[3]前評判の高い機種がコケてしまう理由 [2014/1/6(月)] |
機械の説明の仕方って、メーカーや地域によっても差があると思いますが、大規模な展示会以外はどこも似たり寄ったりになってきています。
大体の流れは以下のような感じ。
まずは、資料ベースでスペックやモチーフの説明。
この台がどういったタイプで〜とか、このスペックの特徴は〜とか、モチーフはこんなに凄いんです、とかそんな感じで入ります。
そこから、見本機によるプレゼンが始まります。
大体各メーカーともに、プレゼン用のストーリーが台に組み込まれてます。
通常ステージの説明から入り、低確、高確の概念、小役の役割などを説明して、ボーナスやらATやらに突入、派手な上乗せ→特化ゾーンって感じですね。
そして最後に納期やら台数やら条件・価格等を含めたクロージングって感じです。
この一連の流れは、見本機の作り込みもありますが、営業マンのプレゼンの仕方によっても大分台の印象が違うんです。
そしてここら辺が実際の評価と台の評価の違いの元になる部分だと思います。
例えば、先程花火が面白そうだと書いたガンダム。
これはフィールズさんが販売をしてますが、フィールズさんは本当にプレゼンが上手い!!
まぁ、僕が聞いた方がガンダムの原作を超愛してる方だったというのもあるかも知れませんが、総じて営業マンのプレゼンスキルは高いと思います。
見本機自体のレベルが高いのは大都さんだと思います。
これは業界関係者に聞けば8割ぐらいの支持を集められると思います。
元々大都さんの台は煽りが上手かったり、演出を派手に見せたり気持ちいい音を入れたりするのが得意なんで、台の良い所を集めると相当面白い感じに出来上がるんですよね。
だからもう見本機とかプレゼンとか出来上がりすぎて、逆に胡散臭い感じすらします。
ホールの方々も最近では、説明は要らない、通常設定を打たせてくれって方も結構いますからね。
ただこれはこれで微妙です。
お金を使う訳でもないスロットって大抵つまんないんです。
しかも大した時間打たない。
これでは台の良し悪しなんて解るわけないんですよ。
それにホールの人達はスロットの事が解らない人が多すぎる!
全くわからないって人も珍しくないですからね。
これはどういう事だって話ですよ!
5号機になってからはやらなくなったとか平気で言う人いますけど、まじふざけんなって思うんです。
それで良く得体もしれないものを買って、自分のホールに置いてお客さんに打たせられるなって。
そりゃメーカーも悪いと思います。
これだけの機種をボンボン出して、値段は高騰、抱き合わせなり台数縛りなり未だにやってますからね。
ホールさんもうんざりするのはわかるんですが、やっぱりスロットが全く解らないってのは問題だと思います。
大工さんが木の材質も長さも太さも知らずに家建てるようなもんですよ。
こういう厳しい時代だからこそ大事な事だと思います。
2013年は、業界にとってはなかなか厳しい一年になりました。
これに拍車をかけるかの如く、2014年は消費増税というでかい障壁が目前に迫ってます。
ここは大きな分かれ道になると思っております。
生き残る企業、そうではない企業、沢山出てくるでしょう。
今年は、去年に増して我慢の年ではないかと思います。
それでも花火はなんだかんだ文句を言いながら、スロットを打ったり、台をせっせと販売するのでしょう。
そんなトリテン外れの向こう側の世界から、こうして皆様に色々な話が出来たら幸せです。
いつもいつもコメントを下さる方々、投票してくださる方々、本当に感謝しております。
そんな皆様にお得な情報、暇つぶしの少しの楽しみを提供出来たら幸せです!
重ね重ね本年も宜しくお願いします!!
皆様の2014年が素敵な1年になる事を祈りまして今回は終わらせて頂きます。
それでは皆様! 良いスロライフをっ!!
【 トリテン外れの向こう側 】 メニューへ