[3]「ゾーン狙い・天井狙い」が通じない、「設定重視」の時代へ [2016/12/5(月)] |
そういえば、最近それを象徴するような話がありました。
とあるホールさんが、最近になって初めてサザンアイズの設定Cを使ってみたそうです。
導入から数か月が経ち、しかも初めて設定Cを使う。
結果は、朝一ビッグを引いたっきり、50Gで止められたまま閉店を迎えたそうです。
総回転数150G、ビッグ1回でお終いです。
朝一に確率の重いビッグを引いたからやめたのかもしれませんが、少なくともユーザーさんの中では、このお店のサザンアイズに設定Cが入る事はないと認識されていたんじゃないかと思います。
これが普段から設定Cを使っている、もしくは使う可能性があると認知されていたら、例え朝一にビッグを引いたとしても、もう少し粘ってくれたんじゃないかと思います。
こういう事が、今後色々な所で起こってくるでしょう。
その時になって、慌てて設定を入れ出したって遅すぎます。
設定を入れているよ!って示唆出来ない訳ですからね。
当コラムで何度も書いてますが、動かなければ設定1も6も変わりません。
お客さんに気付いてもらわなきゃいけないし、少なくとも設定が入っているかもしれないと期待感を持って頂かないとお店に足すら運んでくれません。
今回のバジリスクVの稼働や出玉感も、お店によって相当の差がありました。
もう、新装初日からブッコ抜くようなお店は、初めから無理して新台なんて買わなきゃ良いと思います。
自店の為にも、ユーザーさんの為にもなりません。
現に今は、新台効果が薄い訳ですからね。
バジV買わなかったけど、絆に設定を入れて今後も大事に使うよってアピールだって出来る訳ですから。
勿論購入したんだったら、全力で使うべきです。
何の為の新台か。
折角ユーザーさんに「座ってみよう」と思ってもらえる動機に、少なからずなる訳ですしね。
今は新内規に移行したてで、そんなに新台を入れる必要もないのかなと思います。
ぱちんこのMAX機のように、すぐにAT機を撤去しなきゃいけない訳じゃないですからね。
隣の店が買うから買う。
評判良いみたいだから買う。
そんなふんわりした理由で機械を購入するべきじゃありません。
本気で使えるなって台だけで勝負できる時代だと思いますよ。
よく、新台を入れないリスクって話が出てくるんですが、今は入れるリスクの方が高いんじゃないかと思ってます。
勿論、「中途半端な覚悟で新台を入れるリスク」という意味です。
覚悟を持って新台を売る、買う、運用する。
メーカーにもホールにも、そこら辺の意識が大分欠けているんじゃないかと思います。
新台を買わない勇気、もしくは買ったのだったらしっかり運用をするという覚悟。
今必要なのはこれだけです。
今入れようとしている機械、本当に必要ですか??
業界の覚悟が問われています。
ユーザーさんには、厳しい目でジャッジをしてもらえたらと思います。
行動に移しているお店も増えてきましたからね!
それでは今週はこの辺で!
それでは皆さん、良いスロライフをっ♪
【 トリテン外れの向こう側 】 メニューへ