これもね、花火だけの問題ならまだ良いんです。
自分とホールさんとの間で消化し、解決すれば良い話だから。
良いとは言いつつ、かなりダメージを受けるのは確かですけどね。
ただ最近は、こういった商戦を他人に強いなきゃいけないようになっています。
自分が納得いかない事を、消化しきれない事を、他の方にやらせなきゃいけないんです。
これが今一番辛いんです。
ホールが抱き合わせに付き合わなきゃいいだけの話じゃないか!って思いますよね?
花火もそう思ってました。
けど皆さん、まどマギやゴッド、北斗、番長にジャグラー、海に牙狼に花の慶次。
これらの機械が一つも入ってないホールに行きたいと思いますか?
それぐらい、どこもかしこも抱き合わせを行なってるんです。
初めてぱちんこを打った感動が忘れられなくて、それ以来スロット・ぱちんこの魅力に憑りつかれた花火は、P業界に入る事を決意しました。
そしてこの業界に入って約10年。
トリテン外れの向こう側、リールの裏側に入っていった花火は、色々と経験を重ねてきました。
ホールとしての悩み、メーカーとしての立場、イチ営業マンの苦悩、ユーザーさんの諦めや苛立ち。
様々な事を感じながら、抱えながら、悩みながら、10年やってきました。
花火の心境や状況にも様々な変化がありました。
ただ一個だけ、一つだけ変わらないとしたら、スロットやぱちんこが好きだという想いだけです。
何をどう文句言ったって、今でもスロットやぱちんこを打っている花火がいます。
確かに回数は減ったし、触らない機械も増えてきてしまっているけど、7を揃えたり、ハナが光ったり、カナちゃんが歌いだしたり、リーチ目がズバっと出る瞬間はやっぱり楽しいんですよね。
業界にいる人だって、なんだかんだで好きで打っている人も多いです。
何度もこのコラムで書いてるけど、元々スロットやぱちんこが好きで好きでしょうがなくて業界に入った人ばかりです。
それぞれが色々な想いを抱えながら、今の業界で働いているのだと思います。
本気で業界の未来を考え行動している人も沢山います。
皆が皆しょうがないと諦めてしまったら、本当にそれで終わりです。
足掻くしかないし、言い続けるしかないんです。
機械で勝負しようよ!
そしたら営業マンなんかいらないけど、もうそれならそれで良いよ。
行列が出来る美味しいお店みたいに、味で勝負しましょう。
だって、面白い機械作れない訳じゃないんだもん。
メーカーにもメーカーの言い分があるのは重々わかってるし、さらに規制もかかって難しくなるんだろうけど、それでも今の状況は異常です。
買いたくない機械を買わされて予算がなくなって、ってこんなバカみたいな話はないです。
業界誌で「業界の未来を!」なんて真面目に語ってるメーカーのお偉いさんを見ると虫唾が走ります。
会社経営は綺麗事じゃ回らないんだろうけど、力を入れる所、テコ入れする所は他にいくらでもあると思います。
頼むよ、大好きなんだよスロットが!
いつか大きく変化がある事を信じ、これからも頑張っていきます。
それでは皆さん、お盆にあまり突っ込まないように!!
では良いスロライフをっ♪
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