ネットやスマホの普及で、ゲームや様々なSNS等、外的要因は勿論色々あるんですけど、それでもおかしいでしょ。
本当に業界全体で色々な事を取り組んでいかないと、このままだと10年後なんてどうなってるか想像するだけでも恐ろしいです。
読者日記を読ませて頂いても、結構この業界の行く末を心配する声が多数あります。
ユーザーに心配させちゃ駄目ですよね。
安心してぱちんこ・スロットを打てていないという事の裏返しですから。
その点JRAとかは素晴らしいっすよ。
同じく競馬人口は減ってはいるものの、業界全体の努力で減少に歯止めがかかってきてますからね。
業界全体のクリーンなイメージの浸透。
競馬場自体でも様々なイベントや試みをしてどんどん身近になってきています。
ここまでは悪い事だらけだったのですが、最後に一つ前向きなニュースをお伝えしたいと思います。
今回この業界に、一つの団体が誕生しました。
それが『遊技産業活性化委員会』なるものです。
これは、ホール・スロットメーカー・ぱちんこメーカーといった全ての業界団体が結集して立ち上げたものになります。
今までも似たような団体はあったんですが、ここまで大規模なものはありませんでした。
そしてこういった団体にありがちな、TOP会談とか全く意味のない会議ばっかりを繰り広げるといったものではなく、現場の実務者レベルの人達を含んだ人達で継続的な議論が行われるそうです。
今までになく、かなり実務的・現実的な話し合いがされております。
ここで花火が書いてきたような諸問題もしっかり取り上げており、改善策や各メーカーへの自主規制・ホール団体への要望を即上げたりと、フットワークも軽そうです。
こういった議論が活性化し、業界全体が一つの方向を向きながら取り組めば、どんな問題も解決できると思います。
冒頭にも書きましたが、自分の首を自分で締めているというのが大半ですからね。
自分の力を緩めれば良いだけです。
この団体が、より良い業界の未来を作る大きな第一歩になるよう期待しております。
さて、花火は可愛いヒロイン達に癒されてこようかなー。
それでは皆さん、良いスロライフをっ♪
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